2022年04月11日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その3 何とか立て直した?

FC岐阜、昨日は富山県富山市にある富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山と対戦しました。
岐阜は、アスルクラロ沼津に完敗し、次のガイナーレ鳥取戦で立て直し・・・といきたかったところ、新型コロナウイルスの感染者が発生したことで、4/3まで活動停止。その後最大7人までまん延したものの、4/4には活動再開。何とか試合まで漕ぎ着けました。しかし、2週間近く実践感覚が無い中での試合になるので、上手くやっていけるのか、立ち直れるのかが気になるところです。
一方で富山は初戦を逆転勝ちして以降、勝ちがありません(2連敗の後、引き分け)ホームで何とか勝ちたいという思いも手伝って、いつも以上に勝ちにこだわる試合を展開してくるものと思われます。


SOG03_124242二度と感染者を出さないように・・・というためか、今回バスでの遠征は2台運行。いつものバスと名阪近鉄バスに依頼したバスがやって来ました。たぶん背番号の順番(柏木陽介選手が2代目の依頼してきたバスに乗っていたため)で分けたのしょう。



SOG03_121323富山戦最大のポイントは、やはりこの男、川西翔太選手でしょう。
今年から富山に完全移籍となり、既にスタメン出場を果たしていますマテウス・レイリア選手がメインになっているためか、フォワードとしての活躍は薄く、未だ無得点ではあるものの、3アシストを記録しているばかりでなく、若手にシュート技術を継承しているあたり、富山での貢献度は高いようです。弾幕はなかったけど、ゲーフラはあったようですから、サポーターにも浸透しているのかな。



SOG03_124447今回も高速バスで来たのですけど、そこからの乗り継ぎがあまりよくなく、結果1時間近く待たされる格好になったため、前回の教訓から、さすがにバスで来たものの、スタメシの時間は大幅に削られる(泣)。
それでも、これはと思うものを紹介。最初は串道楽 潤の「とりめし弁当」(右)と「えだ豆ポテトサラダ」(左)です。



SOG03_124511中は、こんな感じ。とりめしと称していますけど、薄くスライスした鶏肉を焼いたもののようです。



「とりめし弁当」は、たれは案外薄味。それでも鶏肉の旨味がしっかりしているのもあって、ご飯が進む進む(笑)。なお、香の物の味が濃いのは内緒だ(ギャハ)。

「えだ豆ポテトサラダ」は、スパイシーな味わいがメインで、じゃがいもと枝豆の甘さが引き立ちますね。これは結構美味しかった。


SOG03_125521もう一つは、ナカムラフードサービスの「ノブリンのお好み焼き」石﨑信弘監督が広島県出身ということで、お好み焼きなのですな。何と安直な(ニヤニヤ)!



コイツは、結構ボリューミー中に焼きそばの麺が入っているからというのもあるのでしょうけど、単体が結構デカいんじゃないかという錯覚に似た感覚を味わいましたね。ただ、麺のあるせいで箸が通りにくかったのは頂けなかった


SOG03_153113この日の試合は、飲水タイムが設けられました。富山市の最高気温が28°Cと夏日を記録していたからですね。JFLでは開幕戦から行われていたものの、Jリーグは恐らく今節ないしは前節から行われていたのでしょう。



SOG03_155505試合そのものは、ともすれば非常に危ないものになりました。ターニングポイントは、恐らく前半終了間際、アディショナルタイムの1点でしょう。
この日の試合は、コロナの影響なのか6人のメンバーが入れ替わり。藤谷匠、ヘニキ、藤岡浩介、田中順也、畑潤基、ンドカ・チャールスの計6選手が抜け、舩津徹也、小山新、本石捺、本田拓也、村田透馬の5選手がメンバー入り(うち舩津選手がスタメン)しました。


前半は、岐阜はまだコロナ明けということもあるのか、何かチグハグ。動きが少々硬めなのか、富山の動きがよかったのか、ちょっとヤバい雰囲気を醸し出していましたね。何とか耐え忍んでいたんですけど、前半34分にサイドからペナルティエリア前にいた姫野宥弥選手にしてやられます
このしてやられた点は、岐阜にとって一番いやなやられ方だったので、悪影響が出かねんなぁ。このままズルズルいっちゃうんじゃないかと思っていた前半アディショナルタイム(45+1分)、つまり前半終了間際にターニングポイントがやって来ましたこの日入れ替わり選手の中で、唯一メンバー外からスタメン入りを果たした舩津選手が前に大きなクロスを上げると、山内寛史選手が無理やり合わせたシュートがキーパーの頭の上を越え、ゴールマウスの中に吸い込まれる奇跡的なシュートで同点に追い付きました。これは運がいいシュートこれが入ってなかったら・・・と思うとゾッとしましたね。

