2024年01月09日

冬の新アニメ2024 その11 最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される〜

冬の新アニメ2024、11回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にイマジカインフォスのヒーロー文庫でライトノベル化している「最強タンクの迷宮攻略〜体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される〜」です。
いわゆるなろう系の追放系作品ということが、タイトルと出自からわかるわけですけど、ABCテレビ(朝日放送テレビ)で放送しているANiMAZiNG!!!枠なんだよなぁ・・・。正直そこで評価がよろしくないと言ってもいい(特に2023年からの作品の評価がよろしくない。それ以前はいい作品もあったのに)。今回も少々心配枠ではあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、勇者パーティーの中で最強タンクと名を馳せていた。
しかし、不可解な状況でダメージを食らうことが頻発したことからパーティーの足手まといと判断した勇者が、新しいタンク役を見付けてきたことで、主人公をパーティーから追放してしまう。

失業したことで、故郷の街にいる妹に会いに行くために、故郷の街のそばまで行ける依頼を受けたパーティーに飛び入りで参加することになった。そこで違法と思しきホムンクルスと出会い、彼女が持っていた鑑定スキルで、衝撃の結果を知ることになる。



というふう。


まぁ、よくあるパターンのなろう系と思ってしまうくらい淡々とした作りで、初回に仲間として一緒について行く3人が、いかにもモブだなぁ・・・と思ったら、ホントにモブだった(爆)。いや、そんなことはどうでもいいのかも(苦笑)。
一番知らせたかったのは、ホムンクルスの少女の存在で、一部の人からは忌み嫌われているのをモブの一人から感じ取れたくらいで、詳細なことはわからなかったので、そのあたりは次回・・・明かされるといいなぁ(汗)。鑑定スキルがあるというのも少々唐突だったのは気のせいか?そういえば、今回迷宮も出てこなかったなぁ(ニヤニヤ)。


この状況だと、今回も残念枠になりそうな予感。そうならないためにも、ディティールを掘り下げて下さいと願わずにはいられません。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)

2023年10月24日

秋の新アニメ2023 その27 薬屋のひとりごと

秋の新アニメ2023、最後になるであろう27回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後に主婦の友社(後にイマジカインフォス)のライトノベルレーベルであるヒーロー文庫で刊行されている「薬屋のひとりごと」です。
この作品は、初週は3話連続放送という珍しい形態で放送されました(一部地域は2話連続で放送)それ以前から、注目はされていたので、何となく作品の名前だけは知っている人もいたことでしょう。
そして、この作品も日本テレビ系の全国ネットで放送されます。「葬送のフリーレン」のように大々的に宣伝はされなかったものの、普通のシーズンなら大きく注目されてもおかしくありません。逆に言えば、日本テレビが全国ネットでここまでやろうとすることを考えると、これからアニメに関しては力を入れていくのではないかと思わせる部分ではあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、花街で医師である養父の薬師として働いている女子で、薬・毒に関する好奇心が旺盛な子でもあった。


ある日、花街に薬を届けて帰る際に人さらいに遭い、後宮の下級女官として売り飛ばされる字は読めたものの、人さらいの酒の金になるのをよしとしなかった彼女は、わざと字を読めないふりをし、年季が明けるまで無能で目立たないように過ごそうと思っていた。

しかしある日、皇子・皇女が謎の病気で衰弱する事件が起きた。人々は呪いではないかとささやく中、彼女は呪いではなく、別の要因があることを見ぬき、匿名で進言するのだが・・・。



というふう。


私の地域では、3話ではなく2話連続放送だったので、テレビ放送と3話連続放送だったNETFLIXで視聴しました。
この作品は、どうも1話完結の形式になっていて、結構解決までのテンポが早いなぁと思って見ておりましたが、すごく腑に落ちる終わり方をしているので、見ていてすっきりするふうでしたね。少し斜に構えている主人公ではあるものの、薬を絡めた推理の面は達観したものがあり、某少年探偵のよう(二ヤニヤ)。<放送局は違うけど、同じ系列局の番組だからね(ニヤニヤ)。
それはさておき、登場人物に関してはクセのある人達が多く、主人公もさることながら、主人公の能力を見抜いた宦官も食えない人物なんだよなぁ(苦笑)。主人公が仕えることになる皇帝の妃も何か一過言ありそうなキャラセンスを持っている(それでいて掴みどころがない)し、その配下の人達も主人公の傷跡(実は毒の実験の跡)を気に掛けて、心配するという(主人公から見たら)勘違いも甚だしい行為に走っていたりと、なかなかにクセがあるという共通項はあるものの、色分けがなされていて面白い


