2016年03月31日

さようならSCE、こんにちわSIE

1993年の創業以来、20年以上にわたって日本および世界のゲーム業界をリードしてきたSCEことソニー・コンピュータエンタテインメント。SCEは、1994年に発売したプレイステーションによって、これまで任天堂の独壇場だったゲーム業界を流通革命をテコにして覇権を手中に収め、以降2000年のプレイステーション2、2006年のプレイステーション3、2013年および2014年のプレイステーション4と据え置き機の中ではトップを維持、強固していきました


そんなSCEが明日(4/1)から今年1月に設立されたソニー・インタラクティブエンタテインメントLLCに合わせる格好で会社名をソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)に変更することになりました
ちなみに、SIE LLCの本社はアメリカ・カリフォルニア州のサンマテオというところなのですが、SIEそのものは東京に居を構えたままになります。

SIEに与えられた使命は、プレイステーションのユーザー維持・拡大とプレイステーションおよびそれに関係するコンテンツの企画・開発・販売になるようです。会社の名前は変わっても、プレイステーションの精神はそのまま受け継がれるといいですね。
ただ、アメリカの本社で物事が決めれれる傾向が強まると、日本が主流だったゲーム業界の日々が遠くになりにけり・・・とならないか心配でもあります。海外ゲームが主流になっている昨今、せめて日本のゲームに再び脚光が浴びれるように、SIEはコンシューマーゲームの盛り上げ役になってほしいものです。


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2016年03月17日

PS VR、秋に発売決定

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、プレイステーション4を介してプレイできるバーチャルリアリティーシステム「プレイステーションVR」が、日本・アジア・アメリカ・ヨーロッパで発売されることが決まりました。VRヘッドセット・プロセッサーユニット・ステレオヘッドフォンなどがセットされ、発売と同時に専用ソフト「THE PLAYROOM VR」が無料配信される予定です。
気になる価格は、日本では44,980円、アメリカでは399ドル(44,289円。1ドル=111円で計算)、EUでは399ユーロ(50,276円。1ユーロ=126円で計算)、イギリスでは349ポンド(56,189円。1ポンド=161円で計算)となっております。アメリカ以外は日本より少々高めの商品になりそうですね。ちなみに、他のVR機の価格が600~800アメリカドル(66,600~88,800円。1ドル=111円で計算)ほどするとのことなので、若干安いとも言えますが、本体とのセットで購入した場合、ほぼトントンなのかなぁ・・・。
発売は2016年10月。同時発売になるのかはよくわかっていませんが、発表を聞いている限り、ほぼこの時期に発売ものするのだと思います。
ソフトに関しては、ローンチから12月までに50本が展開予定。制作会社は230社が参入を決め、160本が開発中とのこと。しばらくはソフト不足・・・なんてことにもならなさそうなのは、よくやっているとも。中でもPS2・ドリームキャスト・XBOX360で発売され、一大センセーショナルを巻き起こした「Rez」が、PS VRで待望の復活を遂げることになったのです。



そのプロモーション動画。水口哲也さんが最後に登場してビックリ(笑)。
テレビ画面でもトリップする快感を味わえたのに、VRになることで、身体全体でその感覚を味わえるようになるのか。これはゾクゾクするわ。


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2016年03月01日

ひっそりと 生産終了 PS Vita TV

うーん、字余り(ギャハ)。


ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が、鳴り物入りで2013年に発売したPS Vita TV。実は今年の2月末で生産終了になっていたことが明らかになりました。まさにひっそりと終了です。


PS Vita TVはPS Vitaをテレビの大画面で遊べるようにと作られたもので、実際PS Vitaのゲームのほとんどを遊ぶことができます。またストリーミングビデオのメインストリームになろうとスマートテレビやセットトップボックスの機能を併せ持っています
しかしながら、一緒に発売しているPS4やPS Vitaそのものが好調なため、あまり売れなかったんでしょうね。「一定の役割を終えた」として今回の結論に至ったわけです。


まぁ、いいところを突いたとはいえとはいえ、やはり中途半端感は拭えなかったんでしょうね。個人的には家族で遊びやすいというメリットは感じられたものの、PS Vitaのウリだったタッチパネルに対応できないので、それらのゲームは全て非対応になってしまったのは痛いですわね。テレビ側に対応させるのは、どうやったってできないですし(苦笑)。
あとは一部のアプリも対応していないので、使いたくても使えないのも困りもの。本当に中途半端になってしまってたんですね・・・。
コントローラー(DUAL SHOCK 3ないしは4)に対応可能だったので、遊びやすいメリットもあったものの、それだけではダメなのか。うーん、もったいない気もするし、仕方のない気もするし。何ともはや。


ソニーにPC部門が残っていたら、タッチパネル対応PCでPS Vitaが遊べるとかの離れ業ができたかもしれないなぁ。残念無念。


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2015年09月21日

PS4、こそっと5000円値下げ

先日、SCEがPS4の本体価格を10/1より34,980円(税別)に値下げされることになりました。
9月になってすぐに「メタルギアソリッドⅤ」が発売したばかりで、皆がこぞって買ったばかりでのタイミングに、この値下げ。そのこっそりぶりが、スネークのようだと突っ込みたくなると同時に、ボソッと「34980円」としゃべりそうなあたり、トー●堂の北社長みたいじゃんとさえ突っ込みたくなりましたよ(笑)!

