2012年09月14日

完成直前の高速道路観賞ツアーに行く④

ISW11F_20120901_165211この日帰り観光ツアーも、いよいよ最終地点の岐阜市にやって来ました。
最終地点は、岐阜市内にある8月にオープンした長良川うかいミュージアム正式名称は岐阜市長良川鵜飼伝承館といい、その名もズバリ有形・無形民族文化財に指定されている長良川鵜飼い(およびその鵜飼いで使用される道具)に関する資料、歴史、鵜飼いの1年の紹介や鵜飼いに必要な鵜(ウミウ)の生態や長良川の四季も紹介された文字通り鵜飼いに関することなら何でもわかる博物館です。



この映像を見てもらってわかるかと思いますが、あれだけ晴れていた天気も、岐阜市内に入ってから急激におかしくなり、遂には雨が降り出す始末あまりの雨の酷さにほぼ定刻通りに着いたのにもかかわらず、バスから出られなくなってしまったわけで。
5分ほど待ったところで雨が少々小降りになったのと、添乗員の人が館内から傘を借りてきてくれたこともあって、無事に館内に入ることができました。


ISW11F_20120901_160727というわけで、中に入ったらこのように外から見える金華山も雨のせいで靄(もや)が掛ったようになっていましたとさ(泣)。なお、写真上は岐阜城
元々、この長良川うかいミュージアムは、岐阜市が運営していた長良川ホテルの跡地に建ったものなので、写真下のように、渡し船乗り場があります昭和天皇や当時の皇太子殿下(現在の天皇陛下)もご宿泊されたという由緒あるホテルだったことを垣間見せてくれます。



この長良川うかいミュージアム、貴重な資料展示も多数あるのと、絶景が楽しめるので、一度は訪れて見たい場所ではあります。そして、ここには生きた鵜も見られるのですが、先述の通り雨が降っていたので、外には出られず仕舞い(嘆)。


ISW11F_20120901_203906仕方ないのでお土産買って帰りましたよ。
左上は長良ういろ(岐阜県山県市)の枝豆ういろ。右上は緑水庵の枝豆まんじゅう。下はうかいミュージアム2階のカフェ「NAGARAGAWA Vegee's Cafe & Marche」で売っていたケーキ、山の恵み


左上の枝豆ういろは、期間限定商品で第22回全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞商品。米粉と枝豆、砂糖をメインに練り込んだだけのシンプルなものですが、上品な味でございました。

右上の枝豆まんじゅうは、第24回全国菓子大博覧会名誉総裁賞受賞商品、および平成9年度 優良ふるさと食品中央コンクール新技術新開発部門で財団法人食品産業センター長賞受賞商品・岐阜県観光土産推奨品
現在開催中のぎふ清流国体・ぎふ清流大会開催記念パッケージになっています。中央にいるのはマスコットのミナモ。『キラキラ輝く川の水面に住み、岐阜の地とスポーツが大好きな妖精さん』らしい。何か色々としでかしそうな(以下自主規制)。
こちらのまんじゅうは、ういろとは逆に枝豆の味が濃厚で、これはこれで美味しいなと。

下の山の恵みは、くるみ・栃の実・レーズンの入ったパウンドケーキです。
これは非常に美味しい。山の味が十分に堪能でき、甘味もあっていくらでも食べられる。これは美味いわ。ここでしか買えないのが残念至極なり。



さて、日帰り旅行も長良川うかいミュージアムで終わり、バスは名古屋駅まで(少々渋滞もありながらも)ほぼ定刻通りに帰って参りましたとさ。
ちなみに、記念品ももらっていて、通行券型のものでした。いい思い出になりそうだ。


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2012年09月10日

完成直前の高速道路観賞ツアーに行く③

ISW11F_20120901_145412関ヶ原町にあるレストランから向かったのは、再び大垣市。大垣市内にあり、駅から歩いて16分ほどにある「大垣市奥の細道むすびの地記念館」に向かいました。
写真は「大垣市奥の細道むすびの地記念館」そばにある住吉橋。こういった橋は水と川の多い水都大垣の象徴とも言えますね。



この大垣市奥の細道むすびの地記念館は、俳人松尾芭蕉の一生と彼を最も有名にした奥の細道に関する展示を行っているところで、当時の風俗や奥の細道における松尾芭蕉の心境や書物の詳細な解説を見ることができます。
今年の4月にオープンした施設なので、まだまだ新しく、これからといった雰囲気でしたね。企画展示がこれからのキモになてくると思いますし、観光案内所としては少々遠いので、イベントで集客を行っていくことが今後の活性化として必要になってくると思います。