このシュートで息を吹き返した岐阜は攻守が冴えてきます。
後半7(52)分には再び山内寛史選手が柏木選手のコーナーキックを今度は見事に合わせ、逆転!これは完璧なセットプレーの点の取り方。お手本にしてもいいくらいのものですよ。
その後も後半15(60)分にも村田選手のクロスに山内寛史選手が合わせ、その横にいた窪田稜選手が蹴り込み、ダメ押し!素晴らしい、実に素晴らしい攻撃の形でした。
その後は、何としてもホームで勝つと息巻く富山の猛攻を何とか耐えしのぎ、1-3で逆転勝利。川西選手をはじめとした攻撃陣を後半は見事に抑え込みましたね。



SOG03_160210【悲報】試合終了後に川西選手がやって来るものの、メイン席辺りまで来て帰ってしまう(泣)。
まぁ、いつもの川西選手だね(ニヤニヤ)。



これでコロナ禍のアクシデント後初の試合をいい形で乗り越えた岐阜前半のデキもあるので、最高ではないけど、最悪の形で迎えそうになったところをギリギリのところで盛り返したことで、勢いが付いたのは事実。この勢いを次の試合、大一番になるであろう松本山雅FC戦に活かしたいものです。


なお、富山での話は、後日お話していきましょう。

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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年11月08日

FC岐阜観戦記2020 第13節 プライドを賭けた戦い

FC岐阜、今日はカターレ富山、プライド・オブ・北アルプスの一戦になりました。
熾烈を極めるJ2昇格(の2枠目を巡る)争い。ロアッソ熊本が逃げる中で、AC長野パルセイロ・SC相模原・FC岐阜が追い掛ける・・・と思っていたら、ここに来てFC今治・鹿児島ユナイテッドFC、そしてカターレ富山が猛追してきました。時に富山は3連勝中。9月のアウェイでの戦いの時には、サポーターの中からももうアカンという嘆きが聞こえたほどだったのに・・・。昨日は鹿児島が熊本を下したとあって、鼻息が荒い。下のチームが、こんな調子だと上にいるチームは足を救われないか心配。もちろん、ウチもです。
だからこそ、調子のいい富山を叩いて、次の大一番になるブラウブリッツ秋田に意気揚々と乗り込みたいのですが、果たしてそう上手くいくのでしょうか。


SHV47_0571今日から、2021年のDAZNの年間視聴パスが販売開始。来年の年間視聴パスは、何と1ヶ月分無料とのことで、2万円を切るオトクなお値段になっています。サッカーだけしか見ないという人は、そういないと思うので、そう考えると、思い切ったことをしたなと思っています。
いつものように「FC岐阜カレー」を買った後、久しく会っていなかった観戦仲間の人に出会い(正確には前のホーム試合の相模原戦なのですが)、そこで不意に思い出して買いに行きました。この手のものは早く買っておかねば・・・。



SHV47_0562今日は、先程も申し上げたように、プライド・オブ・北アルプスになりまして、相手チームのスタグルがやって来ました。でも、もしかしたらスタグルじゃなくて、名物を売りに来たんじゃないかと。
もちろん1day出店なので、行列になっていました。実は出遅れたのは内緒(苦笑)。



SHV47_0564そこで買ってきた3品。ナカムラフードサービスというところが運営していました。
左から、「白エビの唐揚」・「ブラックコロッケ」・「高岡流お好み焼きととまる」となります。
「白エビの唐揚」は、言わずもがなな一品。富山湾で獲れる白い宝石とも。私は大好きです。
「ブラックコロッケ」は、全国コロッケフェスティバルで初代チャンピオンになった一品だそうです。
「高岡流お好み焼きととまる」は、お好み焼きと言っていますが、すり身を焼いたもの。暴力的な言い方をすれば、焼いたはんぺんです(爆)。



「白エビの唐揚」は、サクサクというより、ふっくらしたものですね。もちろん頭の部分はサクサクなのですけれども、基本的に身の部分が美味しいのですよ。食べて非常に甘い、とろける味です。過去には物産展の時にも紹介していますが、何回食べても美味しい。

「ブラックコロッケ」は、中がネギとチャーシューの風味とのこと。どうりでネギのような風味がしたんだなぁ。中を割ると真っ黒なんですけど、その黒はイカ墨で表現。てっきりホタルイカかと思ってたのですが、違うようで。『ブラック』もあの「富山ブラックラーメン」を表したものだって。なるほど。