・・・これで、9月いっぱいまで本体が売れるというブーストは期待できなくなったものの、新作があまり出ない10月以降に持って来たことで、欲しかったけどまだ躊躇していた人に対して訴求できるのではないかと思っています。何より、これから迎える年末商戦やPS4のオプションになるプレイステーションVRで大きな訴求ポイントになるのではないかと思います。とはいえ、発表後でも本体買っていた人がいたけど、よほど「メタルギアソリッドⅤ」がやりたかったんだろうか?


いずれにしても、国内ではライバルとされたWii UやXBOX ONEを駆逐し、独走状態というかつてPSやPS2が味わったあの状況を味わっているようでもあります。
しばらくは新ハードも出ないようなので、 『PS4無双』は続きそうです


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2015年06月24日

新しいPS4がまもなく発売されます

発売から1年半経つか経たないか(地域によって若干違いアリ)になったPS4ことプレイステーション4。そのPS4の本格的なリニューアルが施され、6月下旬から全世界で販売開始となります。


新型PS4は現行モデルに比べ、消費電力が8%低減されるようになります。それでいて現行モデルに比べ10%軽くなっているとのこと。燃費がいいのにダイエットにも成功している。うらやましい(笑)。<意味が違う。
デザインはそのままなのですが、本体上部のハードディスクドライブベイカバー表面には、本体と同様にシボ加工が施されておりますので、初期モデルとの見分けにも困らないようになっています。
ちなみに、ハードディスクの容量は500GB・カラーは黒(ジェット・ブラック)と白(グレイシャー・ホワイト)の2色展開と、これまで通りになっています。値段も下がらないようです。

で、6月下旬と書いていますが、日本での販売日は6/24・・・ってもう明日じゃん(ギャハ)!とはいっても、店によっては初期モデルが残っているところもあるかもしれないので、新しいモデルが欲しい人は、念のため店員の方に伺ってから買いましょうね。


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2015年03月21日

PS4とPS Vita、やっと中国で販売開始

ラストフロンティア中国でいよいよヤツらが動き出す・・・。


3/20に中国・上海の経済特区(上海自由貿易試験区)で、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のゲーム機であるプレイステーション4(PS4)とプレイステーション・ヴィータ(PS Vita)が発売となりました。
今回は経済特区でのみの販売となっているのですけど、なぜそういうふうになったのかというと、中国独自の『お家事情』というのあるんですね・・・。


中国というのは社会主義国家。そのため、国の施策によって個人の動向でさえも左右できるというお国柄でもあります。今回のゲーム機でも、たかがと思うかもしれないですが、その例外とはなってくれませんでした。
中国では2000年より青少年に悪影響を与えるという理由でテレビゲームの製造および販売を禁止してしまいました。そのことによって起こった現象として、海賊版の横行・PCゲームの隆盛などが起こることとなるのです。「Vii 威力棒」なんてのが海賊版の最たる例ですし、中国で最も流行っているのはPCでプレイしやすいFPSやオンラインRPG だったりするわけで。
またゲームに関する情勢も変わって来たというのがもう一つの大きな理由。それまではPCゲームが主体となってきましたが、2010年代に入ってからはスマートフォンが伸長し始め、iPhoneが中国で展開開始になってからは爆発的に普及しているとのこと。そのため、規制の掛けにくいゲームアプリが登場したことによって、様々なジャンルの作品を掌(てのひら)の中でプレイできるようになっていきました

そんな動きに風穴を開けたのが、冒頭で紹介した経済特区。この中でなら、企業進出するのならば自由な商売ができるようになりますよと中国政府が宣伝をしたわけです。その中の一つにゲーム機というのもあったわけです。


ゲーム機解禁となってから、この経済特区を最初に活用したのがマイクロソフト。マイクロソフトは、2014年9月にアジアでは最後となったものの販売を開始しております(ただし、数日前に既に香港で販売を開始していた)。
それに続こうとSCEも今年1月11日に販売を予定していたものの、中国政府から待ったが掛かって今日まで延期となったわけです。どういう理由なのかは不明ですが、実況ができるshare(シェア)機能に警戒感を持たれたのでしょうか。


いずれにしても現状のゲームハードでは『モンスター』とも言えるPS4と携帯ゲーム機の究極の進化系ともされるPS Vitaが上陸を果たしたわけですから、ゲーム市場に多大な影響を与えるのは不回避です。
実はPS4はXBOX ONEよりも売れに売れているため、マイクロソフトとしては先行販売で地盤固めに躍起だったでしょう。そのアドバンテージが利くのかどうか、PS4は『劣勢』を跳ね返せるのか、今後はPS4の売れ行きが気になるところになりますね。そして、任天堂はどうするのかも今後の注目ポイントになるでしょう。


