2023年11月03日

【昇格争い】いよいよ最終盤になった2023年のJ2【残留争い】

まず冒頭にお詫びを。今日ヴァンフォーレ甲府×ロアッソ熊本の試合が組まれていたんですね(汗)。その結果が反映されてしまっているので、昇格争いがほぼ決定状態になったかもしれないので、あまり面白味の無いものになってしまっていることをお詫び致します(泣)。
そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、★は昇格確定、※は残り試合数が少ないチームです。


1位 町 田(81)+40 ★
2位 清 水(70)+40
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 磐 田(69)+24
4位 東京V(69)+23
5位 甲 府(64)+11
6位 千 葉(64) +9
=== 昇格プレーオフライン ===
7位 山 形(61) +7 ※
8位 長 崎(59)+11


・・・先述の通り、甲府×熊本の試合があり、その結果甲府が勝ったため、昇格プレーオフの掛かっていたファジアーノ岡山とザスパクサツ群馬は可能性が消滅となりました。この2チームは悲願のJ1入りを掛けて戦っていただけに、非常に残念ですね。群馬は中止(後日開催)の2試合を生かせなかったのが消滅に至った原因だと思います。群馬は今後大槻毅監督で采配を振るうことになると思いますので、苦しい時期のメンタルをどうするのかが課題なのかなぁ・・・。
9位には大分トリニータが控えているものの、勝ち点を64に積み上げられたとしても、得失点差が-3になっているため、大量得点をゲットしない限り無理になってしまったので、ここも事実上消滅なのかなと思っています。甲府が引き分けか負けならチャンスが残っていたんですけどね・・・。


自動昇格枠は、優勝したFC町田ゼルビアが1つ埋めた状態になっています。様々言われていますけど、これまでのサッカースタイルをブレイクスルーした采配は、素直に認めるべきだと思いますね。禁断の移籍とかに関しては、対象チームにとってはメンタル面でキツいですけど、ルール上問題無いところを見れば、そのルールが変わらない限りは認めざるを得ないのかなぁ。

となると、残った自動昇格枠をどこが狙うか。現状だと清水エスパルスが一歩リードなんですけど、ジュビロ磐田と東京ヴェルディが1差で迫っているので、気が抜けないどちらも1年の復帰と15年ぶりの昇格が掛かっているので、ラストスパートは前のめりの一言で片づけられるかという勢いになるでしょうね。特に磐田はプレーオフは嫌でしょうから(ニヤニヤ)。<スペシャルヒント : モンテディオ山岸(笑)。


そして、昇格プレーオフ枠。来年はJ1のレギュレーションが変わり、20チームに増えるため、プレーオフを勝ち抜いたチームが自動昇格になります。つまり、今シーズンの自動昇格枠は3なんですね。もちろん、今年だけの特例ですから、こんなチャンス放っておくほうが悪い(ニヤニヤ)。
今日の試合で甲府は生き残り、モンテディオ山形とV・ファーレン長崎は少し厳しくなったかなぁ。特に長崎は2連勝が必須なので、累積警告や一発退場に気を付けながらの試合運びになって来るでしょうね。調子も下り坂のようですし・・・。自動昇格を狙っている東京Vと甲府は負け無しなので、プレーオフに残れそうなのは、この2つでしょう。ただ、東京Vは自動昇格を目標にしていると思われるので、そうなると磐田との争いになるのかな。そして、チョンボさえ無ければ、ジェフユナイテッド千葉も大丈夫でしょう。もしかすると、昇格枠とプレーオフ枠は、今日の甲府の勝利でほぼ確定になったかもなぁ(泣)。


それでも、何が起こるかわからない。なので、町田を除いた今後の試合を見ていきましょう。既に試合が済んだ甲府の日程も2試合分載せます(泣)。青がホーム・赤がアウェイになります。


清 水 大 宮 水 戸
磐 田 水 戸 栃 木
東京V 栃 木 大 宮
甲 府 熊 本 山 形
千 葉 群 馬 長 崎
山 形 いわき 甲 府
長 崎 仙 台 千 葉


