
この姿を見て、サッカー王国静岡のすごさを知らされるのであった。岐阜や名古屋では、ここまですごい人の列はサッカーではできない。野球ならできることはあるけれども・・・。

こちらは、主演4人が1stユニフォームを着て登場している特別仕様のもの。各入場口には制服ないしは私服姿の各キャラが、お出迎えしておりました。


個人的にはなかなかオシャレだと思いますね。

特徴なのは、サイドスタンド。2階席になっていて、上段がホーム応援席になっています。ぎっしり入ってるけど、これでもこの日の観客動員数は11,143人なんだって(汗)。
ちなみに、清水では相手チームのことを『アウェイ』と言わず『ビジター』と呼称しております。野球のような呼び方をするのは、サッカーチームでもここくらいじゃないのかねぇ。

この試合から崔誠根(チェ・ソングン)選手が登場。彼は、サガン鳥栖から期限付き移籍してまだ5日目だったのに、試合に貢献をしてくれたのには驚きましたね。14試合スタメンに出ていたのもあるのでしょうけど、献身的でしたね。
ちなみに、岐阜でブラジル人ないしは出身以外の選手を起用するのは2014年に在籍していたスティッペ・ブラジバット選手以来。アジア人のスタメンで見ると2013年まで在籍していた李漢宰(リ・ハンジェ)選手(現:町田ゼルビア)以来なのではないかと。ラモス前監督がいかにブラジル人偏重だったのかが窺い知れます。
これまでとは違い、総じて積極的な攻撃を仕掛けようとしている動きは見せていたものの、相手は四半世紀J1にいたチーム。ホームで引き分けになった時とは大違いの戦いぶりでした。調子が良かった鄭大世(チョン・テセ)選手一人にやられた感もあるのですが、今の清水は本当に強かった・・・。
岐阜の見せ場は途中出場したレオナルド・ロシャ選手のクロスバー直撃のロングシュートのみと言っても過言ではなかったものの、難敵清水相手に2点に抑え、かつ鄭大世選手以外にあまり大きな仕事をさせなかったことは大きかったのではないかなと。個々の選手が噛み合ってくれば、崔誠根選手が本格起動すれば、勝利に一歩近づけるのではないかと思います。
あと感じたのは、最終防衛ラインが破れないようでは、1点が遠いなぁと。1人に任せるのではなく、ミッドフィルダーの一人を上げて両サイドから攻められなかったのかなと感じました。
なお、下位3チーム(ザスパクサツ群馬・ツエーゲン金沢・ギラヴァンツ北九州)が揃って負けたため、この試合でJ3降格圏に落ちる事態にはなりませんでした。ああよかったと安心すべきなんでしょうか、うーむ。
次はホームに戻ってカマタマーレ讃岐戦。勝てないホームですが、最悪の状況から脱しつつあると思います。清水の戦いぶりで気を抜かずに、ここで勝利をもぎ取りましょう。勝てない相手ではないはずです。