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2014年12月03日

PSシリーズ20周年記念PS4本体発売

実に長ったらしい名前のタイトルを付けましたけど、事実なのだから仕方ない(ギャハ)。


ソニー・コンピュータエンタテインメントは、プレイステーション(PS)発売20周年を記念して、「PlayStation4 20周年アニバーサリー エディション」という本体を発売することになりました。
この本体は、初代PSのカラーであるグレーを基調にしたものになっており、縦置きにした場合、上部右端にはPSロゴが刻印され、同じく右下部分にはシリアルナンバーが刻印されたプレートが貼り付けられ、さらに同じく下部とDUALSHOCK4のタッチパッドの表面には、「△○×□」ロゴマークをアレンジした「△2○×□」(「2」が「△○×□」の中央に位置している)のモチーフが所狭しと散りばめられています
本体・DUALSHOCK4・縦置きスタンド・PlayStationCamera以外にもモノラルのヘッドセットが同梱されています。もちろん、全て初代PSカラーです。
この本体、49,980円(税別)となっており、世界全体で12,300台(初代PS発売日の12/3にちなんでいる)限定で販売となります。そのため、一般流通で販売されるのではなく、ソニーストア(オンラインショップ)での抽選販売になっています(登録のために、My Sony IDが必須)今日(12/3)から12/10までの1週間が登録期間となっており、抽選の末12/16に当選者が発表、12/22午前11時までに登録が済めば、12/21以降順次配送されるという流れになっています。ただし、キャンセルが発生した場合のみ2次抽選が行われ、先着順で1月中旬以降繰り上がり当選のお知らせが配信されるというふうになっています。
なお、購入できるのは1人1台1回までとなっています。ご注意あれ。

SCEのサイトでも本体の概要が見られますけれども、実物を見たいという人は東京・銀座のソニーショールームで見られるとのことなので、関東圏にお住まいの方や関東に行く機会のある人は、この機会に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


いやしかし、この色いいねぇ。白でもなければ黒でもない、まさにPSを象徴しているカラー。じっくり見ると、新しいゲームがこの本体で味わえるんだというあの頃を思い出させますねぇ(ただ、個人的に思い入れが強いのはPS2だったりする(ニヤニヤ))。いい意味でセンチメンタリズムに浸れるとも言えますわ。PSはファミコンの次によく遊んだ思い出があるので、なおさら。特に今20代の人はPSがゲーム機の始まりなんて人も多いんじゃないんでしょうか。
欲しい、でもドラクエの本体(「PlayStation4 ドラゴンクエスト メタルスライム エディション」のこと)が手に入ったら、どうしようかねぇ(苦笑)。<取らぬ狸の皮算用(ニヤニヤ)。


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2014年09月24日

東京ゲームショウ2014ハイライト 後編

SHL23_0765ゲームショウハイライトの後編、最初はコーエーテクモブースののぶにゃがから。
一時のヤツかと思ったら、今でも大活躍。子供ウケがよかったんだろうなぁ・・・。



SHL23_0770こちらはSCEブースに展示されていたPS4本体。カラーリングでの紹介は初になるんじゃなかろうか。
前に紹介したメタルスライムバージョンはここでも登場。



SHL23_0771こちらは同所で掲載されていたソニーストア限定のPS4本体とハードディスクドライブベイカバー。PS4本体の左右に写っているのはPS Vita(左)とPS Vita TV(右)。どちらも「ダンガンロンパ」仕様になっています。



SHL23_0769こちらは、マイクロソフトのXBOX ONE。毎度そうだが、マイクロソフトは本体よりそばにいるねーちゃんを撮らせたい傾向があるようで・・・。全く困ったもんだ。



SHL23_0774今回遊んだのが、マイクロソフトから発売予定の「SUNSET OVERDRIVE」。変なエナジードリンクを飲んだ人間のなれの果てをやっつけるというものだそうで。イラストがいかにもアメリカナイズ。そしてアタリ臭い(爆)。

遊んでみた感想は、操作感覚に慣れるのが大変だなと。右スティック(視点移動)がラジコンのような操作なので、走りにくいし、武器の取り換えも少々難アリ。まぁ慣れれば快適でしょうね。もちろん爽快感は抜群



SHL23_0767で、腹が空いたので、飲食ブースがある9ホールへ。今年は飲食ブースが隔離されていたので、案外快適。特に午前中に行けば食べたい物はあるし席は結構空いてるしでよかったですね。


で、最初に頂いたのが、「ホルモンカレー」。広島の名物ということでやって来ていました。



味はカレーのスパイシーかつフルーティーな風味とホルモンがきちんと処理されているので臭みもない。そして柔らかいので食べやすかったですね。


SHL23_0768もう一つは、「仙台味噌仕立て 炙り牛焼肉重」
仙台味噌を使ったタンではない牛肉を焼いて乗せた丼物。『重』とあるけど、二層重ねではない(苦笑)。



