2020年11月05日

【参入】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(JFL編)【争い】

前回前々回とJリーグの昇格争いを見ていきましたが、アマチュアリーグにも昇格争いはあるのです。中でも、アマチュアリーグ最高峰のJFLは、Jリーグ参入という戦いを行っており、今年はコロナ禍で条件が緩和(特に最大のネックとされるホーム戦平均観客動員数2000人が削除されている)されていることから、ライセンスさえあれば参入可能というワンチャン狙いができる最初で最後のシーズンになるかもしれないからです(来年がどうなるかわからないものの、敢えて最初で最後と記載)。
そして、今年のJFLは全30試合のうち、第15節までを中止にし、第16節から最終節までという展開になっています(一部ホーム&アウェイを公平にするために相手のホームとアウェイを切り替えている)。半分ごっそり削るのは、結構勇気がいるわね。


それらのことを踏まえ、順位を見ていきましょう。☆がJ3ライセンスを取得しているクラブです。


1位 仙 台(22) +6
2位 大 分(22) +6
3位 宮 崎(21) +5 ☆
4位 HFC(20) +10
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 滋 賀(17) +4
6位 鈴 鹿(17) +3
7位 松 江(16) - 4


今年、J3ライセンスを取得しているクラブは、ラインメール青森・いわきFC・ヴィアティン三重・奈良クラブ・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎の6クラブですが、唯一J参入ラインに入っているのは、宮崎のみになりました。2位に付けているヴェルスパ大分もJ参入を希望しているクラブですが、条件で折り合わず、今年もライセンスは公布されていませんでした。同様に5位のMIOびわこ滋賀、6位の鈴鹿ポイントゲッターズ、7位の松江シティFCも公布されていません

1位に就いているソニー仙台FCとHonda FCは、いわゆる企業チームなので、J参入の意思は無いとされています。そのため、『門番』と言われています。
優勝で見れば、上位4チームでしょうが、経験の面で見れば、Honda FCが最も硬いと思います。ただ、不特定要素と不測の事態が重なった今年、同じ企業チームのソニー仙台が、過去に優勝の経験をしている点から対抗馬として挙げられるでしょう。
そして、J参入で見ると、宮崎が最も最有力でしょう。ただ、まだ4試合残っているため、気が抜けないのも事実優勝には難しいですが、同じ勝ち点14で並んでいるいわき・三重・奈良・大阪も十分に参入のチャンスが掴めそうです。個人的には、フィジカルを徹底的に鍛えているいわきが上がってくると面白いかなと思っていますが、はてさて。


正直、アマチュアサッカーをしっかり見ていないので、詳細は語れませんけど、過去の状況を聞くにつれ、Honda FCが硬いものの、他のチームにもまだチャンスはありそうです。もしかすると勢いで大分が・・・というのもあるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2017年11月26日

挫折がキーワードになったアマチュアリーグ

既にアマチュアリーグの最高峰であるJFL(日本フットボールリーグ)が終了し、今日全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(旧地域サッカーリーグ決勝大会)が全ての日程を終えました


まずはJFL。今年もHonda FCが圧倒的に強く、連覇達成。しかも1st・2nd双方優勝の完全優勝を飾っています(昨年は1stステージで流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎が優勝している)。来年は史上初の3連覇を果たすかが焦点ですけど、Jリーグ参入を目標にしているチームは、いかにHonda FCに挑むかが大きな課題になるでしょう。
そのJリーグ参入を目指したチームの中で一番近いところにいただろうと言われるヴァンラーレ八戸は、通算順位を5位にして最終節を迎えました。しかしながら、最終節を負けてしまい、同じく4位だったFC大阪も勝ったことから、残念ながら今年のJリーグ参入を達成できませんでした懸念された観客動員数はギリギリクリアしただけに惜しい結果となりました。
八戸は特に青森ダービーで負けているのが痛い。対戦相手になるラインメール青森は地域リーグ時代には負け無しだったにもかかわらず、JFLで争うようになってから立場が逆転。一度も勝てなくなってしまいました。青森は後から上がってきたチームなのにです。今や青森の方が上昇球団にならんとしている状態で、スタジアムさえ完璧になれば、一気にJリーグ参入できると思っています。
ちなみに、八戸はここ数年挫折してばかりなので、今年も繰り返してしまった格好になります。柱谷哲二監督の退任も決まったので、来年どうなるのかなと心配です。

一方、地域リーグ降格になったのは、これまで落ちそうで落ちなかった栃木ウーヴァFCと一昨年に昇格したブリオベッカ浦安どちらも関東リーグ1部への降格になりました。また昇格率約2%の全国地域CLを勝ち抜かないといけないのかと思うと、アマチュアリーグは厳しい・・・


その全国地域CLはというと、予選(一次)ラウンドで波乱が起こりました。
死のグループと称されたA組の組み合わせも異常でしたけど、その中でも勝ち進めるだろうと思われた昇格大本命でもあった鈴鹿アンリミテッドFCが予選落ちしたのです。東海リーグ優勝、全国社会人サッカー選手権大会優勝という輝かしい経歴を引っ下げ、残るは全国地域CL優勝だったのに、蓋を開けてみたらA組3位・・・ワイルドカードの枠の中にも入れないなんて誰が想像していたでしょうか。
その死の組をくぐり抜けていたVONDS市原FC、地域リーグ屈指の戦力で鈴鹿と並ぶ実力の持ち主だったのですが、決勝戦ではいいところ無し戦った相手全てにPK負けするという屈辱的な結果に終わりました。しかも『地元開催』での体たらく。怖いわアマチュアリーグ・・・。

鈴鹿は監督解任が裏目に出た格好になりました。代行で就いた藏川洋平選手も頑張ったんですけど、戦術の浸透が上手く行かなかったのか、プレイングマネージャーがいけなかったのか・・・個人的には小澤宏一元監督で行ってもよかったと思うのよ。危なかったとはいえ、東海リーグは優勝できたと思うよ。まさか、FC岐阜SECONDとの一戦で言ったことが的中してしまうとは・・・。懸念していた『一度歯車が狂ったら怖い』がねぇ・・・。
市原は戦力がすごくてもダメな時はダメ・・・というプロ野球で言うところの巨人が行う補強のようになってしまったのかなと。
実は地域サッカーでプロ級選手を大量投入することは、一気に昇格を狙える起爆剤にはなるんです。ただ、このような過酷な試合構成では上手く生かせないんです(例として、市原のレチナーニョ選手はこの決勝戦でPKを外している)。
このあたりはメンタル面の強い選手が重宝されるわけです。アマチュア選手は働きながらプロを目指すことからハングリー精神あふれる人達が多いんです。その点では昇格・参入のキーワードはハングリー精神になるんでしょうね。なお、市原は関東リーグ所属。来年の関東リーグは混沌としそうだ・・・。


で、その熾烈な戦いを制したのは、コバルトーレ女川とテゲバジャーロ宮崎
前者は東日本大震災の被災地女川町にあるチームで、個人的に気に掛けていたチーム後者は宮崎県初のJリーグチームを目指すチームで、岐阜に所属していた高地系治選手をはじめとして、プロ選手を何人か投入しています
どちらも頑張ってほしいです。本当におめでとうございます。JFLは厳しいところではありますが、過去の経験と選手達のもつハングリー精神が生きていれば、すぐにJリーグ参入の順位まで上がれると思います。是非とも頑張って下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)