何かとデパートの物産展と聞くと心の踊る人間がここにいますけれども、何か(ニヤニヤ)。
昨日から、名古屋の松坂屋で「なにわうまいもの市」というのが行われています。大阪絡みの催し物は恐らく初めてになるんじゃなかろうかと。
会場には、大阪の有名店や穴場的な店が集っていまして、身近で美味しいものが揃っているからと物珍しさもあって、会場には大勢の人がおりました。
ちなみに、今回松坂屋の催しとしては珍しくレストスペースやフードコートが会場内に設けられていて、買ってきたものをその場で食べられるというふうになっていました。席数が少ないのもあって、すぐに満席になっていました。
このレストスペースやフードコートという施設は非常にありがたいですね。何せ温かいものがすぐ食べられるのがいい。特に今回はすぐに食べられるものが多かったので、休息がてら買ってきたものを頂くというのもオツじゃなかろうかと思いますね。
今回は様々出展している中、大阪食い倒れを象徴する粉もんアイテムの一つ、たこ焼きを紹介。イートインのうどん・ラーメン、串カツと並んでメインに据えられておりました。
まずは、本家会津屋の三種盛り。
左から、元祖たこ焼き・元祖ラヂオ焼き・ネギ焼き。たこ焼きの球は少々小ぶりになっていて、既にしょう油味が付いているので、ソースがいらない・冷めても美味しいのがポイントになります。
たこ焼きはタコだけが入ったオーソドックスなもの。ネギ焼きはネギ(あさつき)がたっぷり入っています。ラヂオ焼きは独特のタレに付けられた牛すじとこんにゃくが入っています。
ここは日本のたこ焼きの元祖といわれるラジオ焼きを生み出した店で、「美味しんぼ」でも取り上げられた店でもあります。
たこ焼きは少々しょう油の利いた味で、ネギ焼きはしょう油の味が若干強く感じられます。オススメなのがラヂオ焼きで、タレの風味と食感のよさが球の部分(いわゆる粉もん)と実によく合います。
もう一つは、たこ昌のたこ焼き。大阪では各所に店がある有名店の一つです。
ごく一般的な大きさと思われるたこ焼きです。銅板で焼かれるため、外は固めしながらも、中はふんわりしたたこ焼きが出来上がります。
しょう油味が付いているとのことですが、味は薄めなので、もらえるならソースやマヨネーズをもらっておいた方がいいでしょう。味が付いてるからいいや・・・と思ってもらわなかったら、思った以上に薄味で、段々味が一本調子になってきていたし(苦笑)。美味しんですけどね。
これ以外にも、心踊らされそうな商品がわんさかあるのが「大阪は食い倒れ」と言われるゆえんなんだなと改めて実感(笑)。また紹介できればなと思います。