味は、味噌の香ばしさと美味さが引き立ってなかなか


SHL23_0776最後は、「牛ホルモン焼うどん」
これと言って特には無いのですが、美味そうだったので買ってきた。



こちらも味噌の香ばしさが引き立っていて美味かった。ホルモンもプリプリでよかったですよ。


SHL23_0793ちなみに、この9ホールではくじ引きもできました。2日目の朝イチ、9ホールからしか入れない関係でせっかくだから・・・と引いてみた。どうせハズレだろうと思ってたら、当たっちまいやがった(ギャハ)。
もらえるのは、配布物がほとんど。しかし中にはポーチやTシャツ類などもあり、特定の作品・メーカーのファンなら欲しいと思えるものもあったんではないかと。



総じて、ブース内の混み具合は相変わらず動けないところもあるのも相変わらずですな。

ゲームショウではスクエニブースでドラクエⅩの新発表を見に行ったのですが、会場が細い通路側にあったので、開始直前に入場(閲覧)制限が掛かるなどあったので、もう少し広い場所を確保してあげたらと思いましたね。
あと、カプコンの「大逆転裁判」のムービー紹介も見に行ってきましたが、共同推理が面白そうですね。謎の掛け合いじゃないですが、推理のし合いが彼らの話のやり取りと相まって面白くなってます。


さて、来年のゲームショウはどうなるのでしょうか。新ハードがないので行くのかどうかは微妙なところですが、もしかするとドラクエの最新作の発表とかも出てくるかもしれないので、また行くのかしら。


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2014年06月03日

ソニー初の携帯ゲーム機、生産終了へ

あまりにも突然だったなと思いましたね。


ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から2004年に発売された初の携帯ゲーム機プレイステーション・ポータブル(PSP)が今月末で生産終了ということになりました。既に発売から10年ほど経ち、世代的にも古くなってきてはいたものの、2011年に発売されたプレイステーション・ヴィータ(PS Vita)への移行が上手くいかない中での見切り打ち切りとなりました。


PSPは2004年に発売。4.3インチのモバイルASV液晶を備えたコンパクトモデルながらも、PS2レベルと遜色ない映像表現および処理が行えるということで、ニンテンドーDSよりも高性能な点をアピールして宣伝を行っていました
ただ発売当初は脳トレブームで絶好調だったDSを尻目にいじらしい展開が続いたものの、モンスターハンターシリーズのヒットに伴い、急成長。一時はDSとのつばぜり合いを行えるまで売れたこともありました。

PSPは2009年に姉妹機であるUMDドライブ非搭載のプレイステーション・ポータブル goを発売しましたが、ダウンロード販売というシステムが普及しなかったこともあり、2011年に生産終了となりました。

ニンテンドー3DSの展開開始以降は、徐々に販売台数に陰りが見え始め、3DSの値下げが実施されてからは急速に衰えたとも言えます。それでも、PS Vitaへの移行を渋った(ないしはスマートフォンのソーシャルゲームへ移行したり、携帯ゲーム機そのものへの見切りを図った)人も多かっただけでなく、PSPの根強い支持者も多く、ギャルゲー・乙女ゲーを中心としたラインナップが行われており、生産終了が決まった7月以降もまだ多くの作品が控えているという状況です。


なお、日本国内では一定の評価を得られているPSPですけれども、海外ではDSのヒットやスマートフォン(特にiPhone)で展開されたソーシャルゲームの急速な普及、そしてモンスターハンターシリーズのようなヒット作がなかったので、あまり高い評価はなされていないとも言われています(ただし、アメリカの雑誌ポピュラーサイエンスから新製品大賞、タイム誌のベストイノベーションなどをそれぞれ2005年に受賞している)。


確かに、PS2以上のグラフィックと処理能力、下手したらPS3にも劣らない処理もできたのではないかというゲーム機でしたね。ゲーム機能以外にもワンセグが視聴できたりSkypeやインターネットブラウザが利用できたりとエンタメ性も重視したゲーム機になりました。その精神はPS VitaやPS3・PS4にも引き継がれていったのではないかと思います。ただ、肝心の個性あふれる作品提供までに時間が掛かったのは残念なところでしたね。


ところで、ソニーストアではPSPからPS Vitaへの移行キャンペーンである「2014夏のおねだり大作戦!PlayStation Vita乗換キャンペーン」が行われています。ただ、この移行キャンペーンはPSPを下取りしても3000円(学生は4000円)引き分の買い物券しかもらえないのはイタイですわねぇ・・・。しかもPS Vitaへ完全移行できるわけではないし、PSPの作品も全てが遊べるわけではないので、個人的には下取りよりも同額分の値下げの方がいいんじゃないのかなとか思ったり。ただ、コストダウンがこれ以上計れない事実もあるし、ソフトラインナップの面でどう見られるかが計れないので、こういうふうになったんでしょうねぇ。


