昨日と今日行われた福岡ソフトバンクホークス×北海道日本ハムファイターズの最終決戦。2連戦の2試合目がデーゲームで行われました。今日どちらかが勝てばマジック点灯(ソフトバンク7、日本ハム6)というふうになりました。まさに決戦にふさわしい1戦でしたね。
今日の先発は、ソフトバンクが武田翔太選手、日本ハムが 有原航平選手になりました。
試合は、ソフトバンクが中村晃選手のホームランで先制をしたものの、日本ハムが2回表に西川遥輝選手のタイムリーで逆転。 その後双方に追加点が入って、ソフトバンクの上げ潮ムードが怖くなったところに、中田翔選手のダメ押し2ランホームランが7回表に飛び出し勝負あり。
先発の有原選手が試合を作り、継投陣もハマって2-5で連勝。遂に日本ハムが首位に立って初めてのマジック(6)が点灯しました。
よく耐えました。そして、よくソフトバンク相手に連勝しました。ヤフオクドームとの相性が今シーズンいいとはいえ、ほぼ完全ソフトバンクファンで固められた球場で実力以上の力を出してくれたと思います。
これで残りはソフトバンクの勝敗次第で大きく流れが変わってきますが、まずは日本ハム自体が負け過ぎないこと、言い換えれば、連敗だけは避けなければならなくなりました。残り試合数で見れば、相変わらずソフトバンクの方が1試合多く有利であることは変わりません。ただ、2ゲーム離されたことによる心理的状況がどうなるかでしょう。ガクッと来れば、ソフトバンクの連敗もあり得ます。逆に日本ハムが慢心して連敗の可能性もあるのです。栗山監督は気を引き締める趣旨の発言をしているのですが、これを怖いと思っているのでしょうね。
ちなみに、今後の日程は以下の通り(Fは日本ハム、Hはソフトバンク、Mは千葉ロッテマリーンズ、Eは東北楽天ゴールデンイーグルス、Lは埼玉西武ライオンズ、Bはオリックス・バファローズ、×は移動日ないしは休日)。
F EEEBLL×M××(9/30で全日程終了)
H LLLMMM×E×E(10/2で全日程終了(予定))
ここでのポイントは、日本ハムは残り試合全てドームという点。台風が球場に襲来するなど不測の事態にならない限り、中止ということはないでしょう。日程的には少し厳しい(札幌→大阪→埼玉→札幌)のですが、4試合ホームが残っている(楽天3連戦とロッテの1戦)のは大きいですね。
ソフトバンクはロッテ戦と楽天戦が屋外のため、雨天中止になる場合があります。いい意味デメリットではあるのですが、調子がいい時の中止は少し痛いでしょうね。しかしホームで戦えるのは楽天の1戦のみ。他はビジターになるので、戦い辛いのかもしれません。ただ、ロッテ以外は勝てる相手とも取れるので、日本ハムが気を抜けないのも何となくわかります。
さぁ、いよいよここからはチキンレース。どちらかが崖に落ちる(つまり相手の優勝が決まる)までギリギリの攻防戦となるでしょう。最後に笑うのはどっちだ!?