2019年07月14日

FC岐阜観戦記2019 第12節 腹を括らされた相手との死闘

FC岐阜、今日はジェフユナイテッド市原・千葉との一戦になりました。
先日のアビスパ福岡戦でやっと連敗脱出した岐阜。ここからは連勝というさらに難しいミッションをこなさないといけないわけです。
強いチーム、特に上位にいるチームというのは、連勝をいとも簡単にできるものなのです。そして勝ち点は確実に拾う今上位にいるチームは、それができるから昇格争いもできる。今年躍進した水戸ホーリーホックも、連勝ができているから昇格争いに食い込めたわけですし、取りこぼしも少なかった
そして今、岐阜はそれができていない。特に去年は早い段階でできていた連勝ができていない連勝は難しいのだけど、できる時はいとも簡単にできる。連勝は自信と勢いがあれば簡単なのに、それができないのは、その部分が欠けているからだと思うのです。今ならできる。そう思います。


image2ところで、この試合から後半戦に突入。いよいよ昇格・残留争いに熱を帯び始める時期に差し掛かってきました。逆に言えば、夏の暑い最中に胸突き八丁という過酷な時期でもあります。
というわけで、前半戦のスタメン・リザーブ動向をまとめてみました天皇杯が黒星になっているのは、PK(4-2)で負けたからです。
特徴的なのは、大木体制で冷や飯を食わされた川西翔太選手がスタメンで登場している点。細かい点で言えば、前田遼一・竹田忠嗣両選手が積極的にスタメン起用されているところでしょう。
川西選手もどちらかというとそうらしいのですが、ベテラン主体の起用法を採っているようです。これに関しては、現状は問題ないのでしょうけど、個人的には北野誠体制の数少ない懸念材料でもあるのです。
ベテラン偏重が過ぎると、若手の活躍の場が無くなり、流出にも繋がりかねない。若手が集まりにくくなり、ますますベテラン偏重に陥るという悪循環になるんですね。
ベテランは年を経るごとにパフォーマンスが落ちるので、あまり引っ張り過ぎると、若手が育っていないがために、仕方なく使い続けないといけなくなりますまだ前田・竹田両選手にはその『衰え』というのは見られないのですけど、彼らが元気に動けるうちに彼らのスタメンを脅かす動きをしてほしいのです。わかってるな、村田透馬・粟飯原尚平両選手およびイヨハ理ヘンリーとタビナス・ジェファーソン両選手



SHV39_5275長良川競技場に着いたら、北野監督ののぼりが立っていました。その前の東京ヴェルディ戦から立っていたのでしょうけど、じっくり見るのは今回が最初。
・・・残りの試合は、あなたが頼りです。何とか残留まで漕ぎ着けて下さい。



SHV39_5280今日は中学校の陸上大会が行われていました。
この時(写真は午後2時時点のコンディション。着いたのは正午過ぎ)は、まだ雨は降っておらず、どんよりとした曇り空でした。でも、この大会が終わると同時に雨が降ってきたんだよね・・・。



SHV39_5277そんな中学校の陸上大会で見掛けた衝撃の一コマ。
その1は800m走にて。国際大会や一般的な国内大会では、1周目は自分のレーンを走る規定になっており、最終周でオープンレーンになるという流れになっています。
ところが、中学の陸上大会ということだからなのか、800mが長距離種目の一つという扱いになっているようで、最初からオープンレーン扱いになっているのです。高校生の大会ではきちんと国際ルールに則っているので、小学・中学当たりのローカルルールなんでしょうね。
ちなみに、決勝の時は100mまでは既定のレーンで走り、その後オープンレーンになっていました



SHV39_5278その2は砲丸投げ。
何とフィールドの隅っこに追いやられていました
試合への配慮・・・と言いたいところですけど、元々隅っこのシートを敷いたところでやっているみたいです。



SHV39_5282今日は、生ビールプラスグルメ企画の第1弾7・8月ホーム計4戦で行われる企画になります。丁度連休なので、いつもは買わないお酒を買うことに。
こちらは、屋台村で販売しているビールを買って、引換券をもらいます



