ガイドツアーの最後にやって来たのは、テイスティングホール。大きな建物の中にあり、この中には前回紹介したRITA's KITCHENも入っています。その入り口には、ニッカウヰスキーのマスコットとも言えるKing Of Blendersのステンドグラスが。すすきので見掛けるヤツだ(ギャハ)!
なお、モデルは諸説あるらしいのですけれども、W・P・ローリー卿がモデルではないかといわれています。
ここでは、入場当初にもらったテイスティングチケットが必要になります。ここには、ガイドツアーの注意書きも書かれており、QRコードを読み取れば、感想も書けるふうになっています。
そんな試飲できるウイスキーが、この3種。右から「余市」・「スーパーニッカ」・「アップルワイン」になります。「余市」は、商品名にあるとおり、余市蒸溜所で作られたもので、炭火直火蒸溜にこだわって作られています。アルコール度数は45度になります。これ以外にも10年ものもあります。
「スーパーニッカ」は、ニッカウヰスキーの主力商品で、竹鶴政孝さんの奥さんである竹鶴リタさんが亡くなったことがきっかけで生まれた商品になります。2つの違った原酒を混ぜ合わせて作られたもので、アルコール度数は43度になります。
「アップルワイン」は、大日本果汁が生まれた4年後に誕生したお酒で、リンゴのワインにリンゴのブランデーを混ぜ、さらにそれをブランデー樽で熟成させた原酒で混ぜたものとなっています。アルコール度数は22度となります。
なお、一口だけ原酒で飲みましたけど、今回「余市」と「アップルワイン」はロックで、「スーパーニッカ」は水で割りました。オススメの飲み方も書いてあるので、それに沿うのが一番いいかも。
「余市」は、かなりスモーキーな風味で、アルコールも結構強い。ロックで飲んでもアルコールの強さが抜けないので、トワイスアップ(常温の水で割る水割りの一種)の方がアルコールを感じにくくさせるのかなと。
「スーパーニッカ」は、ほぼ同じアルコール度数なのに、アルコールの強さを感じさせず、まろやかな飲み口になりました。これは水割りのおかげなのかもしれない。炭酸水で割っても美味しく飲めるかも。
「アップルワイン」は、原酒の状態で飲んでもまろやかかつ甘みを感じられるテイストで、ロックで割ると、原酒のよさをより引き立てられるのではないかと思いました。ハイボールもいいかもしれないけど、「アップルワイン」の甘さとまろやかさを味わいたいなら、ロックなのかも。個人的には、一番美味しいと思ったお酒ですね。お子様とか言わない(爆)!
ちなみに、ニッカウヰスキーにはスキージャンプの笠谷幸生さんが所属していました。1972年の札幌オリンピックで「日の丸飛行隊」と言われた3人の一人(金メダル受賞者)ですね。この試飲でガイドツアーは終了。本来ならもっと回っていきたいところでしたが、次の目的地もあるので、早めに退散することに。本当なら函館本線に乗って一気に札幌まで戻るところなのですが、丁度乗って帰ろうと思った時間帯には一本も走っていない(泣)。そうなると必然的に行きと同じ高速バスになるわけです。
帰りも行きと同じ区間を乗り、小樽駅まで戻ってきました。ここから一旦札幌駅まで向かいます。
その道すがら、海は相変わらず荒れていたものの、曇りから晴れに変わったことで、背景がはっきりとしてきた。遠くにあっても存在感のある風力発電施設が見えました。場所的に石狩湾新港洋上風力発電所なのだろうか。
大きな写真を切り取っただけでも、波の荒々しさがよくわかる。冬の石狩湾は荒れやすいのだ・・・。次回は、札幌に戻ってからの話です。
北海道余市郡余市町に着きました。
というともあって、ビジターセンターで待たせてもらいました。
こちらは、キルン塔。発酵した大麦をピートで燻しながら乾燥させるための乾燥塔というヤツです。ここで麦芽を作ります。
醗酵塔の中にあったモルトウイスキーの製造過程。
次に向かった蒸溜塔には、大きなポットスチルがあります。このポットスチルで二度蒸溜して、純度を高めていきます。
蒸溜塔にあるポットスチルは全部で7基ありますが、稼働しているのは6基。実は、一番小さいポットスチルは、余市蒸溜所が稼働した時に据えられたもので、現在は稼働していないのだそうです。それでもちゃんとしめ縄がされていて、大事にされているのがわかります。
余市蒸溜所での蒸溜は、石炭直火蒸溜という石炭をくべて火力の調整を行っています。まるで蒸気機関車の火室のような感じですね。
しばらく進むと、旧事務所にたどり着きました。
こちらは、旧研究室。重要文化財に指定されています。
こちらは旧竹鶴邸。竹鶴夫妻の住んでいた家です。元々あった場所から2002年に現在の場所に移築されました。
こちらが、一号貯蔵庫。重要文化財に指定されています。
この中では醸造の説明を受けられます。
樽にも大きさがあり、ここでは3種類使っていたそうです。
再びウイスキー作りの工程図が出て参りました。
醸造で使う樽は、2度までが限度とのことで、2度醸造を済ませた樽は、様々な形で再利用されます。
ちなみに、こちらが現在の貯蔵庫。ここでウイスキーの醸造が行われています。
ということで、10月の3連休で、酒を買って飲んできました。かねてから気になっていたお酒をセレクトしてきたんですね。