今後は、後宮を舞台に起こる様々な出来事を解決していって、徐々に名を馳せていく感じになるのでしょう。同時に後宮で張り巡らされている陰謀に巻き込まれていくものと思われます。それにどう立ち向かっていくのかも見ものになるのかもしれません。ただ、放送時間が決まっていないので、もしかするとNETFLIXで追い掛けるふうになるのかも・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2021年10月20日

秋の新アニメ2021 その23 異世界食堂2

秋の新アニメ2021、最後になる23回目は主婦の友社のレーベルであるヒーロー文庫から刊行されているライトノベルが原作の「異世界食堂」の続編になる「異世界食堂2」です。
実は、この作品、地元での放送が無いんですね。第1期はBS JAPAN(現在のBSテレ東)で放送されていたのですが、今期はBSでの放送は無いため、見られないんだと思っておりました。そうしたら、Netflixでの放送が決まって一安心・・・となったわけです。まぁ、4年経って配信が進んだことも要因なんだろうなぁ。なお、Netflixのように、一部配信では第1期の配信が行われず、今期の未配信というところもあるようです。


あらすじは続きモノなので無し。異世界と繋がる食堂を舞台に、今日も様々な人間ドラマが描かれます。


前期と制作陣が色々と異なるところがあったため、今期は大丈夫かという意見もあったものの、あのハートウォーミングな雰囲気というのか地味ながらもぐいぐいと作品に引き込まれる部分というのは変わっていなかったですね。ただ、どうしても第1期の放送を見ている前提が無いと理解度が深まらないのが欠点なのかな・・・。そのため、第1期の配信が無い中で見ている人には苦しいかな、と。これは今期初めて放送を開始したテレビ大阪で視聴した人にも言えますね。


話は今期もすごく丁寧でわかりやすい。ただ、第1期を見ておけば、その意味合いがより深く感じられるので、できれば第1期の放送を見て頂くことをオススメします。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2019年07月17日

夏の新アニメ2019 その13 異世界チート魔術師

夏の新アニメ2019、13回目は小説投稿サイトの「小説家になろう」で連載され、後に主婦の友インフォスのライトノベルレーベルであるヒーロー文庫より刊行されているライトノベルが原作の「異世界チート魔術師(マジシャン)」です。
この作品も、いわゆるなろう系の作品。アニメの原作になるネタが切れてきたから・・・ということで、この手上がりの原作が多く出てきているとも言えますが、この手の作品は異世界に飛んでどうこうというテンプレ的な流れが強いので、そのあたりをどう払拭ないしは感じ取られないようにできるかがポイントになってくるでしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、2人の高校生。どこにでもいる男子高生と容姿抜群の女子高生だ。
平穏な生活を送っていた2人は、ある日突然異世界に引き込まれてしまう。そこで右も左もわからぬままモンスターに襲われるも、旅の冒険者に助けられ、生き抜くために冒険者になることを薦められる

冒険者になるためには適性を確認したうえで登録をしなければならないということで、冒険者ギルドに向かうことになった2人は、その適性検査で驚異的な魔力を持つことが判明する。そのため2人は、さる高尚な魔術師の下に向かい修業に励むことになるのだが・・・。



というふう。


この作品は、オープニングで驚異的な能力を持った魔術師として登場した後、異世界に引き込まれるきっかけを描いて、オープニングで描かれた驚異的な能力になる魔術師の一歩を踏み出すという流れに。見せ方としては悪くないけど、ベタと言えばベタだよね(苦笑)。どうしてもなろう系特有の異世界に引き込まれて云々の動機が薄いようにも感じます。他の魔術師によって召喚されて、元の世界に戻る手立てがないという点でも。
ただ、まだ主人公の2人は、本来の能力を発揮していないので、成長していく過程を描いてあっと言わせようというのは、あまりこれまでの作品には見られないのかなとも。この過程を丁寧に描ければ、面白くはなると思います。