SHV39_5283で、引き換え店舗で引き替えてもらうという流れ先着順なので、早めの交換がオススメです。
今回は、ひだコロッケ本舗のミニサイズのコロッケ・・・というけど、いわく「大きさ変わらないよ」
・・・サービス精神旺盛だなぁ、この店(苦笑)。サービスのヤツは、たぶん左側です。



SHV39_5284そして、アウェーキッチン。
今回は、千葉県佐倉市にある日本サーナの「ハーブソース」が登場。
18種類のハーブを使ったソースだそうです。



ハーブ云々は、正直私の舌が大バカなのであんまりわからない(ギャハ)。でも、ソースのシャープさは少なめで、甘みはほどほどそれでいてまろやかなのよね。何でも合うという理由が何となくわかった気がします。


SHV39_5286今日の試合は、岐阜農林高校が来場。そうです、「まくわうりアイス」です。コイツを頂いた時は、負けないんだよね。
必勝も兼ねて、今年はちゃんと「まくわうりアイス」を頂いてきました。去年は「ギッフィーアイス」に目がくらんで食べなかったからねぇ・・・。少し寒い時期だったからというのもあったけど。



SHV39_5287今日はホットスタッフ岐阜グループのサンクスマッチホットスタッフというのは人材派遣会社で、愛知県岡崎市に本社があります
実は、ホットスタッフそのものは名古屋グランパスのスポンサーでもあるのは内緒(ニヤニヤ)。
写真は、マスコットのホット犬放っておけんの名古屋弁および三河弁の「ほっとけん」から来ております。
・・・ごめん、ポーズを取ってくれた写真も撮ったんだけど、ピンボケで使えなかったから、最初の写真になっちゃった(爆)。



SHV39_5289こちらは、本巣市のホームタウンデーということでやって来たマスコットのもとまる
いやぁ、かわいいし愛嬌があるわ。癒されました(笑)。ギッフィー、オマエもこのくらいになるんやで(ニヤニヤ)。



SHV39_5290雨が降ったり止んだりした中で、試合が始まりました。ただ、試合の始まった時が一番激しかった(泣)。
その激しい雨をもろともせず、岐阜の選手は躍動してくれました。そして前半4分、奇襲とも言えるプレーが得点に繋がりました
ペナルティエリア前のパス回しの中で、前田選手がライアン・デ・フリース選手にパスを回し敵を引き付けたら、すかさずライアン選手がバックパス。そこを狙いすましたかのように再び前田選手がミドルシュート!ワンバウンドしたその先にはキーパーがいたものの、ワンバウンドによって軌道が変わったらしく追い付けない。ボールは左隅に決まって先制点になりました。
見事ですね。しかもミドルシュートという、大木体制では禁じ手だったシュートで点を決められた。しかもペナルティエリア前でこねた悪手を逆に上手く生かして相手にいつもと同じプレーだと思わせる奇策的な行動もあっぱれだと思います。ミドルシュートそのものも川西選手が福岡戦で放ったのと同じくらい見事。いい意味でベテランだなと思わせてくれました。
ただ、そこでよさが持続できなかったのが岐阜の弱さなのか、千葉の強さなのか。前半25分で同点に追い付かれます。

しかし、岐阜は後半7(52)分、コーナーキックからチャンスを得ます
市丸瑞希選手のコーナーキックはゴロキック。そこに宮本航汰選手が狙いを定めてシュートを選択。このミドルシュートがきれいに決まって逆転!敵が全く動けない『想定外』のシュートでした。
しかし、またミドルで決めたのか。攻撃力が上がっている証拠ですな。これは後半戦の明るい材料になる。相手もどう攻めるかわからないから混乱する可能性も出てきた。大木体制のままで攻めるだけなら策は練りやすいのだろうけど、このミドルが来るかもしれないと思うと、岐阜に対して疑心暗鬼になりそうです。
ただ、腹を括らされた相手だとは思った。終始猛攻を見せ、岐阜の塹壕戦にも攻めを崩さない。崩れるのを待って待って待ち望んだ結果、もろくなる最終盤でまたしても失点に追い込まれます。これを決めたのは、元名古屋グランパスの佐藤寿人選手千葉でサンフレッチェ広島時代の輝きを取り戻したようです。このシュートもベテランらしい味のあるもの。これを防げなければ、勝ちはまだ見えないのかなぁ・・・。


