2013年08月06日

パナよ、お前もか・・・

先日発表したNECカシオモバイルコミュニケーションズ(以下NEC)のスマホ事業撤退に続き、今度はドコモではNECに次ぐ大型供給メーカーでもあったパナソニックがドコモ向け機種投入を見送ることを発表したため、事実上スマホ事業の撤退になるのではないかと言われています。まだ正確な発表は行われていないものの、先日行われたパナソニックの決算発表の際には(NECのスマホ事業撤退を受け)事業撤退を示唆していただけに、その現実味は色濃いものになりそうです。


パナソニックはNECと共にドコモの大型供給元として隆盛を極め、一時は2大ガリバーとして日本の携帯事業をけん引してきました。パナソニックもNEC同様少数ながらauやソフトバンクにも供給しているため、少なからず支持者がいるものと思われます。
ドコモがFOMAを展開してからは、NECと共に共通インターフェイスを採用し、NECカシオモバイルコミュニケーションズの傘下には入らなかったものの、実質NECとは運命共同体的な部分は強かったように感じます
なお、パナソニックもガラケー(一般的なケータイ)事業は継続するということなので、完全に撤退するという事態は免れています。


しかし、ここまで国内メーカーがガタガタになってしまっているのは想定外ですね。海外進出を怠ったツケがここまで響いているとも言えますね。それだけ日本での技術が海外では・・・とも取れるわけで少々反省すべきものでしょう。
残った中で大手になるのはシャープ・ソニー・富士通・京セラなどですが、このメーカーも海外展開次第ではいずれ・・・となりかねないでしょう。海外に勝つためには国内の技術でも受け入れられている緻密さ(防水・防塵機能やらくらくホンがその一例)をいかに引き出し受け入れてもらえるかに掛かっているのではないかと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月28日

夏の新機種2011 ドコモ編①

夏の新機種が出揃い始めましたが、今回は東日本大震災の影響で、ソフトバンクが今回大規模な発表を行わないというふうにしたため、ソフトバンクの新機種の全容がいまだに見えてこないので、いつ始めればいいんだろうと思ってたら、既に一部機種の発売が決まり、販売も始まっているので、始めていこうと思います


とりあえず、今回は先に発表のあったドコモから。その次にau、そして大規模発表を行わず小出し状態のソフトバンクの順番で行きたいと思います。

ドコモに関しては、今回も本格的にスマートフォンを出してきました内容としてはAndroid端末が圧倒的なものの、BlackBerryといった独自OSのものやWindows 7を利用したケータイも久しぶりに登場しました。
一般的なケータイも登場し、今回初めてカシオから機種が登場します。恐らくNECとの関係で出すことになったと思われます。既にauやソフトバンクで実績を積んでいるだけあって、どういう評価をされるのかが気になるところです。
データ端末もドコモの次世代機LTE(第3.9世代)になるXi対応機種が本格的に登場します。

なお、今機種から全てSIMフリー端末となるため、端末だけ買って他の携帯会社のSIMカードを挿し込んで利用することも可能になりました(ただし、構造の違うauは利用不可)


では新機種の紹介です。今回はNEC系とソニー系の紹介から。


1:MEDIAS WP(N-06C)
薄さ7.9mm(最厚部9.9mm)のストレートタイプのスマートフォン。NECが展開するMEDIASシリーズの一つ。OSはAndroid2.3で、IPX5/IPX7相当の防水機能、下り最大14MbpsのFOMAハイスピードを搭載している。

個人的感想
春モデルの隠し玉で登場したMEDIASのマイナーチェンジ版。基本的な機能はMEDIASと同じ。ワンセグや赤外線通信、おサイフケータイ機能など日本独自の機能もMEDIASの時と同様に残している。
そのため、スマートフォンを始めて使う人にはわかりやすい機種になるかと思うが、カメラ機能が510万画素しかないところが残念なところ。


2:Xperia acro(SO-02C)
海外で主に展開されていたストレートタイプのスマートフォン。ソニーエリクソンが展開するXperiaシリーズの一つ。OSはAndroid2.3で、CPUはSnapdragon「MSM8255」を搭載している。
4.2インチフルワイドVGAの大型液晶を搭載し、ワンセグや赤外線通信といった日本独自の機能も搭載ないしはインストールされている。

個人的感想
海外でも日本でも人気の高いXperiaシリーズの新作。海外でも評価の高い機種として知られているそうです。
残念ながらゲーム機能を搭載したXperiaではなかったものの、日本市場で売るためのマーケティングを積み重ねていると感じさせられる。
個人的には、カラーリングの素晴らしさとmicroSDをカバーやバッテリーを付け外しなくても抜き差しできるのがいいかと。


3:P-07C
4.3インチの大型ディスプレイを搭載したストレートタイプのスマートフォン。OSはAndroid2.3。
機種を片手で使えるよう配慮され、「タッチスピードセレクター」では、回転させながらメニューを選ぶことが可能になっている。

個人的感想
大きなディスプレイであるものの、スピードセレクターからアレンジされたタッチスピードセレクターでその大きさや使いにくさを感じさせなくなるだろうと思う。
ワンセグは搭載されているが、赤外線通信が搭載されていないのは少々残念なところ。


次回はドコモのスマートフォンが続きます。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)