『棺姫』と書いて『ひつぎ』と読ませるわけですな。結構珍しい気がする、これ。
まぁ、過去にも何回も言ってますけど、名古屋は木曜日がアニメ激戦区でして、今期に関して言えば、CBC(TBSアニメ)・東海(ノイタミナ)・テレビ愛知・三重テレビが時間帯を少しずらしながらかち合っている中、そこに中京が参戦というふうなんですね。ゆえに、この作品はBSで・・・と思っていたら、今度はCBC(MBSのアニメイズム)が絡んでくる。まぁ、前評判が高い「シドニアの騎士」なんですけど、ぶっちゃけ前半で拒絶反応が出てきたので、この作品を見ることにしたというわけです。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
大規模な戦乱が終結し、平穏な日々が続く中、主人公のトールは妹のアカリにせっつかれて、嫌々ながら山菜獲りをするなど自堕落な生活を送っていた。
ある時、トールはいつものように山菜獲りをしている途中に大きな棺を背負った少女に出会う。彼女はチャイカ・トラバントと名乗り、突如現れたユニコーンを棺の中から出した銃を使って倒してしまう魔法師だった。
それもそのはず、チャイカはかつて大規模な戦乱をもたらしたガズ帝国の末裔だというのだ。彼女はトールとアカリに6つの国に分割して奪われた皇帝の遺体を集めよう依頼するのだった。
というふう。
第1話の中で、実に多い登場人物が登場していましたけど、主軸はチャイカ・トールに置かれていて、彼らの能力の高さが際立っていることがよくわかりましたね。そして妹であるアカリが相当に恐いこともよーくわかった(ニヤニヤ)。実はこの手の作品によくある血縁関係がないのよねぇ・・・。
ところで、チャイカは「インディアン、ウソ付かない」のごとく非常にカタコトなしゃべりをしておりまして。何で彼女はカタコトなんだろうと思って調べてみると、どうやら別の言葉が母語なようで、主人公達のしゃべっている言葉とは違うことを際立たせるためにカタコトにしているのだそうな。・・・って、調べなわからんがな(苦笑)。
とまぁ、少々説明不足な側面もあるものの、全体的に飽きの来ない作りになっています。見ててグイグイ引き込まれるふうになっているので、この先チャイカの謎が明かされていくに従って、作品に深みが増していくのではないかなと思っております。
放送局・放送時間などの詳細は、「続きを読む」にて。

