この3連戦、仮に日本ハムがビジターながらも3連敗になれば、今シーズンの優勝はソフトバンクが大きく手繰り寄せることになることになるだろう・・・と思っていたら、悪い予感は当たるもので、3連敗になってしまった。
初戦はテレビで、2・3戦はスポーツのハイライトを見ていたんですが、悪い内容ではないが、それ以上にソフトバンクがいい内容で戦っていた点、日本ハムが好機で全く打ててないというのが気になって仕方ない。
まずソフトバンクはダルビッシュ・武田勝・ケッペルの3選手(これにウルフ選手の計4選手が今の日本ハムの先発ローテーション)を打ち崩したのは大きい。それだけ前半戦最後に揃ってなかった打撃陣がやっと揃ってきたということもあるのかもしれないです。
投手陣は、馬原選手の長期離脱は痛い(ひょっとすると、森福選手の離脱もあるのか?)ものの、他の選手が十分にフォローしてくれているかと。その中でファルケンボーグ選手が抑えに入ることで、確実に抑えられるようになってきている。唯一付けいる隙は投手陣(日本ハムの投手陣に比べると、先発が薄い感じがする)なのだが、今回は日本ハムの打線が繋げなかったことと、好機で打てなかった中田選手の責任は重い。
そろそろ日本ハムの打線も誰を抑えればいいかというのを研究されていると思うので、大胆な打線の入れ替えも悪くないと思う。
中田選手を育てたいなら4番維持でも構わないものの、優勝を狙いたいのなら、調子が戻っていることが絶対条件になるが、小谷野選手を4番に戻し、中田選手を5番にするというのもありなんじゃなかろうかと。4番のプレッシャーをなくし、のびのびとやらせることで、調子を戻し打撃力のさらなるアップを計りたいところ。
今回は福岡、日本ハムにはビジターな場所ではあったので3連敗を喫したとも言えるが、もし札幌で3連戦が行われ、3連敗ないしは2勝取られてしまった場合、ソフトバンクの優勝は揺るぎないものになるかもしれない。
日本ハムにとっては優勝を狙う正念場、ソフトバンクにとっては突き放すいい機会。どちらも譲れない試合が続くことになるでしょう。

