2024年04月23日

やっぱり混セだ

プロ野球が開幕して、20試合ほどになるのですけど、パリーグは福岡ソフトバンクホークスがやや飛び出し気味なのに対し、セリーグは混戦模様になっているようです。
唯一混セの波に乗り切れていない東京ヤクルトスワローズ以外は、首位を窺ったり、首位に立ったりという状況で、1位~5位のゲーム差が各0.5というふう(5位と6位のゲーム差は2.0)。つまり、直接対決で下の順位のチームが勝とうものなら、ひっくり返ってしまう状況なのです。
そんな混セの中で、一時中日ドラゴンズが8年ぶりの首位ということで、色めき立っていましたけど、あっという間に5連敗で3位。ああ、いつもの中日だ(ニヤニヤ)。<この人、アンチ中日だった(爆)。

その他、一時は5位に落ちていた読売ジャイアンツも2位に上がっているし、最下位付近にいた阪神タイガースは1位に、広島東洋カープも4位まで上がってきた序盤好調だと思っていた横浜DeNAベイスターズは5位に落ちてしまい、このまま低空飛行するのか心配ですけど、中日があの調子なら、上に上がれますよ(ニヤニヤ)。<この人(以下略)。


野球に関して言えば、混戦になればなるほど面白いと思っている節があるので、昨今パリーグ人気を取られてしまっていることを考えれば、セリーグは常に混戦で、どこか抜け出るのか最後までわからない試合をやってくれた方が面白いと思いますよ。まぁ、中日は今年も<こ(以下略)。


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2022年07月03日

これは天国のノムさんも驚愕&ニッコリ

東京ヤクルトスワローズが昨日の横浜DeNAベイスターズ戦を2-1のサヨナラ勝ちをしたため、DeNAの自力優勝が消滅。これに伴い、ヤクルトにリーグ優勝へのマジックナンバー53が点灯しました。

今年のヤクルトは去年以上に強く、連敗をほとんどしていません。加えて、敗戦に追い込まれた・・・と思ったら、中終盤で驚異の粘りを見せ、逆転勝ちになるケースも多く見られます交流戦も優勝したため、無類の強さとも言えるでしょう。
ひとえにヤクルトの村上宗隆選手さまさまでしょう。今年は大当たりになっており、既にホームラン29本と一昨年(20020年)の成績を越え、このままいけば昨年の成績(ホームラン39本)を軽く超えて50本以上も射程圏内に入るでしょう。また打点王もほぼ確実、打率も3割を維持できれば、打率王も狙えるところに収まるかもしれません(現状は5位)


さて、昨日点灯した優勝マジック。実はセリーグの最速記録だけでなく、プロ野球全体で見ても最速の点灯記録になったのです。
これまでのセリーグの優勝マジック点灯の最速記録は2003年の阪神タイガースで、7/8に記録したマジック48でした。星野仙一元監督が指揮した時で、ぶっちぎりの優勝を果たしたものの、福岡ダイエーホークス(後の福岡ソフトバンクホークス)に3勝4敗と惜敗し、シーズン終了後に星野元監督が勇退を発表しています。
そしてプロ野球最速記録だったのが、1965年の南海ホークス(後の福岡ソフトバンクホークス)この当時は1シーズン制で行われ、7/6に優勝マジック62が点灯しました。戦後の南海を支えた鶴岡一人元監督の指揮の下、前半は超特急で駆け抜けたものの、マジック点灯後に失速何とか優勝はしたものの、後にV9を達成することになる読売ジャイアンツの黄金期を演出する事態になってしまいました。このことがきっかけになったのか、鶴岡元監督は勇退することになったものの、後任監督になった蔭山和夫元ヘッドコーチが急逝したため、鶴岡さんが監督業に復帰することになります。
この年大活躍したのが野村克也さんで、三冠王に輝きました。ある意味、自身の活躍によって最速でマジックを点灯させたを自負していたでしょうから、今回のマジック点灯劇を見たら、驚きながらも『教え子』である高津臣吾監督にニッコリしながら賛辞を贈っていたのではないかと思います。つくづく亡くなってしまったのが惜しいと思う事態です。


このまま走り抜けるのか、途中失速するのか、クライマックスシリーズで何かが起こるのか。クライマックスシリーズの優勝が決まるまで、目は離せないと思います。


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2015年10月02日

2015年の混セを制したのは・・・

最後の最後までもつれにもつれた2015年のセリーグですが、最後に笑ったのは東京ヤクルトスワローズとなり、2001年以来14年ぶりの優勝、しかも史上初の本拠地での優勝になりました。
試合そのものもドラマチックな展開で、阪神が今年引退する関本選手を使って追い付いた時や最後雄平選手のサヨナラ打は見ていてすごく感動的でした。


