冬の新アニメ2024、20回目は韓国のウェブ小説配信サイトであるカカオページ連載されていた「外科医エリーゼ」です。日本では、ピッコマとKADOKAWAでコミカライズされて展開されているようです。
昨今は外国産の作品がチラホラと出てきました。どちらかというと中華アニメの方が多かったんですけど、韓国原作の作品がアニメ化されるふうにもなってきています。日本で作られたアニメですけど、韓国人の方が書かれたシナリオの上で展開するので、ローカライズの面で上手くできるかに掛かってくると思います。実際に韓国産と思しきマンガを読んだことがありますけど、日本を舞台にしているのかなと思ったら、食事風景が韓国のようだったので、もしやと思ったら、韓国産のマンガではないかとわかったわけです。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
優秀な外科医として名を馳せた主人公の女性は、実は前世では悪女皇后として名を馳せていた。あまりにも傍若無人な振る舞いにより、庶民の手により火刑に処されていたのだ。
そして迎えた2度目の人生。日本人外科医として一人でも多くの人達を救おうと奔走していた。しかし、ドイツへの外科手術への手伝いに向かう途中に飛行機事故に遭い、志半ばにして命を落としてしまう。
1度目の人生の後悔と償い、そして1度目の家族に会いたいと願ったからなのか、3度目の人生は、1度目に生きた悪女皇后の人生に戻って来る。15歳の彼女は、家族と再会できたことを噛みしめて、これまでの人生を悔い改めようと決意する。
というふう。
初回は、2度目の人生がメインに描かれていましたね。1度目の人生の部分は、さらりと描かれていた(2度目の人生で、両親がいない状況下だったので、その対比の面もある)だけ。3度目の人生は、これからなので家族との再会まででしたね。
ただ、2度目の人生の中でなぜ一部シーンを重複させてまで進めたのかが疑問。2度目の人生の初っ端から飛行機事故まで一気見させるふうの方が、視聴者にとってわかりやすかったんじゃないかなぁ。行ったり来たりの展開は、逆に視聴者にはわかりにくいふうにさせてしまっていたのではとも。そうすれば、余った時間で、彼女が家族や使用人達に対して贖罪する面、タイトルに沿った償いの部分を強調できたのではないかと思います。赤尾さんには珍しい、ちょっとしたミスを犯した作り方でしたなぁ・・・。
ただ、今後は3度目の人生の話だけになるので、話としては分かりやすくなるでしょう。外科医の知識をどう振る舞うのか、見どころになってくるでしょう。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
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