結果引き分け。千葉の猛攻は耐え抜いたものの、要所要所でやられた感じになりました。ただ、少ないチャンスである程度決められるようになったのは好材料とも言えるでしょう。攻撃の面では確実によくなっています。



残念ながら、目標となるステップは決められなかった岐阜。下位の栃木SCと福岡が勝ってしまったため、降格圏脱出には勝ち点4が必要となり、ますます連勝が必須の状況になりました。少し厳しい中ではありますが、まだあきらめてはいけないとも言えます。先程も書いたように攻撃は確実によくなってきました。複数得点が連続して取れるということは、それだけ攻撃力が増しているのです。あとは塹壕戦のスキルを確実にものにしてほしいのと体力を付けろと。90分走れるようにならないと、今後の上位対決に惨敗の可能性もはらんでいます。


確実に追い付くためにも、次の鹿児島ユナイテッドFCは重要になってきました。相手は20位(福岡・鹿児島・栃木は得失点差では同じなものの、総得点数で見ると福岡は22、鹿児島は20、栃木は17のため、この順位)。直接ではないものの、近接の対決になりました。

繰り返しになりますが、次の試合で最下位から脱出できるわけでも降格圏から脱出できるわけでもありません。ただ、確実に勝ち点を拾う戦いをしていかなければ、さらに引き離されてしまいます少しでもダメージを減らす、ダメージから回復するために、確実に勝ち点を拾っていきましょう。ただ、鹿児島戦はできることなら勝つ戦いをして、上位対決に備えたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2019年03月18日

さらば、俺達のエス将

J2のジェフユナイテッド千葉・市原のファン・エスナイデル監督が解任されました。
選手として輝かしい成績を持つエスナイデル監督は、2017年に千葉の監督に就任1年目は12位にあったチームが終盤7連勝で一気に6位にまでジャンプアップ。そのままの勢いでプレーオフに挑んだものの、名古屋グランパスに負けたのが運の尽きあの時も『疑惑の判定』で負けたということもあり、ツキの無い監督だなぁと思っていました。そして、来年以降怖いなぁとも当時あの試合を観ていた私は思ったのです。

しかし、あの試合までがピークだったようで、2018年は14位とチーム史上最悪の成績に急降下。まぁ7連勝する前が12位だったことを思うと、実はそれくらいの実力しかなかったとも口の悪い人なら言いそうですが、後で少し説明しますけど、戦術ミスなんだろうねぇ・・・。
そんな順位だったにもかかわらず、契約上の問題だったのか、エスナイデル監督は残留し、今年に賭けることになったのです。当然ながら、エスナイデル監督は解任されるべきと思っていたサポーターからは不満と不安の声が挙がっていました。普通はそうだわね。ただ、FC岐阜のように20位でも残っちゃった例もあるから(汗)。何かすいません(爆)。

で、今年。
ちばぎんカップで柏レイソルに勝ち、幸先いいと思ったら、開幕すると4試合で2分2敗という去年以上に惨憺(さんさん)たる成績。遂にフロントも重い腰を上げて解任となったわけです。


エスナイデル監督の特徴として、ハイライン・ハイプレスと徹底した食事管理が挙げられます。
前者は、守備ラインを上げて攻撃的な布陣を敷くというもの。これにより、守備陣も攻撃に参加でき、早くボールも奪取できるという特徴があるものの、後ろががら空きになるので、一回後ろに放り込まれると、守備が崩壊するという諸刃の剣なわけです。不幸なことに、千葉の守備陣の足があまり早くないということらしいので、裏を狙われっぱなしとなって、大量失点というパターンが散見されました。現に2017年の岐阜×千葉では、4-6という試合をやらかしています今年でもアルビレックス新潟に4点、レノファ山口に5点だもんなぁ・・・。
後者は、脂肪分の少なく栄養価の高い食事を提供するようにしたことで有名になりました。中でも、キャンプ中の食事を見てお怒りになったエスナイデル監督が、玄米・味の無いパスタ・赤身肉などに切り替えるようスタッフ総動員であたらせたという逸話は特に有名になりました。中でも玄米食がインパクトを与え、エスナイデル監督に『玄米法師』という二つ名を与えられたほど
最後の試合になった水戸ホーリーホック戦では、白米のおにぎりが配られるという壮大な煽りを食らいながら引き分けということになり、一部では水戸のえげつなさを評価するだけでなく、『平成最後の米騒動』とまで称されていました。水戸ちゃん恐ろしい・・・。