今シーズン、ヤクルトのスタートは華々しいとは言えなかったと思います。
けが人は相変わらず続出し、遂には2軍の試合が成り立たないほど引き抜かれるという有様になっていました。今年就任した真中満監督も小川元監督(現シニアディレクター)の下でコーチをしていたというふうなだけで、未知数でもありました。それに、春先はDeNAが大きく抜け出し、下手をしたら下位争いを展開するのではないかと思っていた人も多かったことでしょう。

事態が大きく変化するのは交流戦以降。あれだけ突っ走っていたDeNAが失速。それに加えてヤクルトも含めたセリーグのチーム全体がパリーグのチームにコテンパンにやられるという、ほぼ毎年恒例の展開になっていましたが、今年はこの交流戦での影響が最後まで尾を引くことになりました
交流戦が明けた後、一気に中日を除く5チームのゲーム差が非常に小さくなったばかりか、全てのチームが勝率5割を切る大混戦と異常事態が並立するふうになり、夏場は星の奪い合いという表現がぴったりの争いになりました。
その事態になったことで、けが人が続出していたヤクルトにも有利な面が表れ始め、元々地力の強いチームであったことが功を奏し、息切れしている夏場の時期に必死に食らいついているというふうになりました。大勝もしないけれども大負けもしない。地味でありながら着実に一歩を進めていたヤクルトにとっては、今シーズン一番有利に展開できたのかもしれません。
けが人も徐々にではありましたが戻って来て、選手層も若干厚みが出たことで勢いが増し、投手陣が安定したこともあって巨人・阪神に抜きつ抜かれつとなりながらも崩れることなく首位になれたのが大きかったと思います。
何より小川元監督が成績が悪い時でも地盤を固めてくれたおかげでここまで来れたのだと思います。そう考えると小川元監督の功績は大きいですね。


今後の課題としては、長い間優勝に絡む戦いをしてこなかったこと。クライマックスシリーズには出た経験はあるものの、1位で迎えたことはないので、長い間実戦経験が空くことが吉となるのか凶となるのか気になるところではあります。


最後に、ヤクルトの皆様、優勝おめでとうございます。今年のペナントレースを制したのは大きな意味があると思います。これを機に常勝軍団復活となってくれることをお祈り致します。


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2015年07月03日

まさにセ界 NO OWARI(笑)

プロ野球は交流戦が終わり、既に中盤戦に突入しております。もうすぐオールスターも始まりますけれども、これが終わると、いよいよ後半戦ペナントレースは佳境を迎え、いよいよ激しさを増すわけです。
そのペナントレースの中でセリーグがおかしなことになってきたのです。


実は、遂にというのか、いよいよというのか、セリーグ6球団すべてが借金生活に陥ってしまったのです。1位になっているヤクルト・阪神でさえも借金1の状態。そこに0.5ゲーム差で巨人・DeNA・広島がひしめき合っているという大混戦でもあります。そう、借金を全て抱えたという珍事もさることながら、1位から5位までのゲーム差が0.5に収まっているというのもまた珍事なのです。しかも70試合以上経過してこの状態なのですから、その異常具合をわかって頂けるのではないのでしょうか。

このような状況下に陥る前、6/24の段階で貯金が消えるという状況にまで陥っていたのですが、その後何とか踏ん張って貯金を作っていたんですけど、今日の試合で貯金を抱えていたヤクルトと阪神が負けたためこうなったというふうなんです。


しかし、なぜこうなったのかというと、最初にちらっと話した交流戦の影響でもあるのです。
交流戦は各チーム全18試合行われたのですが、この一戦でセリーグの各チームが軒並み惨敗唯一貯金を残せたのは巨人のみだったのです(でも、その貯金もわずか1)。特にDeNAの凋落っぷりが酷く、交流戦を3勝14敗1分で終えているのです。これもセリーグの混乱に拍車をかけました。
・・・まぁ、DeNAに関しては、筒香(つつごう)選手のケガもあって大変な状況下で飛び込んでしまったのもあるのですけど、まぁこれはひどいわね。


今後、セリーグ6球団による星の潰し合い、通称『セ界大戦』に突入するのは避けられない情勢になってきました。


しかしそんな中でも、3位から3.5ゲーム(1位からなら4ゲーム)も離されている中日って(苦笑)。もう既にセリーグの混沌からも蚊帳の外に置かれて、正にカオスの渦にいる感じですね。
今後『セ界大戦』に突入した際、5球団の草刈り場になることは明白でしょう。うん、地元でも中日ドラゴンズ嫌いの私にとっては、メシが非常に美味い(ギャハ)。


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2014年08月11日

誰のための交流戦なんだろう

プロ野球の交流戦が、来シーズンから18試合に削減されることとなりました。このため、来シーズンの試合数は今までより1試合減った143試合で行われることとなりました。
この問題は、セリーグ側が日程の消化を理由に18試合を、パリーグ側が営業的な理由で現状の24試合を求めていたことから端を発しています。どちらも平行線をたどっていた中、来シーズンの日程も考慮しないといけないといけなくなり、それを決める日も迫っていたので、パリーグ側が折れることになったようです。