日程的に楽そうなのは、どこもない。どこかで直接対決ないしは残留争いが絡んでいる状況です。
清水は残留の掛かっている大宮アルディージャとの争いがあるのですけど、舐めて掛かると勝ち点を取りこぼしかねない例年ラインコントロールには定評のある大宮ですから、何が起こるかわからない。これは最終節に戦う東京Vにも言えることですね。清水戦で降格が決まると、東京Vは戦いやすくなるんでしょうけど、はてさて。
磐田も最終節に栃木SC戦が絡んでいますけど、残留争いが終結していれば、唯一どちらの争いにも絡まないチームになるので、昇格争いに俄然有利になる可能性があります
長崎はベガルタ仙台に負けるか引き分けになると終戦なので、次戦う千葉は有利な状況になることを願っているだろうなぁ・・・。千葉は自動昇格を狙えない以上、1つでも順位を上げたいですし、こちらも東京Vの次に昇格から遠ざかっているので、悲願の昇格となるか。同様に甲府は山形といわきFCの一戦に注視することになるでしょうね。ここで山形が勝てなければ、甲府も有利になるでしょうな。


一方で、残留争いは以下の通りになります(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、×は21位以下が確定になったチームになります。


18位 栃 木(44) -6
19位 いわき(44)-24
20位 山 口(44)-26
=== 降 格 ラ イ ン ===
21位 大 宮(39)-28
22位 金 沢(33)-29 ×


シンプルに大宮が2連勝しないと残留不可なのですけど、得失点差も大きな影響を与えかねない状況で、複数点を入れてかつ最悪クリーンシート狙いでいかないと、20位以上に入ることも不可能という有様。さらに上位陣が勝てば、その道のりはさらに険しくなるというふうなので、もう大宮は決定でいいんじゃないかなと残念ながら思っております。一方でツエーゲン金沢は、どうあがいても21位までしか上がれない。重症だったのが金沢だったのが意外。新スタジアムが来年落成とのことなので、これはギラヴァンツ北九州以来の新スタの呪いが発動なのか・・・。

なお、J3の動向次第では21位でも残留の可能性があります。というのも、FC大阪にJ2ライセンスが不交付になったためです。仮にFC大阪が2位以上に飛び込めば、21位のチームは残留になります。これは大宮の方が可能性が高いのかな。金沢も無くは無いですけど、得失点差を越えられるかが課題になります。どちらも守備が酷いので、前述のクリーンシート狙いも難しいんだよなぁ・・・(汗)。


残留争いチームの日程は以下の通り。青がホーム・赤がアウェイになります。


栃 木 東京V 磐 田
いわき 山 形 藤 枝
山 口 町 田 熊 本
大 宮 清 水 東京V
金 沢 大 分 岡 山
この日程を見ると、つくづく金沢はもったいないことをしているなと。ちゃんと勝ち点を積み上げていれば、残り2試合が共にホームなので、有利に戦えていただろうに。最下位の状況で最大6を積み上げられたとしても、ほぼほぼ降格確定の中での試合になるので、モチベーションが心配。頑張ってほしい。
大宮に関しては、先述の清水戦次第。相手が舐めて掛かってくれれば、残留の道がか細いながらも残る。次の東京V戦も苦しいでしょうけど、少しだけ気が楽になるかもしれません。
ただ、ほぼ残留を確定しているとも言える3チームは、栃木以外は頑張れば何とかなるかな。栃木は2019年の時の残留劇が描かければ・・・となるのかな。結構大変ですわ。


残り2試合(甲府と熊本は残り1試合)、悔いのない戦いをして下さい。サポーターの皆様は現地で最後の一押しをしてあげて下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 21:37Comments(0)

2015年10月25日

FC岐阜観戦記2015 第18節 3年ぶりの勝利

FC岐阜、今日は長良川競技場でジェフユナイテッド千葉との一戦を迎えました
ここに来て、岐阜は最も正念場とも言える試合を迎えることになりました。というのも、前回のホームである徳島戦に逆転負けを喫した後、アウェイ2連戦の京都サンガとは引き分け、Vファーレン長崎とは2-1の逆転負けを喫し、状況としては最悪な中、2012年以降勝ちに恵まれていない、裏を返せばラモス体制下では1回も勝っていない千葉との対戦になるわけです。しかも、守備で活躍を見せていた富士祐樹選手と青木翼選手がともに累積警告で出場停止と選手繰りにも苦しいと思われる中でのこの試合、正直勝てないかもしれないと思っていた試合でもありました。

