師匠と弟子の対決というのは、否が応でも盛り上がります。「機動武闘伝Gガンダム」の東方不敗マスターアジアと主人公のドモン・カッシュとの対戦しかり、「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」でのオビ・ワン・ケノービと後のダースベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーとの対決しかりで、今回は大木監督という元岐阜の監督とかつて大木監督を師と仰いだ選手達との対決でもあるのです。
その熊本は目下絶好調。開幕から4連勝という状況。一方で岐阜はカマタマーレ讃岐とは引き分け、セレッソ大阪U-23とは完敗という有様。10位といういつ下に落ちてもおかしくない中で、今回の一戦になったのです。
ちなみに、大木監督は選手には慕われていたようで、全員があいさつに行ったとか。しかも今年入団の選手、つまり大木監督の面識がない選手も行ったらしい(苦笑)。まぁ、元日本代表のコーチだしね・・・。
今日の試合の一番の目的は、マスクを買ってくること(笑)。数量限定でかなり入手は困難になるのではないかと思われる並び方でしたけど、1人1枚というのが功を奏し、無事購入できました。しかも目的のグレーだったよ。
これからホームないしはアウェイでは、このマスクがお供することになるでしょう。洗えるマスクですから、何回でも使えますし。
さて今日の試合は、岐阜県のマスコットで、岐阜の応援マスコットでもあるミナモが来場。お久しぶりです。
そして、同期対決ということで、オンラインでスガッシュさんとロアッソくんとのオンライン対決も行われました。その際、ロアッソくんがギッフィー宛のお土産として「いきなり団子」をプレゼントしたものの、肝心のギッフィーは痩せないとダメということで食べられず(笑)。その結果、拗ねてしまうのだった(ニヤニヤ)。
ちなみにギッフィーが贈ったのは「飛騨牛コロッケ」で、スガッシュさんが美味しく頂いておりました。
今日の試合は、町田ブライト選手がリザーブ入り。フィジカルモンスターと言われ、他の選手達も何を考えているのかわからない的なコメントを残している中、『秘密兵器』が起動することになるのでしょうか。暴れ馬になって思いっきり暴れてほしいものです。
そんな愛憎半ばで行われた試合は、やはり熊本がボール保持が高い中でのプレーになりました。岐阜でやっていたことと変わらないと言えばそれまでです。ただ、精度の面では当時の岐阜に比べてまだまだで、ボールを持っているだけとも言える展開もちらほら。それでも、熊本が詰めるような展開になり、前半29分には、あわや上村周平選手に決められたと思われましたけど、オフサイドで助かります。前半は熊本のペース。しかし、岐阜にとってはしてやったりなのです。そう、大木サッカーは前半で点が取れなければ、後半で焦りを見せて前のめりになる傾向があり、さらに前半走り回っているため、疲労度が高く、後半にバテる傾向があるのです。しかも、この日のスタメンはフォワードが3人いるものの、リザーブには誰も入ってない。相変わらずのミッドフィルダー偏重に、ああ大木サッカーだわと思わされた次第(ニヤニヤ)。
前半0点に抑えられたことで、少なくとも引き分けには持ち込めると確信したのです。少なくとも大木サッカーを見て、勝てなさという苦汁を味わった岐阜サポは・・・。
後半に入り、想定通り前のめりできた熊本でしたが、前半ほどの圧力は感じられず、徐々にペースダウンしていきます。その時を待っていたとばかりに岐阜は熊本の選手からボールを奪い去り、一気呵成の攻めを見せます。そう、大木サッカーは後半に弱い。後半にボールを奪って走り回られると、追い付ける選手はほとんどいないのです。ただ、岐阜は凡ミスがやや目立ち気味だったので、ここを突かれていたら危なかったと思います。それもゼムノビッチ・ズドラブコ監督が早く切り替えてくれたから、何とかなりましたけどね・・・。
想像よりも熊本が粘っているなと思う中で迎えた後半44(89)分、ドラマが待っていました。
後方から飛んだ縦ポンのボールを川西翔太選手が持って一気に攻め上がり、シュート!ただそこは、キーパーに阻まれます。しかし、そこに待っていたのが、永島悠史選手。冷静にキーパーのもたつきを判断し、流し込みました。それが決勝点となり、1-0で勝利。実に9ヶ月ぶりのホームでの勝利となりました。
実は、正直永島選手のフィジカルが落ちていたので、そろそろ替えた方がいいのではと思っていた中で決めた得点。よく粘って頑張ったと思います。同時に信じてあげられなくて申し訳ないとも。大木監督の秘蔵っ子として活躍し、同時期には慢性疲労症候群に罹って苦しい時期を過ごしてきました。まだ大変だろうと思う中で放たれた『恩返し弾』は、チームの展開をも変える一発になったのではないかと思います。少なくともC大阪U-23でのふがいない戦いを払拭できたかもしれないと。