来シーズンは、6カード3回戦ずつの計18試合となり、変則的(隔年制)ホーム&ビジターになりますこのホームになる・ならないは、恐らくその年の交流戦の優勝チームというふうになるでしょう(今年の場合はソフトバンクなので、来年はパリーグがホームサイドになると思われ)。試合期間は3週間ほどで、予備日は4~5日設けるとのことだそうです。

この日程にすることで、日本シリーズと併せて10月まででシーズンを終われるとし、11月以降は侍ジャパンの強化試合に充てられると見ています。ちなみに、この組み方で、アメリカ・韓国・台湾のシーズンとほぼ同時期に終われるとのことだそうです。


恐れていたことが起こりました。全くファンの身に立っていない改悪ですね。
なぜ交流戦を減らさなければならないのか。私個人の意見ではありますが、交流戦を始めたことで、プロ野球の新しい形ができたと思うし、これをきっかけにセリーグとパリーグのカラーの違いもよくわかった(わかってもらえた)と思います。通常のリーグ戦とはまた違う面白さがあったのに、それを無くそうとするのはいかがなものかと。
それを行うのなら、オールスターを1試合にしてもいいと思うんです。アメリカの大リーグのように公開練習とホームランダービーを1試合(1日)設けて、その次の日をオールスターに、その2日間前後1日を休みにすれば、交流戦の3試合分はひねり出せるのではないのでしょうか。
また、9月や10月の終盤に土日ダブルヘッダーをやってもいいと思うんですね。選手達は大変でしょうけど、シーズンの動向が決まる時期にダブルヘッダーを組めば、緊迫感が出て試合も引き締まると思いますし、タイトル争いも過熱するのではないかと思います。


儲からないからやめましょうとか、自分のところのチームが勝てないからやめましょうとか、今回の騒動はセリーグの球団のある種わがままから来ているという報道もあります。侍ジャパンの育成も大事ですけれども、一握りの選手だけが出場するために、プロ野球全体を犠牲にするのは、長い目で見れば大きな収入ダウンに繋がるのではないのでしょうか。
まずは日程の根本的な見直しも含め、上手く回せる方法を考えるべきでしょうね。とにかく、せっかく根付いた、リーグの要にもなっている交流戦を一方的な都合で減らすのは断固反対です。


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2014年06月15日

セが制した!

珍事だな(爆)。<そんなこと言うたらあきまへん!


世間がサッカーのワールドカップで盛り上がる中、終盤を迎えた交流戦。
中でも今日の試合、セリーグ6球団が全て勝利するというふうになりました。詳細をスポーツニュースでしか見ていないので、何とも言えない部分もありますけれども、全てが逆転勝ちという薄氷の勝利だったことを窺い知れる感じでしたなぁ・・・。

中でも広島が連敗を止めたのが大きかったですね。ここまで広島は8連敗中。ホント、このままズルズル行ってしまおうものなら、阪神とのゲーム差も詰まってきた中だけに暗黒面に引きずられるんじゃないかとも思ったわけで、この試合で持ち直せるきっかけになればいいかなと思っております。


対して、パリーグは全て逆転負けということで、投手陣がふがいない・・・と全ては言い切れないわけで。
中でも楽天の則本選手は、点を取ってもらって取られてしまうという「僕の悪い癖が出た」(本人談)ということですが、よく抑えたと思いますよ。これは終盤投手交代を怠った監督代行の責任でしょう。エースの責を負わせるという点はわかりますけど、このまま引きずりそうでかつ勝つ勝利目前ならば、ここは抑えを投入してもよかったはず。勝ちをみすみす逃したふうになりましたね。


さて、現在の交流戦トップは巨人今年の戦力を考えれば、下手すりゃこのまま独走でしょうなぁ・・・。ゆえに、2位に付けている今シーズン好調のオリックス、3位に付けているソフトバンクがどこまで勝ちを積めるかが今後の展開において重要になるのですが、実は最後の最後で巨人戦を残しているんですね(6/17・18にオリックスが、6/22・23にソフトバンクが巨人戦を控えている)。ここで巨人が1試合ずつでも落とすと面白い展開になりそうです。
ちなみに、6/15現在のセ・パの勝利数は、セが54勝、パが59勝若干パリーグが勝っているというふうです。今後の日程を見ると、若干パリーグ優勢かなと思いますね。
とりあえず、優勝はかっさらわれても、リーグ勝利数はパリーグの勝ちで終わってくれればいいなぁと思っております。


