2015年04月21日

春の新アニメ2015 その17 ニセコイ:

春の新アニメ2015、最終回になる17回目は集英社から刊行されている週刊少年ジャンプで連載中のマンガ「ニセコイ」の第2期「ニセコイ:」です。
人気作だったにもかかわらず、第1期がリリース的にコケたのか詳細な理由は不明ですが、今期の放送は手厚いネットだった第1期とは違い、テレビ放送は東京と大阪(関西圏)、そしてBS(後に鹿児島でのネットも決定。詳細は「続きを読む」にて紹介)のみのネットとなりました。面白いとは思っていたものの、こうも厳しい結果が出ると悲しいものを感じますね。実にもったいないとも。


あらすじは続きモノなので割愛。主人公の一条楽と桐崎千棘との関係が親を騙すためのかりそめの関係から、徐々に本当の恋愛関係になるのではないかとお互いに意識し始めているところから始まります。丁度、学園祭が無事に終わったあたりからですね。


この作品は2期目になるにもかかわらず、初回の放送は実に丁寧にキャラの性格を説明してくれていましたね。ここまで異常に丁寧なのは久しく見ていないです。正直シャフト制作ということだったので、悪い方向の『遊び』をしでかしてしまう(変に玄人向けのキーワードを放り込んだり、言葉遊びに終始したりなど。簡単に言えば、「物語シリーズ」の悪癖を出してしまわなかったかと)と思っていたので、これはいい意味での肩透かしですわ。
その中で主人公の一条楽がいかに抜けているかをフィーチャーしていましたけれども、ここまで来るとわざとだろうと言いたくなるくらい抜けてましたね(ニヤニヤ)。あれは千棘がニーキックを食らわせたくなりますね(爆)。


各キャラの性格付けを示した仕切り直しの回として、今回は高く評価したいと思います。今後新キャラが出てきても困らない演出を期待します。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(2)TrackBack(0)

2014年01月28日

♪CLICK / ClariS

CLICK(初回生産限定盤)(DVD付)
今回紹介するのは、ClariSの9枚目になるシングル♪CLICK。写真はDVD付初回限定盤で、これ以外に通常盤期間生産限定アニメ盤があります。
しかしもう9枚目ですか。現役中学生ユニットとして売り出してはや3年以上経過し、彼女達も現在は高校生。時の流れは早い(嘆)。



1曲目・タイトルチューンになっている♪CLICKはアップテンポなテクノポップスに仕上がっています。この曲がテレビアニメ「ニセコイ」のオープニングで使われているためか、作品の世界観とキーワードと思しき言葉が散らばっており、作品の内容を反映させたものになっていますね。
作品の内容を考慮しなければ、歌い手(この場合本人)の抱える相手への心境の揺らぎから相手に対する思いを伝えようとする決意へと移り変わる過程を描いているのかなと感じましたね。

2曲目の♪シルシも明るめのポップな曲になっています。こちらはデビュー曲になった♪irony以来の非常に聞きやすい曲になってますね。歌い方に無理を感じさせないんですよ。ゆえに曲の内容が素直に伝わりやすいという相乗効果をもたらしているなと思います。
で、曲の内容は、平たく言うと結婚式の曲に使えそうな感じ(笑)。出会いから今までを振り返り、2人にとってかけがえのない物事を並べて、幸せ(恋の印)を見出している・・・という感じでしょうか。

3曲目の♪next to youは思春期特有の気持ちを歌っているClariSお得意の曲パターン。少々アンニュイな気持ちが伝わってくるこれまたいい曲ですね。


今回も3曲ともよくできているなと思います。やはり彼女達の曲は2曲目でしたな(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2014年01月26日

冬の新アニメ2014 ランキング ベスト

今回の冬アニメのランク付けをしていこうと思います。
今期に関しては不作ではないかと言われていましたが、まぁ最悪の事態は免れたかなと思います。ただ冬アニメで継続になった作品と比べると小粒感は否めなかったですね。それでもこれは・・・という作品もあるので、まぁいいや(笑)。なお、今回もベスト3・ワースト3で見ていこうかと。