これまで私達に数々のネタを振りまいたネタ監督だったわけですけど、やはりネタ監督が勝ち残れるほどJ2は甘くなかったとも。去年の段階で切れなかったフロントは責任を取って総退陣くらいしないとアカンわ。首のすげ替えで終わるかもしれんけど。


ちなみに、後任は江尻篤彦コーチが就任することになりました。この江尻コーチというのも以前監督をしていて、しかも成績不振で変わったことまで繰り返しやがった(苦笑)。彼自身は悪くないけど、実は彼が監督に就任した2009年はJ2に降格した年なんですよね・・・(2010年に退任)。まさかとは思うけど、この後この混乱を止められなければ、もしかするともしかするでコロン・・・となるわなぁ。
江尻新監督は、エスナイデル体制のいいところは残し、改善すべき点は改善すると述べているので、徹底した食事管理は見直され、ハイライン・ハイプレスも守備の面を変えてくると思います。一筋縄ではいかない相手になるのか、それとも崩壊の一途をたどるのか。全ては京都サンガF.C.・・・ってズッ友やんけ(ギャハ)!


ポリリズム
♪ポリリズム



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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)

2017年06月25日

FC岐阜観戦記2017 第10節 異常事態

FC岐阜、今日はジェフユナイテッド千葉・市原と対戦しました。
思えば、今シーズンももうすぐ前半戦終了今日でホーム前半戦が終わります。
実のところ、5月の大型連休を過ぎてから勝てないのは去年も今年も同じ引き分けの数が違うだけで、深刻具合はあまり変わらないんじゃないかと危惧しております。

そんな中、6/21に天皇杯2回戦が行われました。相手は徳島ヴォルティス同じポカスタで悲劇を味わったのだから、絶対にリベンジを願っておりました。その願いが通じたのか、0-3で完勝。まぁ、徳島は若手中心だったから勝てるべくして勝ったのかな・・・(汗)。岐阜はほぼベストメンバー状態。「疲労度?関係ないね!」とシャブで捕まった某タレントのセリフが思い浮かびました(苦笑)。
これにより、7/19の第3回戦に進出することになりました。相手はJ1のサンフレッチェ広島キャンプの時にトレーニングマッチで対戦して以来ですね。その時はフルボッコだったんですけど、今は広島自体がJ1でフルボッコ(爆)。この精神的ショックを引きずってるかなぁ・・・。なお、会場は長良川競技場になります。
ちなみに、元岐阜の野垣内(のがいと)俊選手が所属するJFLのヴァンラーレ八戸も同日名古屋グランパスと対戦します。残念ながら八戸送りではなく瑞穂で戦うので、かなり名古屋有利なんですけど、去年は名古屋港サッカー場でJ3の長野パルセイロAC相手にやられてますので、その再来を期待したい(ニヤニヤ)。
いやぁ、岐阜も見に行きたいけど、平日だから瑞穂で野垣内選手見たいなぁ・・・。まぁ、どっちも行かないという選択肢もあるけどね(ギャハ)!


SHV32_1066今日は、美濃加茂市ホームタウンデーということもあり、美濃加茂焼きそばが売られていました。その時、買った特典の一つとして、ピンバッジをくれました
イラストは、元岐阜所属で、今はスクールの先生になっている益山司さんですね。彼は美濃加茂市出身ですから。
なお、「のうりん」のコラボ米も売られてました。あとは「ばたぁどらやき」買えばよかった・・・orz



SHV32_1060今日は朝から雨。開場時も雨がざざ降りだったので、屋根付きに避難。私、雨に降れると溶けるんです(爆)。<ウソつけ!
雨の試合というと、水戸ホーリーホック戦以来ですね。約2か月間雨が降らずいい天気で開催できたのですから、もっといい成績を挙げてお客さんを呼ばないと


今日はゲーフラ作成講座も相まって、ゲーフラデーの模様。ゲーフラデーは荒れる試合が多いそうで。
しかし、こんな日でもお客集まってるねぇ。1000円効果だけじゃないと思うのです。着実に層は広がっていると思います。だからこの広がりを無駄にしないで・・・。


