2021年10月08日

秋の新アニメ2021 その6 takt op.Destiny

秋の新アニメ2021、6回目はDeNAとナムコバンダイアーツが手掛けるマルチメディア作品である「takt op.(タクトオーパ)」のアニメ部分にあたる「takt op.Destiny(タクトオーパ ディスティニー)」です。
この作品は、秋から始まったテレビ東京の深夜アニメ枠の一つで、唯一TXN全局+BSテレ東で放送されています。AT-Xも含めると、テレビ東京系の会社が抑えていると言ってもいいでしょう。ただ、広井王子さんが関わっているのが気掛かり昔は泣く子も黙る有名クリエイターだったんですけど、最近は老害になっているというのかコーラの飲み過ぎだろうと思わせる部分が強くなっておりまして、不安でなりません


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


空から黒い隕石が落ちてきてから、人間は音楽を奏でることができなくなった。というのも、異形の怪物がその調べと好反応を示し、惹かれてしまうからだ。
しかし、音楽を力とする少女達とその少女達を指揮し導く者とが連携することで、畏敬の怪物に立ち向かうことができるようになってきた

時は2047年のアメリカ。異形の生物との抗争で荒廃したこの国に、ニューヨーク目指す一行がいた。その一行に待ち受ける運命とは・・・。



というふう。


初回は、音楽を奏でると異形の生物が襲い掛かってくるとかそれを打ち砕く音楽が存在するとかが短い時間の中で丁寧に説明されていたのと、それを行っている一行が、言うことを聞かないガキんちょを引率する先生のような格好になり、それが滑稽でなりません(戦闘時はピカイチなのに(苦笑))。中でもムジカートと呼ばれる音楽によって戦闘力を高める少女が、人間のようで人間でないからか、人間の行動そのものに無駄があるように思っているらしい。そんな内面もしっかり描かれていたので、広井さんは今回頑張ったのかなと。
見せる部分も設定の部分もよくできていたので、この作品は今後期待が持てそうです。なお、字幕放送なので、物語を追い掛けやすいのも好評価ですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2017年09月29日

ド定番のコラボ商品なのかもしれない

SHV32_1477こちら、カルビーから発売されている「カルビー ポテトチップス Theスナックワールド」という商品。見た感じコラボっぽい商品ですね。


そもそも「スナックワールド」って何ぞや?という人が多いので説明をば。
「スナックワールド」というのは、テレビ東京系と奈良テレビで(木)19:25に放送されている子供向けのアニメ番組で、製作は「イナズマイレブン」・「妖怪ウォッチ」などでお馴染みのレベルファイブ。放送時間は違いますが、BS JAPAN・キッズステーションをはじめ、一部地方局でも放送されています。


見たことはないものの、味付けが気になって買おう買おうと思ってたら、引き上げられて困惑した過去があります(泣)。何とか再登場してくれたので、速攻で買いましたよ。


今回登場したのは、「チャップのケチャップ味」(左)と「マヨネのマヨネーズ味」(右)の2種類。量は80gと普通のポテチより少し多いかなというふうなものの、『みんなでワイワイサイズ』と銘打たれており、いかにも子供向けの商品なんだなと痛感



じゃあ味はどうなんだということで、食べ比べてみました。


まずは、「マヨネのマヨネーズ味」から。少し酸味があるな・・・と思うものの、マヨネーズだから仕方ないかなとも。元々マヨネーズとじゃがいもの相性はいいからね。無難な味である。
次は「チャップのケチャップ味」をば。個人的には、こちらの味が気になりましたね。その味は・・・少し酸味が(以下略)。ただ、ケチャップ味の方が、少しコクがある感じかも。ケチャップとジャガイモの相性は何ともはやですが、合わないことは無いですよねーとお茶を濁す(爆)。


結論としては、どちらも美味しいと思うので、お好みで選んで下さい。でも、大きなお友達には、この量で丁度いいよ(ギャハ)!


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Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)

2017年08月29日

「けものフレンズ」、無事最終回を迎える

8/14から7:30よりテレビ東京系(TXN)で放送されていた「けものフレンズ」。既に放送していたテレビ東京・テレビ愛知・テレビ大阪では再放送、対してテレビ北海道・テレビせとうち・TVQ九州放送では新規放送となりました。
元々子供向けにもイケる内容だったため、この時間帯の放送はピッタリだという意見もありました。実際、多くの子供達が、「おはスタ」の後でこの番組を見ていたそうです。ちなみに、普段この時間帯は紀行番組「朝の!さんぽ道」という大人向けの番組を放送しています(一部放送局除く)

ところが、今日は朝早くに北朝鮮が中距離弾道ミサイルを撃ち、日本中が大パニックとも言える状態に。飛行時間はたった数分だったものの、NHKおよび民放各局は報道特番に切り替え、緊迫した状況になっていました。普段なら通常運転のテレビ東京も、今回ばかりは緊急事態とばかりに特番に切り替え、経済ニュースの後に放送している「おはスタ」は放送休止となりました。
このままテレビ東京は特番を続けていくのか・・・そう思ったその時、テレビ東京の特番が、7:30で終了し、そのまま「けものフレンズ」を放送したのです。『いつもの』テレビ東京が早速戻ってきたのです。


普通に考えれば、おかしいんですよ。報道を行う放送局としてはいいことではありません。しかし、不安にさいなまれている子供達にとって、「おはスタ」は休んでも「けものフレンズ」はちゃんとやるよというテレビ東京の『親心』だと思うのです。この配慮は素晴らしいと思います。丁度ミサイル関連の出来事がひと段落したというのも好条件として働いたのでしょう。


