2012年07月05日

レコゲー2012 7月 携帯ゲーム機編 前編

レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。
まずは、マルチ展開の作品を紹介していきましょう。


その作品は、「タイムトラベラーズ」(3DSPS Vita(★)・PSP(★))
レベルファイブが送るSFサスペンスなアドベンチャーゲーム。5人の登場人物のオムニバスストーリーになっており、それらが複雑に絡むことで、1本の道筋になるというふうです。
同じシナリオライターが制作した「428 ~封鎖された渋谷で~」と同じ時間軸上にあり、同作品から20年後(作品そのものは、謎の爆発が起こって18年後になる2031年)が舞台になっています。
タイムストップとタイムスリップを駆使し、別の登場人物が窮地に陥った登場人物を救うといったこともできます。
またPCE(プレイングシネマイベント)と呼ばれる特定のボタン操作を制限時間内に行うアクション(いわゆるQTE)で、より緊迫感を増加させてくれます
なお、携帯ゲーム機としては珍しく、フルボイス・フルモーションとなっています。また、クリア後のおまけゲーム(本編並に重厚な作品である「TT(タイムトラベラーズ)フォン」)が楽しめる他、スパイク・チュンソフトから発売されている「428 ~封鎖された渋谷で~」と「ダンガンロンパ」シリーズとのコラボ展開もされています。
本格的なサスペンスアドベンチャーが楽しみたい人にオススメの作品です。


ここからは、PS Vita・PSPの作品紹介です。
まずは、先月末に新色の出たPS Vitaから。作品数は少ないものの、PS3と同じ作品も出たりするなど、簡易版的な役割を担っているようにも感じられます。
そのPS Vitaからは、RESISTANCE -アメリカ最後の抵抗-」(★)を紹介。
アメリカおよびヨーロッパを舞台にした人類と謎の生命体キメラとの戦いを描いたFPS。今作は「RESISTANCE2」と同じ時間軸で進行しているもので、1951年のニューヨークを舞台にしています。
FPSが初めての人にもやりやすいように、PS Vitaのタッチパネルでの操作性に特化したものになっているだけでなく、カバーアクションを自動で行ったり、見た目で武器を選別・決定可能になっていたり、遮蔽物に身を隠すことで自動回復する機能自身にダメージを与えた敵の方向を示したり、目的地へのナビゲート機能も備えられています。
シリーズを楽しんだ人も、先述のように初めての人にも誰にでも楽しめるようになっています。


変わってPSP。今月のPSPはベスト版が多いラインナップになっていますが、キラリと光る作品もラインナップされているのが特徴です。

PSP注目作の1本目は、那由多の軌跡
英雄伝説シリーズの一つである「軌跡シリーズ」の一つ。ただし、今作は英雄伝説の名を名乗っていない初めての作品になります。またシリーズ初のアクションRPGにもなっています。
小さな島々しか残っていない世界に降ってくる星の欠片。その欠片から見えるロストヘブンと呼ばれる場所が舞台になっています。
アクションRPGながら、やり込み要素や四季の変化など多彩かつ奥深いものになっています。
これまでRPGでかったるさを覚えていた人には手軽でサクサク進める作品に変貌したことで大きなモチベーションを引き出されたのではないのでしょうか。

続いては、デュナミス15
2011年にPS3とX様で発売されたアドベンチャーゲーム。全5章からなり、それぞれ違う人物からの視点で描かれています。
PSP移植に際し、2本の追加エピソード(本編の前日譚と後日譚)が収録されます。

最後は、アイルーでパズルー」(★)
モンスターハンターシリーズのキャラクターであるアイルーを題材にしたパズルゲーム。いわゆるコラムス型のアクションパズルゲームになっています。
アドホック対戦・通信対戦が可能な他、マイメロディや「どこでもいっしょ」に登場するトロ・クロとのコラボモンスターハンターシリーズに登場するジンオウガやイャンクックといったモンスターも乱入キャラとして登場します。
低価格で長く遊べる作品。コストパフォーマンスはバッチリだと思います。


次回は3DSの作品紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:23Comments(0)TrackBack(0)