ちなみに、こんなところにいたにもかかわらず、「ファジアーノ岡山戦来てましたよね?」と話しかけて下さった方がいらっしゃりまして。いわく、DAZN(ダ・ゾーン)に瞬間ながらも居抜かれたらしい。アイヤー(汗)!これはテレビ放送でも流れてるな(大汗)。
・・・気の利いた一言も言えずすいませんでした。わざわざ来て頂いたのに。



SHV32_1062試合はというと、開始前から雨は止み、雨が降っていたと思えないほどいいグラウンドコンディション(水戸戦の時は蹴ってもすぐボールが止まるほどの、いわゆる『田サッカー』だった)少々千葉に押され気味ながらも、前半14分に千葉がくれたチャンスを大本祐槻選手が見事に決めて岐阜先制。しかし、その後千葉の粘り強い攻撃で追い付かれ、同点に。それでも、前半アディショナルタイム(45+1分)に古橋享梧選手が決めて逆転した・・・と思ったら、直後に入れられて追い付かれる。このまま終わるかな・・・と思っておりました。だってお犬様、慈悲深いお方だから(ギャハ)。

そう思っていた私がバカでした!
後半になってから、千葉の怒涛な攻めが無慈悲に襲い掛かったのです。
後半開始直後に、ロアッソ熊本から移籍した清武功暉選手が一気呵成の攻めで岐阜守備陣を翻弄し、シュートまで持ち込み逆転したことで、岐阜の守備陣が立て直せない状態に。
ミドルレンジでシュートを決められるわ、きれいにクロスからのシュートを決められるなど、サッカーのお手本を見せられましたわ・・・。まさに、「なさけむよう」(爆)。往年の迷作「ピットファイター」のセリフが思い浮かびました。
そこから、何とか古橋・永島悠史両選手が追加点を挙げるものの、途中出場の選手がきれいに決めて万事休す
最後は写真のようにビクトル選手も飛び出したパワープレーまで行うのですが・・・。




SHV32_1063最後の最後で決まらず、そのまま試合終了。乱打戦は千葉が制す格好になりました。
よくも終盤粘っているけど、V・ファーレン長崎の時のような奇跡は、そう簡単に起こせないんだよ・・・。正直前半アディショナルタイムに追い付かれたあの1点と後半早々に食らったあの1点が余計でしたね。あれさえなければ、試合展開は大きく変わっていたことでしょう。ホント守備何とかしろ当初は負けていてもよくハマっていたはずなのに・・・。


何がいけないんだというくらい勝てない異常事態。まだ16位で粘っていますが、下位のチームに推進力が付いて来たら、またボトムズ争いに巻き込まれるで。
さすがにこの試合は堪えたのか、後半半ばからかな、ずーっと選手が引き上げるまで、♪FORZA FC岐阜のチャントだけが歌われるというふうに。これもこれで異常事態やで。サポーターが、その曲しか歌えないほど、選手に檄を飛ばさないといけないんですから。バラエティに富んだチャントで行かない。これは選手も何を意味しているのか考えた方がいいですよ。



こんな状況で、アビスパ福岡線を迎えるのが正直怖いです。前半戦最後の試合。ここで勝てないと、後半戦もズルズル勝ちなしの試合が続くのではないかと思います。実際6月は天皇杯を除いて勝ちなし(2敗2分)ですから。
どうしてこうなったのか、深く鋭く分析して、いい加減負けないしは引き分け癖を直していかないと。最低でも引き分けも悪くはないですが、できるだけ勝ちにこだわった試合をしてほしいです。負けになりそうな中で引き分けに持ち込むのは構わないですけど、勝っていたのに最後引き分けは、いい加減無くそう


SHV32_1061おまけ。
よーくご覧下さい。
岐阜46分に古橋選手がゴール。千葉47分に指宿洋史選手と清武選手が両方ゴールしてる(爆)。
・・・実は、表示ミスなんですよね。その後、45+1分、45+2分、47分にそれぞれ修正されました。



ピットファイター MD 【メガドライブ】
ピットファイター



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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2016年05月15日

熊本復興への第一歩に

今日、J2のロアッソ熊本が5試合ぶりにJリーグに復帰しました。今日の対戦相手はジェフユナイテッド千葉・市原で、アウェイでの試合(フクダ電子アリーナ)になりました。