「高岡流お好み焼きととまる」は、先程申し上げた通り、焼いたはんぺん(爆)。ただ、それを思わせないように作られてはいます。ただ、すり身だったらすり身の味がした方がいいよね。もちろん、さっぱり味で美味しかったのですが、箸で切るには、ちと厳しい


SHV47_0567ハーフタイム時には、恵那市が出店していた「恵那どり唐揚げ」を買ってきた。最後の方だったので、少しおまけしてくれた。よほど売り切りたかったんでしょうねぇ。



唐揚げは、冷めるとイマイチになるケースが多いんですけど、この唐揚げは冷めても美味しい冷めても衣のカリカリ感と中のジューシーさは失われていませんでした。少し濃い味だったので、酒のつまみでもイケそうだ。


SHV47_0566今日一番のサプライズ。
来年のシーズンユニフォームサプライヤーとユニフォームデザインが突如発表されたのです。
何だよ、ニューバランス早いなぁ・・・と思ったら、まさかの地元企業の三敬というアパレル会社から発表された。おお、ニューバランスにケンカ売ったぞ(ニヤニヤ)。

来年から、このユニフォームで挑むとのこと。恐らくスポンサーの類は仮だと思います。
地元である岐阜県で製造のほとんどを担っているとのこと。販売はRAZZOLI(ラッツォーリ)というブランドで行われます。
鱗文様の中には岐阜県花であるレンゲソウと岐阜県を代表する魚である鮎が描かれています。


岐阜県で全てを完結させようという『理想』を追い掛けたことは素晴らしいことだし、岐阜県のアパレル産業を救おうという呼びかけに応じたことも素晴らしい。しかし『現実』を見ると、この会社に断られたり、最悪会社が無くなってしまったら、他に頼れる会社が無くなってしまうんじゃないのという危機感来年J3になってしまった時の予防線(つまりカネ(爆))を張ったのかなとも・・・。
この会社のクオリティ(製造能力)がどのくらいあるのかも気掛かりです。アマチュアサッカーチームや他のスポーツのユニフォームは手掛けているんですけど、プロチームは恐らく初めてでしょう。2018年にギラヴァンツ北九州であったボンボネーラが提供したレプリカユニフォームの不備のようなことが起こるかもしれないわけで。あそこもプロユニフォームを手掛けたのは、北九州が初めてだったはず。
ただ、どの種類もすごくいいんですよ。やはりどこにも提供していない、オンリーワンっぽさを感じさせるユニフォームではある。特に色合いは素晴らしい。どの色も選びたいけど、おいくら万円(ニヤニヤ)?



SHV47_0569試合はというと、岐阜・富山ともプライド・オブ・北アルプスにふさわしい試合を送っていたと思います。
岐阜に関してだけ言えば、この試合の意味や状況などの何たるかを知っていて、試合開始から気合いと気迫がみなぎっていました。ただ富山も、この試合の意義を知っているので、必死に守り、隙あらばゴールマウスに駆け抜けるというふうで、結果的には一進一退の攻防になっていきました。
この時思ったのは、確かに岐阜は気迫みなぎるものだった。ただ、途中途中で見せるプレーでルーズボールがちらほらあるんですね。ここで言うルーズとは、『失う』という意味の『lose』ではなく、『怠慢』という意味の『loose』ですわ。そう、途中で本人達の意識していないところで、気が抜けてしまっているのです。居酒屋で言えば、いい気持ちで酔わせているんだけど、〆の一品がまずい(爆)。それで全てが美味しく感じないんですね。

とはいえ、全体的にはよくやってくれた試合になり、スコアレスドローで終われました。いや、スコアレスドローなんてアカンやん・・・と言われても仕方ない。もちろん勝ってほしかった負けなくてよかったと言うには、あまりに痛い引き分けかもしれない。他のチームがつまづいてしまっているのですから。それでも、負けなくてよかったのです。差は詰められなくとも、離されなかっただけよしとすべきです。もっとも、そんなことはいつまでも言えないのは重々承知ですが。



直近3試合でやっと1勝分の勝ち点を稼いだことが吉と出るか凶と出るか、全ては次回のアウェイ戦、全てが決まるであろう秋田戦でわかると思います。ホームで屈辱を味わったあの思いをソユースタジアムでぶつけてやりましょう。
そして、急遽入団の決まったあの人、パウロン選手が出てくると思います。今日の試合ではスタメンはおろかリザーブにも入ってない、かつ難波宏明アンバサダーとの絡みも無し(爆)。これは次の試合に集中させたいんだなと思えてなりません。

次のホームは、11/18のセレッソ大阪U-23戦になります。こちらはアウェイで屈辱を味わったチームです。今度こそホームで泡を食わせてやりたいところです。


残り8試合、自動昇格への勝ち点差は3。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)