今回のベストは「のうりん」
これほどまでにバカアニメだったとは思えなかったわ(笑)。
毎回農業高校という地味な場所が舞台だとは思えないほど毎度バカな主人公と仲間達が真剣にやっているのだから、変に笑えますわね。エロ・グロ・ナンセンスといった下ネタのオンパレードではあるものの、不快に感じられる要素はそうないですね。あとは岐阜県の美濃加茂市周辺の景色や農(みのり)の美濃弁が完璧でしたね。あの子のセリフを聞くと、いつも岐阜に住むおばさん(おかんの姉)を思い出すんですわ(ニヤニヤ)。いつもああいうしゃべり方してるんですよね。そういった再現度の高さも高評価です。
今後はあのハイテンションバカがどこまで続くかですけど、一転シリアスになっても文句はないな(苦笑)。

2位は「ニセコイ」
この作品もハイテンション系で、見てていつも笑えてくる、いやほほえましいと言っておこうか(ニヤニヤ)。
主人公とヒロインとの関係がまだ水と油の関係ではありますが、徐々にその関係も雪解けが起こり始めていて、ちょっと主人公を意識し始めているなと感じられるところも出てきましたね。
終始テンション高めですけど、各人物の駆け引きも垣間見え、さらに取り巻き(特にヒロインの父親)がなかなかいい味を出してます

3位は「Wake Up, Girls!」
まぁ、この作品色々と言われていて、特に否定的な意見が多いんですけど、個人的にはよくできた作品だと思いますよ。ただ劇場版ありきな部分はちょっと困りものではありますが・・・。
劇場版を見ていれば、各キャラの身上がよくわかりますし、特に主人公扱いされている島田真夢の心情の変化はドラスティックでわかりやすいですね。アイドルとしての活動もフィクションがあるとかおかしいとか言われてますけど、そこまで厳しく見なくても・・・とも。まぁよくあるステップアップの課程が描かれていると思いますね。少々激しいだけだとも。
今後も彼女達の活動を脅かす部分が出てきそうですが、彼女達が見せる結束力と若さで乗り切ってくれるものと信じております。

次点は色々悩んだんですが、「桜Trick」を。
久しぶりにTBS作品が本気出してきたと思いましたね。ベタな百合モノではあるのですが、実は主人公とその友人だけが百合関係じゃなかったという点と本気でやってるあたりが他の作品(特に比較されそうなのは「ゆるゆり」だと思われ)と違うわけですね。
いや、「いなり、こんこん、恋いろは」や「中二病でも恋がしたい!戀」もよかったんですけどねぇ・・・。


次回はワースト3の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)TrackBack(0)

2014年01月12日

冬の新アニメ2014 その7 ニセコイ

冬の新アニメ2014、7回目は集英社の週刊少年ジャンプで連載されているマンガが原作の「ニセコイ」です。
今期かなりの数の人が注目作として推しているとのことですが、いかがなもんなんでしょう。私自身週刊少年ジャンプを読む人ではないので、何とも言えませんが、面白そうだなというのはイメージイラストで伝わってきてました。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公の一条楽は、勉強一筋の高校生(だが、彼は極道集英組の跡取り息子でもある)。モテたことなんて全くないけど、彼が首から下げている錠の付いたペンダントは、幼い頃に出会った、10年経った今でも思いを馳せる少女からもらったものだ。


ある日、楽は学校で謎の少女と出会う。どうやら転校生らしいが、遅刻しそうだったその彼女に強烈な飛びひざ蹴りを食らい、大切なペンダントを失くしてしまう。その強烈な出会いをした彼女は、実は楽のクラスの転校生、桐崎千棘だった。男勝り・短気・ケンカっ早い性格と出会った経緯が最悪ということもあって、楽とは犬猿の仲。しかもペンダントを失くした責任を叱責されたことでさらにこじれることに・・・


その時、楽の住む町は集英組とギャングのビーハイブとの間で激しい抗争が起こっていたその抗争を収めるために、3年間ビーハイブの娘と偽装恋愛を装うことになるのだが、家で出会ったその娘は、何と桐崎千棘だったのだ・・・。



というふう。


この作品、想像以上にいいデキシャフト特有の『遊び』はないものの、ものすごくテンポがよく、かつコンパクトにまとまったいい話でした。いや、こういう作品は下手に遊ぶより見せる方を選ぶべきで、今回は見事にその策がハマったとも言えるでしょう。

キャラの性格や主人公への想いというのもよくわかる作りになっていますね。特にクラスメイトの小野寺小咲との関係がいいじゃないのよ。あれは理想の女性像だと思っている人が多いんじゃないのかなと。普通ならあの娘でいいじゃんと思ってしまうほど(笑)。
そんなある意味『窮地』にあるヒロインの一人千棘がどう巻き返していくのかが見ものですね。


今後が気になる作品ですね。オススメです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)TrackBack(0)