ちなみに、この日は月一度の「おおがき芭蕉楽市」が行われていました(次回は11月の予定)。会場には地元以外にも岩手県一関市や三重県伊賀市といった芭蕉ゆかりの地の店や周辺の地域である三重県桑名市や岐阜県海津市の店も出店していました


ISW11F_20120904_181847ここで買ってきたお土産。
左は若鮎。岐阜県以外にも清流のある地域ならば必ずと言っていいほど置かれているお菓子。
中には求肥(ぎゅうひ)が入っています(地域によってはあんこが入っていることも)。
あまり甘くないお菓子で、求肥のもちもち感を味わうものと。シンプルですけどお茶受けにはいいお菓子です。

右は小倉やっこ。胡蝶庵から発売されている北海道産の小豆と吉野葛切を大垣の水で作った水ようかんの一種。「飛騨・美濃すぐれもの」・「大垣いちおし製品」および岐阜県観光連盟より「特選推奨土産品奨励賞」を受賞した商品です。
もちもちしていながらものどごしは非常によく、よく冷やすと清涼感を感じられる夏にぴったりなようかんです。もちろん、冬の寒い時期でも美味しく食べられるお菓子なので、季節問わずよく売れているとのこと。
これは美味しいのでオススメです。地方発送も行っているので、ぜひとも。



その後は、岐阜市に向かうことになりましたが、そのあたりはまた次回。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月08日

完成直前の高速道路観賞ツアーに行く②

ISW11F_20120901_104844いよいよバスで高速道路の中に。
暑いからということで、本来の折り返しポイントを越え、数百m先まで行って下さいました。
写真は降りてすぐのところ。当然ながら何もない(笑)。
まだできたてホヤホヤということで、コンクリート(アスファルト)が新しく、まだ少々粘つくような感覚があります。もちろん照り返しがあって暑いものの、時折吹く風が心地よかったですね。

今回のルートは、片側1車線の暫定開通という形での開通となっており、中央分離帯がない代わりに追い越し禁止車線上にポールみたいなものが置かれます。ちなみに、そのポールのようなものは結構柔らかい。やはり事故になった時に折れたのが飛んだら怖いわな。
この後、必要な標識等々を建てて完成となるわけです。



ISW11F_20120901_105207こちらは排水溝。
高速道路は、傾斜とうねりを付けて建てないといけないのだそうな。というのも、傾斜を付けることで、高速道路内に水がたまるのを防ぎ、事故が起こる可能性を減らすため。写真のような排水溝に水が流れ込み、その先にある穴から排水されるという仕組みなっているそうだ。
もちろん、ふたのない排水路(凹のみの溝)もあり、この場合は、写真の排水溝に流れる仕組みになっています。
ちなみに、大垣西インターには巨大な貯水池があり、大雨が降った際、この池に溜まって徐々に排水させる仕組みになっているのだそうだ。というのも、周囲は水田しかないところ、つまり天然の貯水池の中に人工物が建ってしまったため、水の逃げ場が周囲の水田や川に向かってしまうことになり、住宅街に影響を及ぼしかねない事態に陥るため。かなり考えられて作られていることがわかります。

高速道路にうねりを付けないといけないのは、真っすぐな道だと居眠り運転を起こす可能性が高くなるため。そのため単調にならないように変化を付けているわけです。


どちらも昔はあまり考慮されないでいたのが、最近の建設の際には配慮されるようになったものらしい。そのため、第二東名と言われた新東名もこういった配慮がされているのだそうで。



ISW11F_20120901_111544大垣西インターまであと2kmスポット看板。
実はこのあたりは下に新幹線が走っているあたり。もっと言うと、新幹線の走っている周辺は今回のウォーキングでも行っては行かないとのことだったらしい。このkmスポットあたりまでが限界だったとのこと。
新幹線のあたりだけは管轄がJR東海に委ねられいるためで、下手にそのあたりに近寄ると新幹線特例法で捕まりかねません。もちろん、新幹線の路線や車両に向かって物を投げる、人が侵入するのはご法度なのは言うまでもありません。