この日、関東圏では木枯らし1号になったせいか、朝から少し寒い1日になりました名古屋も岐阜もどちらも肌寒いどころか上着1枚羽織らないと寒いほどでした。屋台村には温かい飲み物がホットコーヒーしかないので、この時期温かい飲み物を常備してほしいものです。近くにあるセブンイレブンが無能すぎるので(泣)。


SHL23_1999さて、会場に着いた時に目に付いたのは、プレハブや仮設トイレ。どうやらプレハブは更衣室関係のものらしく、仮設トイレはトイレ関係のメンテナンスで使用するようです。
競技場も何かしらの改修を行うのですかね、席以外にも。確かトイレはJ1基準に達していないというのを見たような・・・。まぁ、早いこと対策は練っておいた方がいいわね。



SHL23_2000今日の試合は、中津川市のホームタウンデーということで、リニア新幹線の模型が登場中津川は岐阜で唯一の停車駅で、名古屋の次の駅になります。
ここでちょっとしたものを買ったのですが、それはまた後日。



SHL23_2001こちらは、アウェイ席のジェフサポーターの皆様。そこには、「岐阜 恩田社長 負けるな!」という激励の横断幕が。
病気の中でも社長業に奮闘している恩田社長への激励、本当にありがとうございます。ただ、欲を言えば、恩田社長の見る前で掲げて頂ければ、とも。それでも、これだけのことをして頂けただけでも感謝しなければ。
ちなみに、その後ここには、「勇気!400試合出場おめでとう」というジェフ所属の佐藤勇気選手への横断幕に代わりました(試合前には引っ込められる)。



SHL23_2002ピッチ前にやって来た恩田社長。
この日はハロウィン前ということもあり、仮装パレードが行われたのですが、その前にはホーム応援席をじっと見ていました。応援席を見て彼は何を思ったのでしょう。近くにはテレビカメラがあったので、恐らくスカパーで中継されていたのではないのかと。



SHL23_2004そして、肝心要の試合ですが、今年の岐阜の試合の中では積極的に攻め、1点を獲るんだという気迫あふれるプレーが見られましたほとんど枠外のシュートで終わるか、最終防衛ラインを突破できないという結果ではあったものの、とにかく積極的に動けば、「待てば海路の日和あり」という慣用句のように、いい結果が待っているのではと信じ見ておりました

後半もジェフに押されながらも、岐阜は攻撃の意識を切らさず前へ前へと攻め立てました。そうしたら、後半37(82)分にディフェンダーの岡根選手が突っ込んで貴重な得点をゲット!引き分けでも上等と思っていた私の弱気を戒めるように、弾丸シュートが決まったのです。
得点後、残り約10分を危ないシーンはあったものの死守し、1-0で貴重な勝ち点を3年間勝てなかったジェフからもぎ取ったのです。この勝利は非常に貴重な3点になります。何せ、他会場では残留を掛けて勝ち点を積み上げた、中でも降格圏内にいる大分が札幌に勝ち、3点を積み上げていただけに、なおのことです。


・・・しかし、岡根選手の試合後インタビュー、マネージャー2人(この日の試合にはFC岐阜マネージャーの伊藤寧々さんとJリーグ女子マネージャーの佐藤美希さんが来場していた)にいいところを見せられた?モウ、オカネサンスケベネ(ギャハ)!



これで、岐阜は連敗を2で止め、残り試合にJ2残留を掛けることになりました
次はアウェイで愛媛FC戦。その次はホームでファジアーノ岡山戦になります。双方とも昇格プレーオフに残るために死に物狂いで挑んでくるものと思われます。少なくとも勝ち点を積み上げられる試合運びをしてほしいものです。
あとは、ラモス監督が述べていましたが、何とか長良川を1万人の観客で埋めてあげたいものです。
ナイトマッチは今日の試合で終わり、次回の岡山戦は薄暮マッチ(16時開始)で、最終戦のアビスパ福岡戦は14時開始になります。寒くはなるでしょうけど、夜の寒い試合ではないので、チケット半額という後押しもあることですから、岐阜県内の方、それ以外でも岐阜ファン・サポーターの皆様、よろしければラモス監督の願いを少しでも叶えてあげましょう。


J2残り試合あと4。最下位との勝ち点差は9。入れ替え戦順位との勝ち点差は4。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月06日

