千葉県佐倉市にあるユーカリが丘線とユーカリが丘に走るコミュニティバスで、この度社会実験として顔認証乗車システムが9/15より試験導入(コミュニティバスは5月から既に運営開始)されることになりました。
このユーカリが丘線というのは、首都圏の列車でありながら、車両が古いため冷房が無い、ICカード(Suica・PASMOなど)が導入されていないなどかなり不便なもので、そっちの方を早く導入した方がいいんじゃないのとか思ってしまうんですよ(汗)。それでも顔認証を導入することにしたのは、逆に無い無い尽くしだからやりやすいという意味もあるのかなとか思ったりするんですよね。
今回のシステムは、ユーカリが丘線とコミュニティバスを管理する不動産会社の山万とパナソニック、そして「乗換案内」などでお馴染みのジョルダンの3社連携で行っているもので、パナソニックの顔認証技術とジョルダンの決済・チケット管理システム「JorudanStyle3.1」を用いています。これらによって非接触・非対面で本人およびチケット確認を行い、乗車管理を行うそうです。なおユーカリが丘線では、自動改札の代わりに認証ポールを置いて、乗り降りする人はそこを通過するとのこと。
この試みは来年1月末までになっています。今回はモニター制になっているとのことなので、一般の人達が体験できるのは、この実証実験が成功した暁には・・・となるのかもしれませんね。