今日のこの試合は、急遽NHK-BS1で中継されることになったので、熊本県以外の人達も(私も含めて)見ていたことでしょう。
試合を見て思ったのは、思った以上に熊本のサポーターが駆け付けていたことでしょう。地元から来たのか、関東圏に住む熊本県出身者なのかは映像を見るだけではわからないのですが、大勢の人達に来てもらって、熊本の選手達も心強かったのではないのでしょうか。


試合は、熊本が終始頑張ってはいたものの、長い間試合がなかったブランクは大きく、後半徐々にほころびが見えてしまった感がありました。
後半11(56)分と後半29(74)分にどちらも町田也真人選手にやられてしまいましたね。特に2点目はキーパーのキックミスというのか、町田選手がよく見ていたというのか、飛び込んでがら空きになったゴールを一気に攻め込んだ格好になりました。少し熊本が不用意になってしまったかなと思った反面、実戦から遠ざかっていたことによって生じた結果なのかなとも思いましたね。
それでも、熊本は90分よく戦っていました最後まで闘争心を切らさずに諦めないで全力でプレーしていました。今日の試合はそれが結びつかない残念な結果になってしまいましたけれども、熊本は元気であるということは十分に伝わってきました
今日を迎えたこの一歩が、熊本の復興の一歩に結び付いてくれればと思っております。


次の熊本の試合は、柏レイソルが提供してくれた日立柏サッカー場で水戸ホーリーホックとの一戦になります。こちらも、熊本県以外の熊本サポーターが駆け付けてくれることでしょう
いまだ本拠地のうまかな・よかなスタジアムが使えない状況なので、今後ホームに関しては、今回のように他の競技場を借りて行うのか、開催日をずらして行うのかわかりません。それでも熊本の選手達は、その状況にめげずに勝利のために戦ってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0)

2014年12月07日

劇的な下克上

サッカーJ2の「J1昇格プレーオフ」決勝が行われ、3位だったジェフ千葉と6位だったモンテディオ山形がJ1昇格の最終枠を掛けて挑みました

3位の千葉は5位だったギラヴァンツ北九州がJ1ライセンスを保持していなかったため、事実上の不戦勝で決勝に上がって来ており、試合勘が保てているのか、天皇杯で山形に敗れているので、山形に対して苦手意識を残していないかが焦点となりました。対して山形は4位だったジュビロ磐田を劇的な逆転勝利で破り、かつ天皇杯で千葉を破っており、勢いがかなり付いている状態。このまま突破できるのかどうかが焦点に挙がっていました。


試合は膠着状態の中でスタート。互いがチャンスを持ちながらも決められない中、前半37分山崎雅人選手が値千金のシュートでもぎ取りました。
その後も、千葉の猛攻が続き、途中リザーブに回っていたケンペス選手を投入し、遂にはゴールキーパーも前線に繰り出すパワープレーまで行ったものの、決定機を逸し続けた千葉に勝利の女神はほほ笑まず、0-1で試合終了
これにより、J1昇格は山形に決まり、3年連続下克上となりました。しかも6位からの昇格は2013年のトリニータ大分以来の快挙となりました。


山形は全員が決死で行った守備が本当の意味で堅守となり、わずかな隙を突いて攻撃するという近年のサッカーのお手本を見たかのようなプレースタイルに尽きるでしょう。そして最終防衛ラインが破られても、浦和レッズから期限付き移籍で入団した山岸範宏選手のファインセーブで試合の流れを千葉に渡さなかったのも大きな要因でしょう。特に山岸選手は磐田戦で大逆転勝利をもたらしたヘディングシュートを決めただけあり、そのプレーには神掛かったものがありました。ネットユーザーから『モンテディオ山岸』と言われてもおかしくないわ。


しかし、勢いだけで勝ち上がったチーム、そしてこのプレーオフで勝ち上がったチームは全て1年でJ2に逆戻りするという嫌なジンクスがあります。実際過去2回行われた昇格プレーオフで勝ち上がった大分も徳島ヴォルティスもその年の1/3ほどを残して早々と降格を決めてしまうほどでした。山形もそこであぐらをかくのではなく、的確な補強を行い、かつ必要とする選手には早めに残留交渉を行ってチームを固めていくべきだと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)