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2014年05月19日

2014年交流戦の展望

今年も交流戦の季節がやって来ました。


今年は交流戦が始まって10年目の記念すべき年。近鉄の消滅と楽天の誕生というプロ野球再編の渦中より生み出されたと言っても過言ではないこのシリーズ。近年では少なくなった試合をさらに少なくしようとか無くそうとかいう動きがちらほらしていますけれども、そんなのセリーグが勝てないから言ってるだけなんじゃないのかと思えてなりません。この交流戦によって、各リーグの順位動向がそう簡単に動かなくなり、一生懸命戦っているチームがいつの間にか上位に上がって来るという面白さここで持ち直して上位に食い込んでくるチームが出てくるという意外性が楽しめるんじゃないですか、と。それにこの時期じゃないとセとパのチームが争わないので、各チームの状態を伺い知れるいい機会でもあります。毎年見ても新発見のあるこのシリーズをみすみす減らそう・辞めようというのは何とももったいない。


さて、今年の交流戦は、セの本拠地で指名打者制、パの本拠地で投手が打席に立つという異例の設定が施行されます。まぁ、普段投手が打席に立つことのないパの本拠地にはいいのかもしれないですけど、何のメリットがあるのかなと。雰囲気が変わるわけでもなし、戦術面に大きな影響があるわけでもなし。はっきり言ってこの企画は無いわ(苦笑)。


そんな今年の交流戦、セは広島、パはオリックスが好調な中迎えます


広島の場合は、鯉のぼりの時期まで・・・と言われ続け、最後のAクラスから遠ざかってからはそんなこともほとんどなく低空飛行を続けているとも言える状況でした。ところが、今季は打線好調・投手陣も充実して隙のない、絶好調とも言える状態を保っています
個人的には、巨人から大竹選手の人的補償で入団した一岡選手が好調の理由とも言えますね。それまで手薄だった中継ぎ陣に若手が一枚食い込んだことで厚みが増して、フル回転が利くようになりました。まだまだ中継ぎ陣は不安ではあるものの、かつてのように誰もいないというふうにはなっておらず、確実に勝ち星を拾えるようになったのではないかと思います。
打線は小粒ながらも全体で繋ごうとする意識が確実に点を生み出しているんじゃないかと思っています。主軸はキラ選手とエルドレッド選手になってくるとは思いますが、先述のようにチーム全体で点を取ろうとする意識が残れば、交流戦でも十分戦えると思います。特に投手力の高いパの投手でこれができれば、中盤・後半戦でもしかしたら独走できる可能性もありますね。

対してパ首位のオリックス。これがまた勝てる要素がまるでわからない(爆)。評論家も首をひねる展開になっているようです。
個人的には、それほど変わってないんですよね。イ・デホ選手が出て行った代わりにペーニャ選手が入った(事実上ソフトバンクとの間のトレード)とか、バルディリス選手がDeNAに出てった代わりにヘルマン選手が西武から入った・・・そのくらいのレベルですわね。投手陣に関してはまるで変わってない(爆)。
でも、個々の勝つという意欲でここまで回っている感があります。恐らく今年オリックスが創業50周年という節目の年だからと言われていますし、オリックスのオーナーでもある宮内さんが引退するからとか言われていますけれども、動機としてそこまで躍進させるものか、と(汗)。でも、少なからず何かしらの影響を与えているのは間違いないでしょう。
現状投手陣が好調で、この投手陣が交流戦で回しやすくなるので、勝ち星は稼ぎやすくなるでしょうね。打線はヘルマン選手が引っかき回し、糸井選手かペーニャ選手で返すという定石ができれば大丈夫だと思います。

その他の球団も巻き返しのチャンスです。指名打者制で打線に厚みを出せる巨人、投打で存在感のあるソフトバンクはここで首位に肉薄ないしは奪還できれば、中盤戦以降も優位に戦えると思います。


さて、今季の交流戦はどうなるのでしょう。意外なチームが躍進するのか、首位のチームがそのまま勢いに乗れるのか。気になるところです。


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2012年05月13日

2012年セ・パ交流戦の展望 セリーグ編

今日で序盤の35試合ほど(球団によって前後する)が終わり、5/16からいよいよ交流戦が始まります
およそ1ヶ月ほどの戦いになり、2連戦が変則的に組まれることから、選手にとっては中盤に向けての正念場になります。ここで、選手のやりくりを上手くやったところがリーグ覇者に一歩近づくんではないかなと個人的には思っています。

そこで、今回はセパ両リーグの展望をしていこうかと思います。あくまで個人的な展望なので、あしからず。


今回はセリーグの6球団から。


毎年セリーグは交流戦に弱い、というかなかなか勝てないので、ここで勝ち越しておくと、今後のリーグもかなり有利になるんじゃないかと思います。直接対決が無くなるため、ゲーム差を縮めるにはとにかく勝つしかないので、勝ち越すことは重要なわけです。