試合後、選手達がやって来ました。社会的距離を保って下さいというアナウンスがあっても、勝ちに酔いしれている中ではなかなかそれも難しい。しかし、その中でもできる限りのことはやらないといけないのです。
私も前へ行きたかったですけど、今回は見ていた場所で待機しました。この日、WHO(世界保健機構)も「三密」を認めました。日本が率先して行ってきたこの行動をJリーグやプロ野球をはじめとしたプロスポーツ観戦で示せるようにしたいものです。
大木サッカーは弱点さえわかれば十分に策が練られることを岐阜の選手達が証明してくれました。この試合を見た他の球団も熊本対策を練ってくることでしょう。この試合が熊本にとってターニングポイントになるかもしれません。この試合で一皮むけられなければ、熊本は失速すると思います。
実は、熊本で展開している大木サッカーで変わったところが1つありました。
ペナルティエリアで誰が打つかけん制し合う行為、つまりこねることが無くなったのです。それこそペナルティエリアの外からガンガン打ってくることも変わった事例と言えるでしょう。それができるのも絶対的フォワードの谷口海斗選手がいるからだと思います。昔のウチで言えば、今はヴィッセル神戸にいる古橋亨梧選手がそれにあたるでしょう。彼が大きく成長すると非常に怖いと思います。もちろん、その取り巻きでいた選手達も狙えるタイプなので、彼らがシュートの正確性やポイントゲッターとして機能したら、手が付けられなくなります。もちろん、パスの精度も上がってくると、対策も無駄になる可能性を秘めています。大木サッカーは90分走れるスタミナがあれば、十分に怖いサッカーになります。そして空中戦対策など立体的な展開を組めるようになれば、もう無敵なると思っています。
今回は、去年までのような地べたを這うサッカーだったので勝てたのです。そんな時は、相手を思うがままに走らせ、要所でカウンターアタックを繰り出したり守備固めを行い、あとは相手に取られないために、空中でパスを回すようにすればいいのです。
熊本に何とか勝った岐阜。次は再びホームでガンバ大阪U-23との対戦になります。過去の成績を見ても恐るるに足らないと見る人もいるでしょうけど、絶対に気を抜いてはいけません。まずは連勝が掛かっていること、そして勝ち点を積み上げJ2復帰への足掛かりにしなければいけないこと。このためにも勝たないといけない試合です。簡単なことではないでしょうけど、やらなければならないことだけは確かです。もう一回言いますが、気だけは絶対抜いてはいけません。今回の勝利は今日までで納め、明日からは次の試合に勝つために研鑽(けんさん)していきましょう。
この試合は、「ギッフィー生誕祭」ということで、8/21に誕生1周年を迎えるギッフィーを盛大にお祝いするイベントになりました。
そんなギッフィー、今回岐阜に来てくれたくまモン(右)から色紙を頂きました。
ちなみに、こちらはハーフタイムの時の写真。
熊本と言ったら、この方。ガクモンさんです。1年ぶりですか。
そういえば、前の試合から、こんなものが。
もう一つは、明日の岐阜を支えてくれるだろう若手の横断幕が完成しました。
こちらは、「飛騨牛入り生フランクフルト」。今日だけ400円で販売していたので、買ってみた。
試合ですか・・・。観戦記だから書かなきゃね。
試合後、サポーターの怒りが爆発したのか、大木武監督を呼んで、やり取りをしていたようです。話の詳細はわかりません。
熊本駅で在来線の乗り継ぎでしばらく待ち、そこから最寄りの駅である光の森駅でシャトルバスに乗り換えました。
こちら、毎度おなじみのロアッソくん。自分の人形を売るために奮闘中。
こちらもお馴染みのアウェイサイドのウェルカムボード。
今回の一戦、こどもの日の前ということもあり、紙で作ったかぶとがもらえたそうです。
ウチも色々面白い人がいるんですけど、熊本にも面白い人がいた。ガクモンに会えなかったのは残念だったけど、熊本城をモチーフにしたこの人も結構なインパクトがある。
応援席の近くで練習を始める選手達。こんな近くで練習をする姿が見られるのはいいね、と毎度ながら思ってしまう。
この日の試合は、同じ年にJ2に昇格した同期同士ということで、『同期対決』という名のダービーマッチになりました。今まで11年同期対決をやってきたんですけど、ダービーマッチになったのは初めて。実に11年目にして初めてですよ。
この日は珍しく、前半にサポーター側に味方が来て、後半は相手サポーター側に向かうというエンドになっていました。立て看板も風の影響(とはいっても、強い風はそこそこ吹いていたものの、飛ばされるのかなという雰囲気の風は少ない)で撤去されていました。
試合後やって来た田中達也選手。