初のナイトマッチ

サッカーJ2のFC岐阜、ゴールデンウィークの過密日程最終日はジェフユナイテッド千葉との一戦になりました。
今回対戦する千葉は、古河電工→ジェフユナイテッド市原を起源に持つチームで、かつてはJ1にも所属し、元ドイツ代表リトバルスキーさんも所属した由緒ある古豪でもあります。ただ、2009年以降昇格できない状態で、J2に固定されつつあるというふうでしょうか(それでも昨年はあと一歩のところまで進んでいる)。

というわけで、結構強いチームのはずが、今シーズンはあまり調子がよくなく、かなりの下位に沈んでいます。まぁ、首位の湘南以外はダンゴ状態に近いふうなのでまだまだわからないものの、ここで勝ち星を稼ぐことこそ重要なのです。実際、岐阜は群馬の勝利の後、国立で東京ヴェルディを迎えた一戦でも勝ち、久しぶりの連勝ノリに乗った中で千葉を迎えるので、さらに勝ち星を積んでおきたいところです。
さて、今日は今シーズン初のナイトマッチということで、チームとしても少々やりにくい部分もあるのかもしれませんが、そこはベテラン揃いの岐阜イレブン、過去の経験で何とかやっていけるのでしょう。


SHL23_0230しかし、今日は肌寒かった。写真のように試合開始前は横風が強く吹いておりました
5月だというのに、この寒さ。ポテンシャルやコンディションに響かなければいいけど・・・。
そして、今日はこどもの日の翌日ということもあって、こどもの日記念マッチとなりました。ゆえに、こいのぼりが登場しました。
・・・あれは早く片付けないと婚期が遅れるとかなかったっけ(ニヤニヤ)?<それ、雛人形。



SHL23_0226あとはナイトマッチなので、晩ご飯代わりになるものねぇかなぁ・・・と思って、色々見ていったのですが、そういえばカレーって紹介していなかったよねぇということで、岐阜グランドホテルで出されているカレーを紹介しておこう。
ちなみに、カレーはもう1種類あるのですが、すぐ売り切れるんですよねぇ・・・。そちらもいずれ紹介しましょうか。



味は、マンゴーチャツネか何かの果物のような甘い感じの風味がするのですけど、だんだん辛味が増してきて、これは・・・じわじわくるというわけでございます。
このじわじわくる、キーワードになりますよ、今日の試合の(苦笑)。


SHL23_0229試合前には、各ゆるキャラのリレー競走が行われていました。この中で登場したプリニーもミナモチームの一員で登場しました。
しかし、プリニーは悪魔なのに子供達に馴染んでやがる(ニヤニヤ)。そろそろエトナ様からのお仕置きが欲しいところですね(ニヤニヤ)。



試合展開はというと、前半に比嘉諒人選手の初スタメン初ゴールを挙げるなど全体的には岐阜がボールを支配する展開になっていました。徐々に千葉が体勢を立て直しボールを奪い返してきてはいたものの、積極的にボールを奪い返し、試合展開は理想的だったとも言えます。そう、60(後半15)分に田中智大選手が追加点を取り、業を煮やした千葉がケンペス選手を投入するまでは。

そのケンペス選手から67(後半22)分に最初の点が採られたのは、いつもの慢心から出たミスではないかと推測しています。J1に所属したチームにとって、ちょっとしたパスミスはチャンスだと捉え、みすみす獲ってしまうわけです。
その後同じ選手にPKまで決められ、余裕で勝てるのではと思ってたら、あっという間に大ピンチに至りそうにまでなりました。ええ、まさに今日食べた食べたカレーのよう(苦笑)。もっと言えば、ケンペスという名のスパイス1人にやられたというふうでしょう。


SHL23_0238とういうわけで、今日の試合は勝ち試合だったのに非常に情けない、負けに等しい引き分けでした。逆に千葉にとっては命拾いした、勝ちに等しい引き分けでしょう。



SHL23_0235試合直後のラモス監督。
憮然としていなかっただけ、まだ大丈夫かも。



この次の試合から再び週末開催に戻ります。
次節は茨城・水戸で水戸ホーリーホック次々節は岡山でファジアーノ岡山どちらもアウェイでの戦いになります。岐阜経由で行けるとはいえ、過酷な移動の末での決戦となるので大変ではあります。ほぼ同格ないしは格下とも言えるこの2試合で何とか勝ちに繋げて、J2台風の目とも言えるギラヴァンツ北九州との一戦に挑みたいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)