思えば、重大な出来事ではない限り、テレビ東京は普通の番組を貫くスタイルで放送しています。過去の一時期には報道に重点を置いていたものの、テレビ東京のネット局が6つしかない(しかもテレビ東京とテレビせとうちを除いて、県域局という1つの地域しか流せない局になっている)こともあって、結果的に大赤字を垂れ流す結果になったこともあり、報道は経済関係を中心にしたコンパクトな運営を心掛けるようになったのだそうです。


これからも、重大事態ではない限り、このスタンスは貫いてほしいですし、経済ニュース(日本経済新聞のバックボーンを最大限に活用する)という得意分野で勝てればいいと思います。それまでは子供向け作品やニッチ産業的な振る舞いを忘れないでほしいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2016年08月29日

9/7に「超高速!参勤交代」

2014年に公開された「超高速!参勤交代」。スピーディーな展開ながらもコミカルなキャラ達が随所に笑いと涙を持って行き、最後は痛快な結末で非常に面白い映画でした。


その「超高速!参勤交代」が、9/10に公開される「超高速!参勤交代 リターンズ」公開を記念して、9/7にテレビ東京系で放送されることになりました。もちろん地上波初の放送です。
放送時間は21:00からの予定。とても面白い作品なので、テレビ東京系の見られる地域の皆様は是非とも見て頂きたい作品です。9/10に公開される「超高速!参勤交代 リターンズ」のおさらいもかねて見ようかねぇ。

ちなみに、この作品では上地雄介さんの演技が光っていましたね。素晴らしかったので注目してほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)TrackBack(0)

2014年09月16日

皆が知らないタイトーの本当の意味

テレビ東京系で放送されている「ありえへん∞世界」で特集されている「99%行かない秘境の国」。今回は、テレビ東京および一部のTXNネット局と独立局では既に放送されたイスラエル・タタールスタン共和国(ロシア連邦にある共和国の一つ)の回が遅れネットで放送されていました(ちなみに、今週の放送はアンゴラだったらしい。そっちも見たいけど、何ヶ月後になることやら(苦笑))。

その中で、イスラエルの建国に携わった一人として樋口李一郎という人物が紹介された際に、ミハイル・コーガンという人物が出てきました。どこかで聞いたことがあるなと思って見ていると、何と彼こそが「スペースインベーダー」など日本のゲーム史を語る上で欠かすことのできないタイトーの創業者だったのです。


そのタイトー、元の名前は太東貿易、さらにさかのぼれば太東洋行という会社にまで行き着くのですが、この『太東』がどういう意味なのか、知ってる人は意外に少ないと思います。かくいう私もへぇーと思ってしまったほど。
実のところ、『太東』というのは、『極東の猶太人会社』から来ているものなのです。ここに出てくる『猶太』というのは、当て字で『ユダ』。つまりユダヤ人のことを指すのです。そうです、創業者のミハイル・コーガンはユダヤ人(ウクライナ生まれ)で、自身の出自と出身を名に示したというわけです。実際、ミハイル・コーガン(の両親)は彼が生まれる直前に発生したロシア革命と祖国になるウクライナがソ連に編入される過程での混乱を避けるため、満州(中国東北部)に移住しています。1939年~1944年まで日本に在住し、再び中国に渡った後、1950年から再び日本に渡り、太東洋行を設立するのです。


ミハイル・コーガン自身はナチスドイツの迫害を受けたわけではありませんでした。しかし、樋口李一郎の功績を知っているため、尽力したのだと思われます。意外なところで意外な繋がりが垣間見えることになりました。
樋口李一郎の功績がなければ、もしかしたらミハイル・コーガンも戦後社会に関わらなかったのかもしれないですし、その後に設立されるタイトーも、名作と言われた「スペースインベーダー」も生まれなかったのかもしれません


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月08日

ノーコン・キッド ~ぼくらのゲーム史~

今回は現在テレビ東京系で放送されているドラマ「ノーコン・キッド ~ぼくらのゲーム史~」の紹介です。


この作品は、主人公が歩んだ半生をゲームの移り変わりと共に描いたもので、実際に当時のゲームが登場しているのがポイントですね(一部にはそのゲームを作ったクリエイターがカメオ出演している)
主要人物の3人は、15歳~45歳までの間を演じているのですが、かなり無茶しているなと(苦笑)。しかし、それがあまり違和感を感じないのが不思議なんですね。どうも監督はそれを意図してやってるわけですが。

てて一番感じるのは、当時の作品から醸し出すノスタルジアですね。そしてその作品から出てくるあるあるネタ(みんなで攻略したなとかこの都市伝説やウソ技信じてたなとか)それを見ているだけでお涙ちょうだい作品になってしまってますね、いい意味で。当時を知らない人にはものすごくびっくりするでしょうが。
そして当時の慣習や風俗もよくわかる一部時代考証を無視してステロタイプ(モノラル視点)的な描かれ方をしていますけれども、当時の雰囲気は十二分によくわかる。特に流行に流される主人公と当時の最先端ファッションやカルチャーを見事に着こなす・聞きこなすヒロインを見ているとよくわかります。一方で、もう一人の主要人物の木戸君は全くブレてないですけど(爆)。

この過去と現在を行き来することで、主要人物のナウ&ゼン(今とあの時)がよくわかるわけで、ある種華々しい2人に対し、主人公の凡人な姿(ともすれば人生に疲れてるとも見える姿は潰れてしまった実家のゲーセンみたいとも言える)は時代の流れの速さと無残さをひしひしと感じられます


ゲーム好きな人から言わせれば、実に素晴らしい作品で、先日放送された第5話は、まさにゲームの作品内容と主要人物達の『リアルライフ』を上手いことトレースさせた秀作ですね。来年2月にDVDないしはBlu-ray BOXになりますので、ゲームフリークは是非に。そうじゃない人でもその作品から醸し出すノスタルジアと熱気を感じてほしいものです。


放送時間などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)