セリーグでは、特に中日は勢いに乗っていて、交流戦でもいいところまで行くんじゃないかと思います。
投打共に層が厚く、誰かが外れてもまた誰かが補え、その補った選手もかなりの実力の持ち主。変則日程の交流戦の場合、疲労のたまった選手を一旦外して、再登録ができるまで休息させるという手も重要になってくると思われるので、こういうことのできる中日はすごいとも。
打撃面では特にブランコ選手が当たっているのが怖いところ。初年度の怪力が発揮されているばかりでなく、選球眼がかなり冴えているので、調子のいい状態で交流戦を迎えさせるのは正直怖いです。下手な投手を出すとバカスカ打たれかねません。あとはパリーグの野球を熟知している山崎選手もDHで出てくる可能性があるため、現在控えとはいえ侮れない存在とも言えます。
投手陣は6人のローテを固められるのがまず有利な点の一つ。現在2軍調整中の川上選手やネルソン選手が借りに交流戦期間中に上ってきたら手が付けられなくなるでしょう。

同じくらい調子がいいのは阪神。意外ですが、ベテランの金本選手がイキイキしているので、打撃面では新井選手の復調次第で何とかなるかも。
投手陣はパッとした選手はいないものの、総力戦で抑えられるところは阪神の利点でしょうか。ここでのやりくりが上手く行くかがカギでしょう。


残りの4球団は少々調子が下降線、ないしはどん底で交流戦でカモにされないか心配なところ。


現在2位に付けているヤクルトは特に危機的状況。
主力選手をケガで欠き、バレンティン・ミレッジ両選手が精彩を欠き、宮本選手も絶不調な中、ここで若手が本領を発揮してもらいたいところ
投手陣は何とか回している状況なので、交流戦では苦しい台所事情が垣間見えそうです。

勝率を5割に戻した巨人も、まだまだ厳しい状況。
打線の厚みは相変わらずすごいものの、主力選手である阿部選手がケガ明け以降不安定。当たりのある好調な時もあるものの、先日のDeNA戦のようなポカミスを犯しているようだと厳しいですわなぁ。
投手陣は中継ぎ陣と抑えが相変わらず。先発陣への負担が大きくなると、交流戦を勝ち越しで乗り切るのが危なくなるのは言わずもがな。パリーグ経験者の杉内・ホールトン選手の奮起が必要なところ。

下位に沈んでいる広島は、実は挽回のチャンスでもあるが、打撃陣次第といったところ。
主力の栗原選手が今季前半絶望ということなので核がいないニック選手が覚醒しかかっているものの、正直心もとない。ゆえに、若手の堂林選手がどれだけ奮起してくれるか、それこそ八面六臂の活躍をしてくれると面白いことになりそうです。
逆に投手陣に関しては中日の次に安定しているといってもいいでしょう。前田健太・福井・野村の3選手で2連戦の頭を取って、篠田選手を中心とした4番手以降で取りこぼさないようにする・・・という流れになるでしょう。逆に言えば、前半の3人で2連戦の頭を確実に取れれば負け越しはないわけです。だからこそやりくりの難しい中で確実に勝ち星を拾えそうな、ローテの軸が組める球団でもあります。

で、DeNAはノーコメント(笑)。
・・・というわけにもいかないので、一言。今の状況なら何とか勝てるかも。勢いはあると思うので、筒香(つつごう)・ラミレス・中村紀洋3選手のクリーンナップ陣、三浦大輔選手を中心にした投手陣が機能すれば大幅な負け越しはないでしょう。5割を目標にとは言いません、大負けしない程度に頑張れ(苦笑)。


次回は戦国模様は今年も健在なパリーグ編です。


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2012年04月22日

振り向いたら巨人になってた(苦笑)

今のセリーグの最下位はDeNAじゃないの・・・とか思ってたら、いつの間にか巨人に変わっていたんだよ、これがまた(苦笑)。
DeNAも大概だと思ってたんですけど、それに輪をかけて酷いんだよね


何試合か見ていてもそのおかしさが伝わってきて、打てない・走れない・守れない・粘れないという散々な有様
特に目立つのが、これから巨人の主力にならなければならない坂本選手
打てないのもさることながらショートでの失策が多すぎる。毎年守備が課題になっていたんですが、今年は輪をかけておかしくなっています。このままだと40以上の失策を重ねるんじゃないかと揶揄されてもいまして、これはコンバートも含めて考えなきゃいかんだろうというところにまで至っていますね。正直セカンドで訓練させないところにまで来ているぞなもし(苦笑)。

打線は相変わらず打てないねぇ。重量打線になるとかどこからでもホームランが狙える打線とか言われていたのに、何なんだろうこの打てなさ。バーカバーカと言いたくなるね(ギャハ)。
投手陣はこれまた何とも言えないふうで、先発がいいかなと思った時には中継ぎがやらかし、先発が崩れると中継ぎが何とか立て直すというちぐはぐな有様
中でもホールトン選手が全く機能していない昨年ソフトバンクで19勝を上げ、最多勝まで獲得したのに、なぜか未勝利。明らかにセリーグの野球になじんでないなというふうにも感じますね。
他の移籍組では杉内選手はそれなりの活躍。若手では宮國選手がそれなりに活躍しているものの、西村選手が炎上しかかったりと本当に上手いこと機能してないんだよねぇ。ホントにバー(以下略)。


原監督の珍采配とか後先考えない行動がこういう結果をもたらしているんじゃないかとか色々言われてますけど、正直、原監督が長嶋終身名誉監督ばりのカンピューター的野球をやらかしてるからじゃないかなと。


まぁね、今は振り向いたらDeNAじゃなくて巨人というのがまたね・・・。やらかしたね、原監督(ギャハ)。いい気分だろうね、負けても巨人が負けてくれるから、中畑監督は(ニヤニヤ)。
もしかすると、夢の100敗はDeNAじゃなくて巨人かもしれないですな(ニヤニヤ)。ちょっとだけ某サイトの管理人の顔色がよくなった気がします(爆)。


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2011年10月13日

世知辛い

阪神の真弓監督、「来年も契約するよ」と阪神首脳陣から言われたのに、一転「CS(クライマックスシリーズ)進めず5割割ったらクビ」という最後通牒を突きつけられてしまいました
今年の阪神は正直あまりいいところがなく、ヤクルトにかわされたかと思ったら、中日にもいいところなし。正直、互角ないしはそれ以上に戦っているのは巨人より下のチームという有様勝率も5割を切っている状況なので、もうはしごを外されちゃったという感じですね。ああかわいそうに・・・もう俺は安泰だとか思ったら、こんなこと切りだされるのだもの

似たような状況は巨人にもありまして。まぁ、誰が言ったのかは声を大にして言わなくてもわかりますよね(ニヤニヤ)。
ええ、老害ですよ、老害老害と書いてフリガナはナベツネ(ギャハ)。
阪神の首脳陣のように、原監督本人のクビを切ることはしないそうですが、CS逃したら大粛清と怪気炎をあげているのだそうな。ホントにやるのかねぇ。一番は監督のクビなような気がするけど・・・。いや、CS逃したのに残留するのはプライドが立たないから自ら進退伺たてるかもなぁ。それくらいはしますよね、原監督(ニヤニヤ)。

まぁ、一番はたとえ最下位確定になっても、いや最下位独走状態であっても、真っ先に残留が決定した何某な球団の何某な監督ですね。この2球団の状況を見て明日は我が身と見るか、他山の石と見てチームの立て直しを誓うか、はたまた関係ないねと決め込むか


もしかすると、来年のセリーグは過半数の球団の監督が変わる・・・何てことはないか。


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2011年07月13日

いよいよオールスターが近付いてきた

今日、オールスターの「最後の1人」が決まったそうな。
セリーグ・パリーグとも新人で、セリーグは巨人の澤村拓一選手、パリーグは日本ハムの斎藤佑樹選手。どちらも去年のドラフトで騒がれた選手です。
ことさら、オールスターは人気投票の側面があるので、実力が伴わない部分があるのは言わずもがな。特に斎藤選手の成績(7/13現在、2勝2敗)は選ばれるにはあまりにふがいない成績。投げる機会があれば、是非とも見返してほしいものです。


そんなことを知ってか知らずか、今日、オールスターのチケットの引き換えに行ってきました
7/22のナゴヤドーム、7/23のQVCマリンフィールド(千葉)の両方のチケットがいよいよ手に入りましたよ。
・・・チケットの引き換え手数料って、nanacoで対応可能なのか(笑)。


・・・まぁそんなことは置いておいて。
あと数週間で始まりますね。オールスターを見に行って来ます。
以前名古屋で試合をしていた時は、新庄さんが大暴れした年で、長野ではホームスチールを決めたんですよねぇ。
さて、今年はどうなるのか期待しています。


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2011年06月18日

オールスター戦の

今日の10時から「マツダ・オールスターゲーム2011」の抽選予約販売が行われています。
今回は、以前にもお話した通り、ナゴヤドーム・東京ドーム・QVCマリンフィールド(千葉マリンスタジアム)だったのが、東日本大震災への復興も併せて東京ドーム開催分をクリネックススタジアム宮城に変更。そのため、開催順もナゴヤドーム・QVCマリンフィールド・クリネックススタジアム宮城に変更となりました。

今年は久しぶりにナゴヤドームで開催ということなので、是非とも見に行きたいなと思うのと、この試合でないと外野でもホーム席に座ることができない(爆)というのもあって、今回の申し込み開始日を今か今かと待っていました。
日本シリーズの時と違って、外野席も予約できるのがうれしいところです。
何とか当たってほしいと、ビジター席に当たるレフト席も申し込んだんですが、できることならホーム席のチケットが当たってほしいと願うばかり・・・
で、翌日のQVCマリンフィールドも申し込んでしまいましたが、何か(笑)。


抽選予約は6/26の18時までで、7月以降に結果が出るそうです。その後一般販売が行われるとのことですが、平日だと、一般販売は絶望的な状況になるんだよなぁ・・・。


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2011年06月15日

今年の交流戦もパリーグが制覇

いよいよ今年の交流戦も大詰めを迎え、雨天中止などの事態がなければ、6/19で交流戦は終了し、6/24より再びセ・パリーグ同士の3連戦に戻ります。

そんな中、今日行われた中日×ソフトバンク戦でソフトバンクが勝ち、残り3試合を残してソフトバンクの交流戦優勝が決まりました


この交流戦、毎年パリーグの強さが際立つリーグ戦ということで知られるようになったのではないかと思います。優勝チームは毎年パリーグ(2005・2006年はロッテ、2007年は日本ハム、2008・2009年はソフトバンク、2010年はオリックス)、勝利数は2009年を除いて全てパリーグが制覇しています。

パリーグの野球というのはダイナミックというのか、勇猛果敢で積極的という言葉が当てはまるでしょうか。
もちろんバントを仕掛けてち密な攻めを行う球団もなくはないですが、それでも積極的に足を絡めたりして貪欲に塁を獲っていきます。あとは繋ぐ意識が多く、個々の力を束ねて戦うことが多いと思います。そのため、ここ数年の上位チームはこの繋ぐ意識のあるチームと個々の力を束ねるチームがパリーグでは上位に上ってきます(ロッテ・日本ハムはその代表例)
投手でも、大黒柱が圧倒的・・・ではなく、きちんとした分業が成り立っているかで上位進出が違ってきます
もちろん、絶対的エースが多いからパリーグは強いという見方もありますが、しっかりした中継ぎ陣と抑えがいて、それが充実しているところは強いです(日本ハム・ソフトバンクはその代表例)

ただ、今シーズンはリーグ戦もそうですが、ソフトバンクの投打の軸がしっかりしていて、リーグ戦でもなかなか勝てない打撃陣は破壊力抜群・投手陣は攝津選手が先発に回っても中継ぎ・抑えは充実していると、他の球団より群を抜いて強いんですよねぇ・・・。それゆえに、交流戦ではたった2敗しかしなかったと思うんですよ。
でも、ソフトバンクって短期決戦になぜか弱くて、今回もまたリーグ制覇してもコケそうな悪寒(ニヤニヤ)。


ところで、これだけまざまざとパリーグの強さを見せつけられて、まだセリーグはちまちましたというのか一発狙いの野球をやり続けるんでしょうかねぇ・・・。もっとドラスティックな野球をやってもいいですよ。パリーグのように積極的に塁を狙うとか、徹底した分業制を敷くとか、繋ぐ意識を持たせるとか・・・
あ、中日がよくやっていましたか、そうですか(笑)。


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2011年05月11日

今年のセリーグは・・・

今年のセリーグは、某オーナー発言でソッポを向かれたのを気にしてか、おかしく面白くなっていますよ(ニヤニヤ)!


何せ3年連続最下位だった横浜銀行なかなか融資をしてくれなくなった本気を出す試合が増えたのが原因でしょう。それに呼応して、鯉のぼりの季節が終わるとたいてい失速するはずの広島が好調を維持前半は流し気味で、終盤に本気モード全開のヤクルトもいい意味で好調を保っています。いずれも昨年はBクラスだったチームで、上位球団に搾取され続けた辛酸を舐めさせられ続けたわけですよ。


その一方で、上位だった中日・巨人・阪神の調子が一向に上がって来ない

中日はキャンプでのサディスティックな強制労働12球団一の練習量が祟る時期なのか、特に打線が湿りっぱなし。
もうグスマン・ブランコのドミニカコンビはリコール(ギャハ)!過去の日本人が味わった耕作不適格地豊饒な土地での開拓民として送り返しましょう!ついでに打てないクリーンナップもチェンジですな。ブーちゃん(中田亮選手)あたり脂が乗ってて食べ頃1軍上げてもいいんじゃないかと。その際は「矢場とん」の味噌カツでお願いします

巨人はナベツネのとばっちりや東京ドームの試合がなかったキャンプの方針が澤村選手一辺倒かつ阿部選手の離脱のせいで、悪くはない本人までも含めて投手陣が炎上。そしてその火がなぜか小笠原選手にまで飛び火し、同じ日本ハムの高橋信二選手をトレースあてがうことになりかねない事態に。

阪神はパッとしたものがなく低値安定中継ぎ陣および藤川選手(通称トリプルK。久保田・小林宏・藤川(球児)3選手のK)の崩壊で投手がダメになり、打線もリーディングヒッターなはずのマートン選手が、「ぽぽぽぽーん」こと「あいさつの魔法。」のCMの影響で不調
金本選手も、恨んでないとは言うものの、藤川俊介選手の嫌がらせ盗塁失敗などが尾を引いて(いや、もう引退した方がいいくらい酷い動きで)、気遣いからか打線全体が機能不全に陥ってるのではないかと。80年代~90年代を象徴する「ダメ虎」が復活しようとしています。