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2014年05月26日

PS、中国で販売へ

SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)が、中国でPSシリーズの販売に乗り出すことを発表しました。
実は、アジアでは韓国・台湾・東南アジア(ベトナム・タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポール・インドネシア)で展開されており、中国国内では一国二制度下の香港でのみ展開されていました。
これまで中国国内で展開されていなかったのは、コピー問題というのもあったのだと思いますけれども、最大の問題は、中国政府が青少年に悪い影響を与えるという理由で、中国国内でゲーム機(据え置き機)の製造・販売全てを禁ずるという2000年に打ち出した方針によるもの。この間、日本企業の展開は、任天堂がライセンシーを出したニンテンドウ64をベースにしているiQue Playerというコントローラーを本体にしたゲーム機が発売したのみになっています。もちろん、スマートフォンなどでゲームを楽しんでいたり、PCでプレイしている人もいます(中国のゲーム人口は約5億人と言われている)し、コピー機・コピーまがいのゲーム機は政府の方針関係なく発売されていますが(一番最たるものは、「Vii(威力棒)」ですね)。


今回SCEが乗り出したのも、やはり中国政府の方針から。2014年1月に中国政府が上海に設立した自由貿易試験区内でならば販売を容認するという姿勢を取りました。これにより、マイクロソフトがXBOX ONEを発売するとしたことで、SCEも乗り出すべきと判断したのでしょう。


今回の参入はSCE単独では行わず、地元企業との合弁で進められます。また販売するハードはPS4ではないかと言われていますが、実際にPS4なのかは不明で、そのハードの販売日・価格も不明になっています(XBOX ONEは日本と同じ9月に発売が決定している)


PCゲームが中心になっている構造はアメリカや韓国に乗り出した時と同じですけれども、今回はスマートフォンという強敵がおり、このスマートフォンをゲーム機代わりにプレイする人達をいかに引き込むかが大きな課題になるでしょう。大きい市場なだけに、日本国内の頭打ちの状況を何とかカバーできるほどに成長してくれれば御の字ですけれども、コピー商品の横行している現状と武器関連への転用だけは気を付けてもらいたいものです。


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2013年09月23日

東京ゲームショウ2013リポート①

ISW11F_0028午前7時すぎ、海浜幕張駅から歩いて10分弱のところにある幕張メッセに着きました。
毎度おなじみの正面入り口前にあるイベント案内板。



今回は前売りさえも買いそびれるという情けない有様なので、急いで(とは言うが、走ると怒られる(苦笑))チケット売り場に。朝早くからお疲れ様です。

ここ数年ではおなじみになった手荷物検査を抜けて、待つことになるのだが、コミケと違うのは定期的に列の圧縮が行われるところか。しかもTGSサポータズクラブの人達が早く入れるということもあって、混み合うと入っても不快に感じるほどでもないある意味よくできた、ともすれば商業主義的な列なんですよね。
コミケの列並べに関してもよくできてはいるんですけど、平等主義を重んじているだけに、時(待たされるという点や徹夜組の面で)にかなり不快になることも。

そんなこんなで、終盤列の動きがもたついていた感はあった(イベントの整理券欲しさか否で列を定期的にぶった切ってたのが一因らしい)ものの、何とか定時に入場。ここから先は、時間軸を少々無視して展開します。


ISW11F_0030真っ先に向かったのはSCEブース。
今回一般には初展示になる新型PS Vitaを見てきました。
薄いからか、これまで以上にコンパクトに見えるのは気のせいか(笑)。中には限定モデルの商品も展示されていました(「ガンダムブレイカー」や「ゴッドイータ―2」など)。



ISW11F_0031お次は、PS Vita TV
写真で見るとわからないと思いますが、結構小さいですね。恐らくG-cluster(ジー・クラスター)クラスの大きさだと思われ。それでいて価格は少々安いのですから、ちょっとピンチですな、G-cluster。



ISW11F_0034そして、大注目のPS4
PS3に比べても酷く大きくないんですよね。しかもコントローラーのDUAL SHOCK4も見た目以上に大きくない



ゲーム画面に関しては、「deep down」とかをちらっと見ていったのですが、思った以上に変化は感じられない。でも、演算処理の関係はかなり進んでいると思いますね。そのため、大きな負荷の掛かるものがお手のもののようにきれいに簡単に処理されているのではないかと思います。


ISW11F_0036続いてはマイクロソフト。全体がグリーンになっていました。なお、実時間ではスクエニのイベントの後行ってます。
こちらは3代目X様ことXBOX ONE



ISW11F_0037そしてこちらは新型X様・・・。



ISW11F_0039・・・と、見ても神秘のベールに隠れるがごとくの状況でわかりにくい(なぜか規制線が引かれていて近寄れないのよ(苦笑))ので、大型パネルでご紹介

