最近は猫も杓子もガチャの時代。本家のおもちゃのカプセルガチャもさることながら、スマートフォンなどのキャラ・アイテム獲得もいわゆるガチャと呼ばれています。そう考えると、何が出るのかわからないものに対してのワクワク感というのは、どんな状況下でも変わらないんだなと思います。
そんな中、飛行機会社がガチャを始めたという驚異の事実が。8月から始まったそうなんですけど、1ヶ月で500個近く売れているのだから恐ろしい。
その事業者とは、ピーチ・アビエーション。LCC(格安航空会社)として話題になった、ある意味パイオニア的な会社です。関西国際空港を拠点にし、最近では中部国際空港にも進出しています。
そのピーチ・アビエーションが始めたのが、「旅くじ」というガチャ。大阪市中央区にある心斎橋パルコ4階の一角にあるコミュニティ型ワーキングスペース「SkiiMa(スキーマ)」内にあります。1回5000円で回すことができ、関西国際空港から発進する13の航空便(女満別・札幌・釧路・新潟・仙台・東京・福岡・宮崎・鹿児島・長崎・奄美・沖縄・石垣)のどれか一つが出てきます。
中身はというと、13の行き先のどれか一つが書かれており、そこまで行く分(季節によって違うものの、おおよそ片道分)のピーチポイント、ツイッターにアップすると抽選でピーチポイントがもらえるミッション、オリジナル缶バッジ3種類のうちの1つがもらえるそうです。ミッションに関しては簡単そうなものから、季節によっては達成困難なものまで様々入っているようで、これまたガチャ要素だなと感心しきり(苦笑)。
コロナ禍で外出もままならない中で、起死回生の一打として企画されたのでしょうけど、皆に知ってもらうためなら、この手の企画もアリだと思います。個人的には、中部国際空港発の便でもこの手のガチャをやってほしいなