DH制は、1972年にアメリカ・大リーグのア・リーグ(アメリカンリーグ)で初めて導入され、2022年にはナ・リーグ(ナショナルリーグ)にも導入されました(コロナ禍の2020年に一時的に導入されていた)。
日本では、1975年にパリーグが採用して、現在に至ります。その間にオールスター戦(1983年に採用され、1993年から全試合で採用)・日本シリーズ(1985年に採用され、2020年より全試合で採用)・交流戦(2005年の開始時からパリーグの球場のみ採用。ただし、2014年のみセリーグの球場のみ採用)でも採用されます。
それ以外では、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)・オリンピックなどの国際大会でも採用されています。
日本のアマチュア野球では、社会人野球での採用例が有名です。
大学野球では、東京六大学野球・関西学生野球のリーグ戦および明治神宮野球大会では採用されていませんが、東京六大学野球・関西学生野球では2026年に導入する予定です。
高校野球でも、2026年からセンバツ高校野球(春の甲子園)・全国高校野球大会(夏の甲子園)で導入予定になるとのことです。
このようにして、セリーグへの導入は、外堀を埋めるように決められたとも言えますけれども、実は2016年頃から議論がなされ、2019年から当時読売ジャイアンツの監督だった原辰徳さんによって提言されていたんですね。それにより、先述のとおり、日本シリーズで全試合採用される経緯にはなったものの、セリーグでの採用は見送られ続けました。当時阪神タイガースの監督だった岡田和彰さんは、2023年の監督会議で反対論を展開するなど、根強い反対論者がいたことも理由にあったのかもしれないですし、日本プロ野球連盟が、「セリーグがDHを導入しない9つの理由」というものを掲載していたのもあったかもしれません。
ただ、いずれにしても2027年に導入開始が決まったという事実は受け止めないといけないのでしょう。なお、2026年は移行期間に充てられるとのことで、従来通りの体制になります。
とはいうものの、何か腑に落ちない。こうも簡単に変えていいんでしょうか。
DH制をセリーグに導入したら、パリーグとどう区別を付けるんでしょうね?もし、両方にDH制が並ぶことになるのなら、もうセリーグもパリーグ廃止して、新しくリーグを編成した方がいいと思います。
新しいリーグは1部リーグ(アッパーリーグ)と2部リーグ(ロウアーリーグ)の2部制にして、アッパーリーグの下位3チームとロウアーリーグの上位3チームとの入れ替えを毎年行いながらリーグ戦を進めていくというふうにした方が、より面白味が増すと思うんですよね。毎度毎度変わらない顔ぶれ(たまに交流戦で新鮮味が出るだけ)という状況を変えるいいきっかけにもなると思うし、新規参入を促すきっかけになってくれればとも思うんです。それができないなら、セリーグのDH制は、パリーグと変わらない展開を見せられ、しかも毎度毎度変わらない顔ぶれの中でしか見せられないふうになりかねないので、実力を図るという点でも反対です。
たぶん、日本の野球をつまらなくしかねないです。セリーグのDH制導入は・・・。
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