こちらがXBOX ONE。
黒いお弁当箱回帰・・・なんて言うと口が悪いか(爆)。Kinectを一緒に乗っけるとちょっと大きいかなと感じさせてしまう大きさです。



ISW11F_0040こちらは新型XBOX360。
こちらは逆にコンパクトになった印象。黒ゆえにスリムに見えるだけ・・・とか言わない(汗)。



ソフトに関しては、ほとんどPS3ないしはPS4と同じ作品が多いのですが、グラフィックに関しては滑らかだなと思わせる作品多し。特にマリンスポーツを扱うKinectのゲームが結構滑らかに動いていたのが、見ていて驚きでした。
あと、「悪魔城ドラキュラ」の最新作が登場してたぞ。ファンのみんな喜べ(ニヤニヤ)。


次回はスクエニの話をば。


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2013年09月22日

歩きも歩いたり約18,000歩

約1時間前に名古屋に帰って来て、ちょっと前に家に帰って来ました。メッセ内をうろうろ→QVCマリンに行く→メッセに戻ってまたうろうろ→東京駅でうろうろ→家まで飯を買うのにうろうろ・・・と(汗)。


いやぁ、すごかった、今年のゲームショウ。
今年のゲームショウは結構見どころが多かったと思いますね。ともすれば、同じような作品が並んでるとシニカルなことを言う人もいるでしょうけど、それぞれで個性が出てればいいんじゃないかとも感じますね。あとはシナリオのデキのよさに掛かってるんじゃないかと。ドラクエとかFFが心から愛されているのはシナリオが要因だと思いますし。

次は、新世代機・新型本体が登場したところSCE陣営の3種もさることながら、マイクロソフトの3代目X様ことXBOX ONEと日本初公開に恐らくなる新型X様ことXBOX360。特に新型X様公開は想定外。しかもXBOX ONEのソフトも日本語対応になっていた作品もあるので、これは日本発売濃厚ですね(正直出さないと思ってた(苦笑))。

そして、個人的に好感触だったのがG-cluster(ジー・クラスター)
PS Vita TVよろしく、テレビ本体にあるHDMI端子に本体を挿し、USBケーブルから電源を引くというシンプルな構造で、ゲームが遊び放題(単品は315円から。525円/月のプランもあり)というのもうれしいです。
何よりゲーム性が思ったより高かった「ハローキティのフルーツペタンク」という作品が試遊やイベントで出てきたのですが、一人プレイでの中毒性もさることながら、二人プレイでの対戦が非常に白熱しやすい。見てる人間も面白そうだなと思わせるあたり、キャラゲーの仮面をかぶせておくのがもったいないなと。まぁ、ペタンクって種目がマイナーすぎるので、キャラ頼りになるんですけどね(苦笑)。<オリンピックで公開競技になったくらいすごいんだぞ(ニヤニヤ)。


ゲームショウの詳細は明日ゆっくり書いて行こうと思います。ドラクエすごかったなぁ・・・とか諸々(笑)。


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2013年02月22日

PS4キター!

昨日、かねてから出る出ると言われ続けていたPS4がやっと日の目を見ることになりました。とはいえ、今回の発表で出てきたのは、コントローラーである「DUALSHOCK 4」とモーションカメラである「PlayStation 4 Eye」のみでしたが(笑)。
描画処理能力としては、かなりすごいという言葉しか出てこない(爆)。PCでも高性能な部類なものをCPUに使っているようなので、これだけすごい描画力になっているのではないかとも。またPS Vita・スマートフォン・タブレットをセカンドスクリーンとして利用でき、リモートプレイ(その名の通りコントローラー代わりにするだけでなく、外出先での遠隔操作や他人がプレイしている作品の閲覧)にも利用できます。Wii Uをかなり意識したものになっているようです。

さらに、PS4向けクラウドサービスも用意されるとのこと。これは、以前作っていたPS3のCPUと今回のPS4のCPUが違うためPS3はIBM製というのをとあるところで伺ったのですが、そのIBMとの契約が切れたため、今回のPS4ではPS3との互換性を持てなくなった・・・ということだそうです。そのため、クラウドサービスの中でPS3の作品が遊べるようにするそうで。それだったらPS Storeからダウンロードできるようになればとか、今入っているPS3のハードディスクドライブから移行できるようにするとかできないのかしら?まぁ、そのあたりの詳細は発売前夜になればわかってくるということで置いておきましょう(苦笑)。

それ以外で本体の特色としては、プレイ中は録画しているという点。これはスーパープレイを繰り出せた際に、その場面をTwitter・FacebookやUSTREAMへ投稿できるようにするための措置だそうで。これも今回新しく導入されたシェア機能を生かすものになります。もちろん、ゲームプレイ中にチャットなどコミュニケーションが取れるようにも設計されています。そのため高出力のCPUが必要なのだと言えるわけです。


今回唯一実物が公開されていた「DUALSHOCK 4」と「PlayStation 4 Eye」。
「DUALSHOCK 4」については、PS3時代のコントローラーにあった6軸検出できるモーションセンサー・振動機能以外に、今機では前面にタッチパネルが導入されました。また今までのPSシリーズのコントローラーに導入されていたSTART・SELECTボタンが廃され、OPTION・SHAREに変わっていますOPTIONはこれまであったSTART・SELECTの代用とも言えるもので、SHAREはシェア機能を使うために利用されます。
これ以外では、3色のLEDが灯るライトバー・音声の入出力機能やヘッドセットマイクの付けられる端子が追加されています。

