今期の期待作、その1。
2009年に放送されたテレビアニメ「WHITE ALBUM」に流れを汲む作品でもあり、原作はPCゲームである「WHITE ALBUM2」がベースになっている作品でもあります。ただ、時間軸的には恐らくテレビアニメの軸(1985年頃)ではないと思われます(第1回の冒頭で10年前と言っているのと主題歌に『'13』というのが付いているため)。ただ、曖昧になっているので、いかんとも言い難いのですが・・・。
ちなみに、原作になったコンシューマー版、そのベースになったPC版とも良作との評価が非常に高い作品でもあります。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
学園祭開催まであとひと月。主人公が助っ人として所属していた音楽同好会はメンバーの離脱で崩壊の危機に陥っていた。また同じく面倒を見ていた生徒会のスケジューリングも上手くいかず、半ば八方塞がりだった。
それでも、3つある音楽室のうちの一つで今日もギターの練習をしている時に、隣にある音楽科専用の音楽室から聞こえてくるピアノの音に向かってせっせと弾いているというふうだった。
ある日、いつもと同じようにギターを弾いていると、屋上から可憐な歌声が聞こえてくる。慌てて屋上に上がると、そこにはミスコン出場を断りに来た小木曽雪菜の姿がそこにあった。
ギターの音・ピアノの音・美声、この3つが合わさることで、青春の1ページというにはあまりにも大きすぎる出来事へと向かっていく・・・。
というふう。
前作のドロドロの三角関係というのを知ってしまっているので、今作も恐らくかなりドロドロの三角関係になるんだなと変な着地点を見出している(苦笑)わけですが、いきなり結論じみたところから始まり、そこから物事の始まりへ移っていくというパターンでより最初のシーンを印象付けようとしており、いかに学園祭のワンシーンが重要であるかを印象付けようとしていましたね(実際、かなり重要なシーンになってくる)。
初回からキャラが多く登場していましたけれども、特にヒロインの2名は印象の強いキャラ(かなり主人公が独白に近い形で紹介している)なので、その部分を上手く印象付けることはできているなと思っています。
期待通りのデキになっているので、今後の展開を楽しみにしていきたいと思っています・・・というか、13話で終われないよな(ニヤニヤ)。
放送局などの詳細は「続きを読む」にて。

