2013年11月25日

元気だったか!

今から20年ほど前、名古屋市にあるセントラルパークを中心にライブ活動をしていたおじさんがいた。そのおじさんはセーラー服を着ていることから、いつしか「セーラー服おじさん」と呼ばれ、一時地元のテレビに引っ張りだことなり、彼が歌っていた曲もローカル番組の主題歌になったのだった。
時は流れ、散発的に彼の名は聞いたものの、既に時の人となり、いつしか忘却の彼方に埋もれようとしていた。そのセーラー服おじさんと呼ばれたその人の名は、安穂野香
どういう曲を歌っている人でどういうビジュアルの人なのかは、こちらの動画(人間大學撮影のもの)をご覧下さい。



まぁ、おっさんですわ(苦笑)。
一時期、東京に『別の「セーラー服おじさん」』(メガネを掛けてひげを生やした初老の男性)が現れた&心ない高校生が警察に通報したということで話題になりましたけれども、名古屋に住んでいた経緯のある人なら、少なくともあまり驚かなったのではと思いますね。

しかし、この人はすごい人で、かつてアイドルで活躍したポピンズの金子恵美さんは彼の教え子だそうです。


そんな安穂野香さん、実は30代半ばからカラオケ教室を開いていたということを今日、新聞の夕刊で知りましたあれだけ有名になっても、音楽で生計を立てることは難しかったとのことらしい。それでも地道に地元の津島市や蟹江町にあるカラオケボックスでお年寄りにレッスンをし、好評とのこと。そして、今でもライブ活動をやっているとのことだそうな。


・・・うそ、行ってみたい!実は、地元でもセーラー服で活動しているというなかなかアグレッシブなおじさん。さすがに容姿は変わってしまったけれども、あの頃と全く変わってないんだなぁ・・・。
奥さんにも先立たれ、歌手活動も細々とやっているこういう方にこそ、もっと光を当ててほしいですね。セーラー服おじさんはいつまでもあの時の輝きを失っていない、その姿を見て少し泣けてきましたよ。


ぜひライブ活動はネットで公表して下さい(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)