「PlayStation 4 Eye」は奥行対策として2つのカメラが設置されています。また立体撮影が可能になり、さらによりPS Moveの精度を上げられるようにもなっています。なお、「DUALSHOCK 4」のセンサーバーはこれで感知し、画面のプレイヤーの順番をカメラの前にいる人と同じように整理したりすることもできるらしい


今回PS4はかねてから言われていたネット配信のみではなくBlu-rayおよびDVDに対応しているとのことなので、恐らくBlu-rayでソフトが出るものと思われます。ということは、これもかねてから言われていたアクティベーションが行われる、つまり中古ソフトのプレイは不可という噂が本当になるのか否かという点が気にかかるところでした。この点に関しては、SCEサイドが否定。これまで通り、中古ソフト(友人同士の貸し借りのソフトも含め)プレイできるとのことだそうです。


気になる発売日は2013年年末で、価格はまだ噂段階なものの、4万円以上とのこと(今回の発表では価格はアナウンスされていない)


開発しやすいように配慮されている、ソーシャルゲームを意識したものになっていますが、まだまだ今回の発表では未知数なところが多いですね。ただ、映像美にこだわるだけなら、売れるのかというと厳しいのかもしれません敷居の低い開発だけでなく、ソーシャルゲームにはない据え置き機の奥深さが表現できるようになれば、もしかすると・・・という事態になるのかもしれませんね。


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2013年02月18日

PS Vita新色&値下げキター!

何か急に物事を決めたのではないかというくらい突然だったと思いますね。


2/28からプレイステーション・ヴィータ(PS Vita)の値下げが断行されることが明らかになりました。新ハード発表と目されている2/20ではなく今日の発表ということで、少々サプライズだったとも言えます。
気になる価格は19,980円今後は、3G/Wi-FiモデルとWi-Fiモデルの2種双方同じ価格で販売することになり、3G/Wi-Fiモデルから見れば1万円の値下げ、Wi-Fiモデルから見れば5000円の値下げになります。

また、同日から新色アイス・シルバーを発売。これにより、PS Vitaはブラック・ホワイト・レッド・ブルー・シルバーの5色展開になります。
この値下げと新色発売を記念して、同日PS Vitaから発売される「ファンタシースターオンライン2」のソフト(ゲーム内で使う有料ポイント1000円分含む)が付いた新色本体が販売されます。価格は値下げ価格と同じ。もっとも、「ファンタシースターオンライン2」そのものが基本的に無料でプレイ可能なので、この値段でなければおかしいのですが(苦笑)。
なお、この値下げ・新色販売と併せてPS Vita版torne無料キャンペーンなど4つのキャンペーンも行われるとのこと。


発売から1年と少し。やっと100万台は超えたものの、毎週エンターブレインが調査する本体の販売台数を見ると、1万台を超えることがほとんどない状態新型機なのに低空飛行を強いられている最大の原因は、ソフト不足もさることながら価格の高さというのもかねてから言われていたわけで。その価格面ではSCEが何とかしましょうというふうになったんでしょう。


3月以降、PS Vitaはそれなりに良作がラインナップされるので、今回の価格値下げ・新色販売で弾みを付けていきたいところ。前回の新色販売でも数週間は効果があったので、今回は3月の一月でも効果があってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月19日

ここに来てSCEの大攻勢

12月にWii U発売が判明したからなのか、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)が攻勢を掛けてきました
新ハードの発表はなかったものの、既存ハードの見直しが図られ、それぞれ以下のようになりました。


まずメインストリームの一つPS3は更なるコンパクトボディ化が図られたばかりでなく、内蔵ハードディスクドライブが更なる大容量化を図っています
これまで160GB・320GBモデルだった本体が、現行モデルに比べて25%スリム化・20%軽量化(初期モデルと比べると半分以上小型軽量化)されただけでなく、それぞれ250GB・500GBに増強。それでいて価格はそのままという太っ腹な戦略を打ってきました。
ただし、色に関しては250GBモデルがホワイト・ブラックと双方選べるようになっているのに対し、500GBモデルはブラックのみとなっています。この色での出し方は明らかにWii Uを意識しているな(ニヤニヤ)。
なお、ブラックは10/4、ホワイトは11/22に発売となります。

これからメインストリームになってもらいたいPS Vitaに関しては、既にブラックとホワイトと2色展開で出していましたが、11/15にレッドとブルーの2色を追加発売することを発表しました。これによってPS Vitaは多色展開されることになります。
9月中の100万台達成が微妙な中、この新色発売で弾みが付けられるか気になるところです。

まだまだ現役宣言の出されているPSPは9/20より値下げが図られることになりました。本体のみで13,800円、バリューパックで14,800円になります。
いまだに中高生を中心に売れ続けているというPSP。この値下げでさらに数年は現役ハードで行ってもらおうというSCEの戦略が透けて見えるのは私だけなのでしょうか?