まぁ、始まって1ヶ月経たないわけですから、この時期に順位なんて・・・という人もいますけど、この時期でこれだけ大荒れですから、もうひと暴れ来そうな予感
交流戦後の各チームの立て直しや好調ないしはモチベーションの維持が上手くできるかが大きなカギになりそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26Comments(0)TrackBack(0)

2011年04月21日

勝利の女神が右往左往

今年のプロ野球、当初は横浜が類い稀なるスタートダッシュを決め、「今年は違うな」と思わせたのもつかの間、あっという間に4連敗・・・というふうになって、「いつもの横浜が帰ってきた(笑)」と安堵してたら、今度は広島が覚醒しだしましたよ(爆)。
横浜と入れ替わるかのように、目下6連勝中。とても開幕連敗したようなチームとは思えません

どっちのチームも一長一短が激し過ぎるんですけど(苦笑)、共通しているのは、乗せると怖い点
横浜にはムードメーカーの森本・渡辺の両選手が、広島には絶対的エースの前田健太選手がいるので、彼らを乗せると急に強くなりますよ


それに引き換え、いまだ勝利の女神がやって来ないのが中日
・・・チーム打率2割を切ったんだって。ざまぁ(ニヤニヤ)。
去年ホームばっかチートテックな勝ち方するでたわ。
・・・と、今のうちに言っておこう(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 19:07Comments(0)TrackBack(0)

2011年03月19日

事態を考えられない人達

もう怒りがおさまらない。


まずは東京電力(TEPCO)
先日の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)がきっかけで起こった福島第一原子力発電所の事故では、事態を甘く見た、かつ情報を小出しにしてひた隠しにしていた東京電力幹部の対応にもう怒りを通り越して呆れかえってしまうほどでした。そして国を欺いたその責任はとても幹部の更迭では済まされない事態だと思います。社員が悪くはないと言っても、東京電力の解体を国が指示しても、国民は当然の対応だと納得してくれるものと思います。


そして原子力安全・保安院の行動
彼らは3/15に早々と事故の起こった現場から50km離れた福島県郡山市に『逃走』してしまったのです。これもわかった際、本当にはらわたが煮えくりかえる思いに駆られました

やっぱり国の発表では危なかったんじゃないのか、実は事態が深刻だったのではないのかと邪推されたほどです(実際、福島第一原子力発電所は1~4号機までが危機的状況に陥り、5・6号機が危険な段階になっている)


あまつさえ、私自身の火に油を注いだかのような状況に追いやったのが、プロ野球・セリーグの対応
パリーグは4/12に延期した開幕戦をセリーグは予定通り3/25に強硬して行うことに。その主導をしたのが巨人・渡辺読売グループ会長。しかも渡辺会長はナイトゲームさえも強硬開催しようと画策していたと言われています。さらに、開催延期を求める声を「俗説」と一蹴していました。

東京ドームで試合を行うと、状況にもよるものの4000世帯ほどの電力が必要とされています。しかし現在計画停電によって東京23区(一部除く)以外は数時間の停電を少なくとも行わなくてはいけない状況。いくら23区は対象外とはいえ、東京ドームの電気をどこからねん出するのかということを考えれば、周辺地域の電力事情が悪くなることは明明白白。そのことを鑑みてやろうというのでしょうか。

確かに選手のはつらつとしたプレーは被災者への活力になる部分は否めません
しかし、そのために周りを犠牲にしてまでやることなのかしかも西日本で行われる甲子園(高校野球)と違い、電力事情が悪いことを考えれば、とても強硬開催をできるような状況ではないと思います。

唯一の救いは、選手会が強硬姿勢を貫いていることとセリーグの理事会が延期を決めたことでしょうか。理事会の延期はまだ手ぬるいところもありますけど。


あとは、ACジャパンのCMばかりになってから抗議の電話を入れる輩は、普段CMなんてトイレタイムとか言ってる人間じゃないのか?
そう言う輩は、CMがあればあったでうっとうしいと言って怒って、なくなってACばかりになると、しつこいだの内容がそぐわないだの、(民間団体なのにもかかわらず)税金がもったいないとか抜かしやがって・・・
なら民放は見るなきちんとカネを出してNHKだけ見てればいい。

それと買い占めしている輩もそう。特に十分な供給量のある関東(茨城除く)以西と北海道の輩。あれほど大丈夫だと言っているのに、買い占めをすれば東北の人達がさらに困窮しかねないのになぜそうするのだろう。悲しくてやりきれないです。
もうここまで利己主義な人が出てくると・・・


世界中が日本の冷静で的確な行動を賞賛しているというのに、こういった一部の利己的な輩がその評価をぶち壊しにしかねないことを思い知らせないといけない。そう痛感しています。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)