現状は可もなく不可もないふうですね。もっと盛り上げてもよかったかなと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2017年07月16日

夏の新アニメ2017 その7 異世界食堂

夏の新アニメ2017、7回目は主婦の友社のレーベルであるヒーロー文庫から刊行されているライトノベルが原作の「異世界食堂」です。
こちらも、「ナイツ&マジック」同様に小説投稿サイト「小説家になろう」からスタートし、スクウェア・エニックス刊行のマンガ雑誌「ヤングガンガン」でマンガ化されています。同じファンタジーものながら、毛色の違う作品。どんなものなんでしょうかねぇ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


オフィス街の一角にある定食屋。普段は多くのサラリーマンでにぎわう評判のいい店なのだが、週に一度だけ、この店は違う姿を見せる。それは、週に一度(土曜日)だけ、他の世界に繋がるようになっており、異世界の客でにぎわう店と化すのだ。

ある日、その店に一人の女性が迷い込む何も食べていなかった彼女は、思わず厨房の仕込みを食べてしまい、そこで寝てしまうものの、店主の寛大さと人手不足から、バイトとして週1回やって来ることになったのだった。



というふう。


基本的に、この作品は1話完結のオムニバス作品になっているのですが、作品の中で登場人物は何回も出てくるので、主役を入れ替えて進行すると考えてもいいでしょうね。
1話1話は非常に丁寧に作られていて、地味ながらも作品に引き込まれていくのがわかる作品なんですけど、いかんせんこの食堂が異世界食堂になった経緯がよくわからないのは残念なところどうしてもウェイターになるヒロインを話の軸に据えたいというのもあるのでしょうけど、少し強引なのかもと思ったり思わなかったり。最初に異世界食堂になった経緯を描いて、そこからヒロインを登場させるふうでもよかろうと思ったんですがねぇ・・・。

とはいえ、いい作品なのは変わりなし。ホントに地味だけどね、よくできていますわ。あと深夜の飯テロになりかねんわ(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)

2017年07月14日

夏の新アニメ2017 その6 ナイツ&マジック

夏の新アニメ、6回目は主婦の友社のヒーロー文庫から刊行されているライトノベルが原作の「ナイツ&マジック」です。
この作品は、小説投稿サイト「小説家になろう」から一般化されたもので、アニメ化される前にもスクウェア・エニックスのマンガ雑誌ヤングガンガンでもマンガ化がなされています。ノーマークの作品ですけど、1話目から特番が組まれるなど意気込みが感じられますね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、前世ではプログラマーとして名を馳せた人物だったが、交通事故によって世を去った。そして、その魂は、とある世界の王国に転生されることとなった。

その王国では、幻晶騎士(シルエットナイト)と呼ばれるロボットが魔獣を倒すため活躍していた。前世ではロボットマニアでもあった主人公は、好奇心を抑えらえれず、転生して持ち越したプログラミング能力を生かし、幻晶騎士の能力を大きく引き出し、やがて世界そのものをも大きく変革していくのだった。



というふう。


初回に関しては、前世の出来事→転生キャラ(主人公)の幼少期→同12歳という流れなのですけど、この流れが結構速く、既読者からはかなり端折っていると思われたほど。私自身もかなり早い展開だなと思って見ておりました。ただ、それでもキモになる「ロボット好き」・「プログラミングセンス」(このセンスが魔法の使い方やロボ作成に大きくいかされるらしい)が類稀なもので、転生先では『強くてニューゲーム』状態になっていることを印象付けています
なお既読者からはこの端折り具合に不満を持っている人が多かったものの、私は逆に端折っていても気にならなかったどころか、思った以上に面白かったなと思いました(先述の部分をきちんと伝えていたというのもある)第1話の後に放送されたオーディオコメンタリー(特番)では、これまでのロボットアニメの主人公は、嫌々乗っている(確かにガンダムやエヴァはそうだった(笑))のに対し、この作品に関しては、乗りたくて仕方ない(主人公は背が足りなくて幻晶騎士を操作することができない)というふう。確かにその設定は斬新ですね。このロボットを乗るのが楽しい→だったら自分に合ったロボットを作りたいというふうになるのでしょうから、そのあたりをガンガン掘っていってほしいです。もう端折ることは無いでしょうから(ニヤニヤ)。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)