しかし、一番に思ったのは、これでゲームショウのSCEの独壇場がますます際立ったなということ。こうやって壮大な餌を撒いて、ユーザーの興味を引き立てようとする点で、他のメーカーがかすんでしまうのではないかと思えてなりません。もちろん、ソフト力で巻き返せるメーカーはいくつかあると思いますが、やはり新しい本体展示はやってくると思います
つくづく、マイクロソフトや(元々いないのですけど)任天堂がいない今年のゲームショウの価値は微妙ですねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2012年06月26日

2012年のゲームショウは盛り上がるのだろうか?

まだ3ヶ月ほどありますが、今年(2012年)の東京ゲームショウの概要が発表されました
既に日付とキャッチフレーズが発表されていましたけれども、今日は出展ブースやコマ数・チケット販売の概要の発表が行われ、いよいよゲームショウ開催に向けて本格的に起動し始めたなと言える段階に入ってきました。

回のゲームショウへの出展数は171社・1592コマ(共に6/26現在)で、今のところ193社出展した昨年よりかは若干少ないですが、コマ数に関しては1250コマからかなり増えており、今後参加企業が増えてくれば、コマ数はもっと増えるかもしれません。


ただ、今回は見どころの少ないゲームショウになるだろうなと思えてなりません。

一番の懸念材料はマイクロソフトの不参加。恐らくマイクロソフトがWindows 8に注力したいために見送ったのではないかと推測しています(もしやるとすると、Windows 8絡みのイベントでE3の時に発表ものをより詳細に公表するのではないかと思うんですが、そこまでのことを日本市場でやるのかというと正直微妙(苦笑))
任天堂は独自のイベントをやるかゲームショウ直前のカンファレンスで発表するだけで、長い間ゲームショウには参加していないので、ゲームショウは、ハード面に関して言えば、事実上SCEの独り舞台になりそうです。

それ以外にも、海外メーカーの参入・学生ブースの拡充・スマートフォンやソーシャルゲームのアプリ紹介の拡充などがあるものの、これが来客数にプラスになるのかというと疑わしい限りです。

とりあえず、レベルファイブやスクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコゲームス、コーエーテクモ、コナミなどといった大手が参加しているので、激減するということはないと思います。でも、魅力ある作品が発表できるか否かで観客動向は大きく左右されるのは言うまでもありません。


ちなみに、私自身はどうなのかというと、マイクロソフトの不参加は少々痛いなと。このままでは行かない方向に動いちゃうなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:38Comments(0)TrackBack(0)

2012年01月18日

一体何人が『ドコモの手下』になったかということだ

先日、電気通信事業者協会が携帯電話各社の携帯電話・PHSの契約数を発表しました
今回からイーモバイル(イーアクセス)が実数公表を取りやめたのが気掛かりですが、問題はそこではなく、NTTドコモ(以下ドコモ)実に21ヶ月(約2年)ぶりに純増1位に返り咲いたことです


ドコモはソフトバンクがiPhoneシリーズを独占供給し始めて以降、基本的には2位に甘んじることが多い状態が続いていました。一時期は最下位になることもあり、ドコモにとっては辛酸と屈辱の日々だったに違いありません。

そんな状況が一変した理由、それはプレイステーション・ヴィータ(以下PS Vita)。
以前にもお話した通り、PS Vitaは3G回線による通信対戦が可能になっており、その通信の供給先はドコモが担っています。これに伴い、ドコモは専用の料金プランである2つのプリペイドプランを設け、従来からあった定額データプランと共に発売に備えていました
その結果、PS Vitaそのものが約33万台(後に50万台を突破)販売されていることが明らかになりました
ということは、そのうちの何割が『ドコモの手下』になったかをあぶり出せる実績が欲しくなるわけで(ニヤニヤ)、今回の発表はおおよその指針になるわけです。

で、今回発表された中で、ドコモのプリペイド契約数が著しく伸びているのも大きな特徴となっていました。
プリペイド契約はドコモに関して言えば、音声通話のプリペイド契約は事実上廃止されたため、今回の純増数が事実上『ドコモの手下に堕ちたPS Vita購入者』というあぶり出しができるわけです(ニヤニヤ)。その数19万1800他の携帯電話会社が純減を引き起こしている中、非常に異常な増加でもあります。ちなみにW-CDMAの契約数は9200増PS Vitaの定額プランの通信速度は下り14Mbps/上り5.7Mbps(つまりHSDPA)なので、その数を微妙に押し上げる要因にもなっています。

もちろん、3G付のモデルを買ってもドコモの契約をしていない本体も相当数あるでしょう。それらの数を併せて、個人的な推測では25万台~30万台が3Gモデルなのではと思っています。


いずれにしても、およそ20万も『ドコモの手下』を作ってしまったわけですから、PS Vitaの恐ろしさを改めて知らされたのは言うまでもありません


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