そんなこんなで1時間ほどウォーキングと周辺の説明を聞いた後、再びバスに乗り、関ヶ原町にある麗守都(レスト)関ヶ原に。


ISW11F_20120901_124530こちらがお昼に出たもの。
下にあるこんにゃくはとても美味しかったし、右上のおこわもよかったんですが、実はこの時体調を崩しそれどころではなかった・・・(泣)。
何かあってここに訪れたら、ここで絶対食べようと誓うのだった。
今回珍しく薬を持って行って正解だったと思ったね。



その後、バスは再び大垣市内に向かうのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:50Comments(0)TrackBack(0)

2012年09月07日

完成直前の高速道路観賞ツアーに行く①

9/1、かねてから行きたかったツアーにいよいよ行くことになった。
そのツアーとは、『完成前の高速道路を歩くツアー』(正式な名前は「東海環状・岐阜新スポバスツアー」)。とはいっても、それ以外にも近隣の観光名所を回るというオプション付なのだが。


このツアーを知ったのは、さかのぼること数ヶ月前の新聞の夕刊。テレビ欄の下に載っていた観光案内に思わずくぎ付けになって早速申し込んでしまったのである。

この観光ツアーを組んだのは、NEXCO中日本(中日本高速道路)の観光事業部。まさに高速道路を管理運営する会社だから出来る代物でもあるわけだ。


さて当日、朝9時の10分前までに名古屋駅西口に着いていなければならないのだが、どこにツアー関係者がいるのかわからない(苦笑)。何とかNEXCOの旗を持った随行員を見つけて事なきを得たが、あそこまでわかりにくいとは・・・。
今回のツアー参加者は31人(プラス随行員2人)。40人ほどで満員になるバスで行ったのだから、まぁまぁの人数。以前乗った五箇山号バスツアーより人は多く、かつ年齢層は高め。意外におじいちゃんやおばあちゃんが多かったのが印象的私くらいの歳は若い部類に(汗)。土曜だったのに土曜だったのに。

今回のスケジュールは、名古屋駅を出発した後、羽島パーキングエリアの休憩を経て、大垣インターを降り、建設の最終段階に入った大垣西インターへ向かい、その後関ヶ原町にある麗守都(レスト)関ヶ原で昼食後、大垣市内にある「奥の細道むすびの地記念館」と岐阜市内にある「長良川うかいミュージアム」を経て、再び名古屋駅に戻るという日帰りツアー


ISW11F_20120901_100250天気のいい中、建設中の東海環状自動車道(通称MAGロード)を望む。しかし、この天気が一気に暗転するとは・・・(謎)。


ところで、今回完成予定のルートは、初の西回り路線これまで東回り路線は完成してした(まだ一部暫定2車線の区間もあるため、完全完成ではない)のですが、肝心の西回りが政権交代や高速道路無料化絡みで紆余曲折を経て、近年何とか国(国土交通省)から全線建設許可が下りたわけです。
完成は9/15、大垣西インター~養老ジャンクションの約6kmとなります。

なお、写真は新幹線の上を通る高速。余談ですが、新幹線が高速の上を通るのはかなりレアケースという随行員の話を聞いて思わず膝ポン(笑)。



ISW11F_20120901_101318大垣西インターにいた散水車。
何で散水車がいたのかというと、9/15に完成が迫っているため、車の土や汚れを持ちこむのはよろしくないため。まぁ、引き渡すならきれいな方がいいですわね。そういったわけでタイヤの泥や汚れを落としてから上ることになったわけですよ。



ISW11F_20120901_103946こちらは料金所。
上下1車線はETC、もう1車線は一般というふうになっています。
別のアングルで撮ったのはウィキに載せる予定(ニヤニヤ)。



ISW11F_20120901_103902もう一生撮れないだろう、一般道との接続部分。
もちろん次回紹介予定の高速部分だって二度と撮れません高速道路自体歩くことは道路交通法でダメですからね(緊急時除く)。



ISW11F_20120901_103059こちらは、料金所の駐在所と人の入るスペースとを繋ぐ連絡通路。
急な階段になっていて、細い通路になっています。



ISW11F_20120901_103012その細い通路。まだ作業員が工事をしていました。
細い通路にケーブルが張り巡らさられていて、ますます狭い(苦笑)。



ここでは現場関係者の人が合流し、東海環状自動車道の概要や料金所・インター・ジャンクションに関する説明を受けました。NEXCOが主催する橋コンテストの話も聞きましたよ。


いよいよ、説明の後は、バスに乗って、少し高速内を走った後、高速道路内のウォーキングとなったのでした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)