2011年05月28日

夏の新機種2011 ドコモ編①

夏の新機種が出揃い始めましたが、今回は東日本大震災の影響で、ソフトバンクが今回大規模な発表を行わないというふうにしたため、ソフトバンクの新機種の全容がいまだに見えてこないので、いつ始めればいいんだろうと思ってたら、既に一部機種の発売が決まり、販売も始まっているので、始めていこうと思います


とりあえず、今回は先に発表のあったドコモから。その次にau、そして大規模発表を行わず小出し状態のソフトバンクの順番で行きたいと思います。

ドコモに関しては、今回も本格的にスマートフォンを出してきました内容としてはAndroid端末が圧倒的なものの、BlackBerryといった独自OSのものやWindows 7を利用したケータイも久しぶりに登場しました。
一般的なケータイも登場し、今回初めてカシオから機種が登場します。恐らくNECとの関係で出すことになったと思われます。既にauやソフトバンクで実績を積んでいるだけあって、どういう評価をされるのかが気になるところです。
データ端末もドコモの次世代機LTE(第3.9世代)になるXi対応機種が本格的に登場します。

なお、今機種から全てSIMフリー端末となるため、端末だけ買って他の携帯会社のSIMカードを挿し込んで利用することも可能になりました(ただし、構造の違うauは利用不可)


では新機種の紹介です。今回はNEC系とソニー系の紹介から。


1:MEDIAS WP(N-06C)
薄さ7.9mm(最厚部9.9mm)のストレートタイプのスマートフォン。NECが展開するMEDIASシリーズの一つ。OSはAndroid2.3で、IPX5/IPX7相当の防水機能、下り最大14MbpsのFOMAハイスピードを搭載している。

個人的感想
春モデルの隠し玉で登場したMEDIASのマイナーチェンジ版。基本的な機能はMEDIASと同じ。ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイ機能など日本独自の機能もMEDIASの時と同様に残している。
そのため、スマートフォンを始めて使う人にはわかりやすい機種になるかと思うが、カメラ機能が510万画素しかないところが残念なところ。


2:Xperia acro(SO-02C)
海外で主に展開されていたストレートタイプのスマートフォン。ソニーエリクソンが展開するXperiaシリーズの一つ。OSはAndroid2.3で、CPUはSnapdragon「MSM8255」を搭載している。
4.2インチフルワイドVGAの大型液晶を搭載し、ワンセグや赤外線通信といった日本独自の機能も搭載ないしはインストールされている。

個人的感想
海外でも日本でも人気の高いXperiaシリーズの新作。海外でも評価の高い機種として知られているそうです。
残念ながらゲーム機能を搭載したXperiaではなかったものの、日本市場で売るためのマーケティングを積み重ねていると感じさせられる。
個人的には、カラーリングの素晴らしさとmicroSDをカバーやバッテリーを付け外しなくても抜き差しできるのがいいかと。


3:P-07C
4.3インチの大型ディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid2.3。
機種を片手で使えるよう配慮され、「タッチスピードセレクター」では、回転させながらメニューを選ぶことが可能になっている。

個人的感想
大きなディスプレイであるものの、スピードセレクターからアレンジされたタッチスピードセレクターでその大きさや使いにくさを感じさせなくなるだろうと思う。
ワンセグは搭載されているが、赤外線通信が搭載されていないのは少々残念なところ。


次回はドコモのスマートフォンが続きます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)

2011年01月27日

ソニーの総力を結集して、PSPの後継機が作られることに

かねてから出る出ると言われていたPSPの後継機が遂にベールを脱ぎました。
既にリークされていた情報通り、タッチパネル・NTTドコモの通信網(3G)を利用したデータ通信が利用可能になっています
で、その次世代PSPの名前はNGP(Next Generation Portable)恐らく仮の名前になるとは思いますけれども、次世代の携帯ゲーム機をそのまま打ち出しています


それでは、詳細を見ていきましょう。


液晶は5インチのタッチパネル有機EL液晶を搭載したことで、PSPの4倍の解像度を持つことができるようになったとのこと。タッチパネルではあるものの、ニンテンドーDS(以下DS)のようにタッチペンを使わなくても反応しやすいようになっているようです。そのため、指でタッチする(触る)、叩くという基本動作以外にも摘まむ・弾くといったトリッキーな操作も可能になっているとのこと。このことからかなりDSを意識したものになっています。また先述の通り解像度の高い画面を搭載することで、叩いた時の波紋やパチンコのしなり具合もきれいに再現されているようです。

さらにPS3のコントローラー(DUAL SHOCK)と同じく3軸のジャイロ・3軸の加速度を合わせた6軸検出のセンサーと3軸の電子コンパスセンサー、そしてソニーの携帯ゲーム機では初になる左右両方にアナログスティックが搭載されています。
もしかすると、PS3のコントローラー代わりに利用可能になることを想定して制作されている可能性があります。
例えば、マージャンゲームをやる際には、手牌をNGPの画面に表示させ、捨てる牌をタッチすると、テレビ画面に捨てられる牌が表示される・・・というふうになるでしょう。これがあれば、仲間うちで簡単なパーティーゲームが楽しめるようにもなるのではないかと。もちろんオンラインゲームとの連携や画面を上手く調整できればNGPのみでも可能です。
なお、ボタン配置はこれまでと同じでボタンも6つ

本体そのものの形はこれまでと同じ上下をカットした円形(スーパー・オーバル・デザイン)。PSPと違うのは、本体背面に凹みがあり、手のグリップ感を感じやすくなっています

そして、リア部分にはカメラが搭載されています(画素数は不明)。恐らく顔を取り込み、アバターとして楽しめるゲームを楽しめるのかもしれません。

通信機能は、これまでのアドホック(ワイヤレス通信)・インフラストラクチャー(無線LAN通信)の他に3Gを介した通信も用意されました。インフラストラクチャーと3Gでは、最新ゲームの情報を入手できる「LiveArea(ライブエリア)」や近所で遊んでいるユーザーの情報を知ることのできる「Near(ニア)」が利用できます。もちろんウェブ・メッセージ(メール)・PSストアの利用も可能です。


なお、Android端末利用者にも朗報があり、同機種であれば、PSなどの作品をダウンロードできる「PlayStation Suite(プレイステーション・スイート)」が利用できるとのことだそうです。


PSP・PS3では発売の停滞に陥った時期が長引いたことを反省してか、かなり積極的な攻めを見せています。特にPSの立ち上げ以来になるグループ間のコラボが実現しているのは大きいですね。
ゲームに関する部分はSCEが担い、ケータイ通信に関する部分はソニーエリクソンが担うという互いの長所を上手く引き出せたのではないかなと思います。
そして大きく水を開けられたDSを徹底的に研究していますね。DSは3D機能に特化させていますけど、NGPに関しては2Dに特化し、最高の映像が出せるようになっているなと感じています。

気になるのは価格と発売時期ですけれども、どちらも未発表。発売時期は年末になるとのことだそうですが、恐らく2012年までかかるんじゃないかと思います価格も3万弱とにらんでいます。


ともあれ、今年のゲームショウ最大の目玉が今年の初めに出てくるとは誰も予想してなかったでしょうね・・・。先の話ですけど、ゲームショウのある9月が待ち遠しいです。  
Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)TrackBack(0)