ディズニーモバイルは2008年にサービスを開始。後に続々と増えることとなるMVNOの鏑(かぶらや)として、またディズニーコンテンツを事実上独占的に配信できるということで契約者を増やしていきました。端末や料金プラン・オプションに関してはオリジナル番号やオリジナルプランが割り振られていたものの、全てソフトバンクで発売されたモデルの型落ちやソフトバンクの同プランをそのままトレースしたものというふうでした。
今後は新商品をラインナップする予定がないということなので、端末販売は事実上終了となりました。2017年後半とされるサービス終了の時期を過ぎると、通話・メール・ウェブなどが一切できなくなりますが、メールアドレス(@disney.ne.jp部分)は500円/月(税別)で利用できるディズニースタイルに加入することで継続して利用可能になります。
なお、「disney mobile on docomo」ブランドとして販売しているドコモの端末は、元々ドコモの通信回線を利用しているので、今回のサービス終了に伴う利用不可の事態はないので、引き続き利用できます。
終了理由を聞いて納得しましたけれども、最新機種を触れたい人が多いんだそうで。確かにディズニーモバイルから出される機種はソフトバンクの型落ちですものねぇ・・・。それに500円/月(税別)支払えば、ディズニーのコンテンツの使えるディズニースタイルが登場したので、ディズニーモバイルの存在意義は薄れてきていたのも事実ですし、それをiPhoneとかで使いたいもんね(苦笑)。わからんでもないですわ。
しかしながら約10年サービスを維持したことに関しては、よくやったほうだと思います。現在幾数多のMVNOが登場しておりますが、ディズニーモバイルのように頑張れるのかいささか疑問です。どうも儲かるからやろうと思っている輩は多いような気がしてならんのですよねぇ・・・。ケータイというのはサービスでもありインフラなんだという自覚を持ってやってほしいです。

