レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。
携帯ゲーム機も据え置き機と同様に1月の半ばまで新作の発売がない状況。ゆえにこちらも年末商戦までに出ている作品と中古の動向がカギになってきます。
そのため、注目作も少なめ。まずは3DSから。
3DSでは唯一「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ」(★)のみの紹介になります。
2014年にWii Uで発売した「ゼルダ無双」のアレンジ版とはなっているものの、作品内容としてはWii U版の後日談となっています。
「ゼルダの伝説 風のタクト」が新ステージの舞台になった他、新キャラの追加や新要素・新システムの追加が施され、Wii U版との連動も行えるようになりました。
TEAM NINJAが今作も関わっているので、一騎当千のアクションにスタイリッシュさも加わった、携帯ゲーム機では贅沢に感じられる作品になることでしょう。
続いては、PS Vitaの注目作紹介。
最初は、「マブラヴ」と「マブラヴ オルタネイティヴ」(共に★)。
大元は「マブラヴ」は2003年に発売、「オルタネイティヴ」は2006年に発売されたPC版。コンシューマーへの移植は共に2011年のXBOX360が最初で、翌年PS3で発売されました。
今作では、PS Vitaの画面上のタッチやスワイプでメッセージの表示速度やゲーム設定を変更できるので、より直感的な操作で変更可能です。
シリーズ初の携帯ゲーム機化。PSPにも移植されなかったので、待望としていた人も多かったことでしょう。またダブルパックも発売予定なので、今までプレイした人だけでなく、これから初めてプレイする人にも遊びやすくなっています。
もう一つは、「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」(★)。
2010年にタイトーで稼働していた同作品の移植版。既にタイトーがコンシューマーゲーム事業をスクウェア・エニックスに譲渡していた関係で、KADOKAWAのグループ企業からの開発(キャラアニ)・発売(角川ゲームス)になります。
新要素としてはオリジナルモードの設置・新ミッションの追加が施され、このうちオリジナルモードになるCSモードには新敵やZUNTATA制作の新曲も収録されます。
なお、PS4・Windowsでも発売されますが、ダウンロード展開のみになるので注意。
携帯ゲーム機編 結論
据え置き機と比べてもさらに状況は厳しい模様。全体的に(一部を除いて)小粒になっているので、据え置き機以上に年末商戦の商品と中古頼りになってしまう感が見受けられます。