FC岐阜、昨日はFC大阪と戦いました。
AC長野パルセイロ戦で劇的な逆転勝利を見せて以来、負け知らずで突っ走っています。前節のFC今治戦も、序盤の苦しい状況がウソのように点を重ね、4点取る(4-1での)勝利となりました。一時はJFLに突っ込むのではないかという危機的状況だったのが信じられないくらいの勝ちっぷりと強さ。何でこれが今になってできるんだったら、もっと前に・・・とか言いたくなるけど、それは野暮なので言わない(ギャハ)。
一方のFC大阪も初のJ2昇格に向けて勢いが付いていたものの、前節のテゲバジャーロ宮崎戦で痛い敗戦を喫し、これ以上負けられない中で長良川競技場に乗り込んできます。
ちなみに、アウェイでは引き分けただけに、どちらも勝ち点3を欲しいところでしょう。
この日は、台風から変わった温帯低気圧が東に流れてきたことで、秋雨前線を刺激し、季節外れの大雨をもたらしていました。そのため、東海道・山陽新幹線が一時ストップするなど大変な事態になっていました。同じ日にルヴァンカップの決勝が国立競技場で行われていたのですけど、そこに向かう名古屋グランパスのサポーターが巻き込まれたそうで、キックオフどころか試合そのものに間に合わないのではないかという事態に陥っていたそうです。
そんな激しい雨の中で、かさなるステージに中日ドラゴンズのチアドラゴンズとドアラが登壇してくれました。ドアラは、今回販売しているコラボ商品の一つ、フェイスタオルを持参しての登場です。
・・・サポーターの歓迎ぶりが、読売ジャイアンツの時と違う(ニヤニヤ)。
ちなみに、チアドラゴンズは、センターサークル応援団でも登場したのですが、その時FC大阪のサポーターは、チアドラゴンズ退場時に♪六甲おろしを歌って『歓迎』しておりました。おい、やめろ(ニヤニヤ)。
・・・って、コラ!ドアラ、股間にタオルを当てるんじゃない(ギャハ)!
こちらは、かさなるステージでの選手トークショー。今季途中で藤枝MYFCから期限付き移籍してきた水野泰輔選手(左)と同じくヴィッセル神戸から期限付き移籍してきた寺阪尚悟選手(右)です。
ただ、見てもらうとわかりますが、この時は雨の降り方がピークになっており、雨の線が見えるほどですよ(汗)。
とにかくすごい雨の中でキックオフになった試合、前半はピッチ上が水びだしになるところも出ており、さながら田ッカーと揶揄されるほどのコンディションになりました。昔の長良川競技場は、試合が終わるまで、こんな状況でしたからね・・・。
そんな状況だからだったのか、ウチの方はパスミス・キックミスがチラホラ見られ、そこを突かれたFC大阪のイレブンにゴール前まで攻め込まれる苦しい展開に。序盤の攻勢で入れられていたら、この日の試合結果は大きく変わっていたことでしょう。結果的には、何とか持ち直し、徐々に繋がりがよくなってきました。
前半は双方点が入らず、コンディション改善を図って、水びだしのエリアがセンターサークル付近と第2コーナーあたりまでで落ち着いた後半でも、やや膠着状態になっていたため、このままスコアレスドローで終わるんじゃないかと思っていた時、事態が大きく動くのです。
後半25(70)分、北龍磨選手からのコーナーキックから始まったセットプレー。鋭く蹴られた球は、遠藤元一選手のダイビングヘッドもむなしく当たらず、相手ディフェンス陣に跳ね返されてしまいます。明後日の方向に飛んで行った球は、待ち構えていた松本歩夢選手の下に飛んでいき、左足で振り抜いた!何としても勝つんだという気持ちの乗った球は、相手ディフェンス陣に当たったことで軌道が変わり、キーパーの軌道をもかわす飛び方となり、ゴールマウスに吸い込まれていきました。
松本選手は、2022年のアスルクラロ沼津戦で大逆転弾を放った救世主(メサイア)でもあり、今年6月のFC琉球戦では、引き分けに持ち込むシュートを放ってくれた救世主でもあります。彼が得点した時は、確実に負けないことを過去の得点シーンで知っていただけに、これはイケるぞと確信したのでした。
そして後半30(75)分、相手のスローインを受け取ろうとした敵の選手が、トラップミスで甲斐健太郎選手のいる方向に飛ばしてしまい、甲斐選手がインターセプトを図ると、すかさず藤岡浩介選手がフォローに回り、粟飯原尚平選手に回すパスワークを見せると、粟飯原選手は前方に流し込みます。前方に点々と転がっていく球をFC大阪の選手と共に駆け上がり競り合ったのは、西谷亮選手。ボールをキープし、さらに前方に蹴り込むと、ペナルティエリアにギリギリ入るか入らないかのあたりからマイナスのゴロクロスで、これまた走り込んできた北選手に合わす。北選手は思い切り振り抜く!その振り抜かれた球は、ホップしてキーパーを避けるかのように飛んでいき、ゴールマウスに。貴重な追加点になりました。ここ最近大暴れの北選手。やはり結婚したことが、自身に大きな力を与えてくれているんだろうなぁ・・・。
その後は、FC大阪がギアを上げてきて、本調子になりそうだったものの、時既に遅し。岐阜が見事に逃げ切り、4連勝を果たしました。この試合に勝ったことで、結果的にJFLへの入れ替え戦に至る状況は消え、J3残留は果たしました。しかし、私達が望むのは、あくまでJ2昇格なのは、言うまでも無し。
試合後、そのまま帰ろうとしていた松本選手を北選手をはじめ他の選手達が囲み、ゴール裏に『強制連行』を図ります(笑)。
すごすごとゴール裏に行きながらも、トラメガ持たせたら、「サイコーでーす!」とか絶叫して、無茶苦茶元気やんけ(爆)!
オマエが決めたら、試合が決まることは、今回の件で皆に浸透したと思うから、次以降の試合でも、スタメンや途中出場したら、イケると思ったら遠慮せず行ってほしい。そうすれば、もっと勝ちを拾えるようになると思うので、是非とも。
もうブレーキの壊れた暴走特急のような感じの岐阜。この勢いをチャンスに変えて、次のアウェイになるカターレ富山戦に乗り込んでいきましょう。ビッグサプライズをJ3に巻き起こそう!そして、新チャントのように、俺らも共に走るぞ!
・・・ゴメンゴ、あまりにエキサイトした試合展開だったので、スタメシの紹介が、また後日にずれ込んじゃったよ(ニヤニヤ)。
残り試合は3。プレーオフ進出までの勝ち点差は3。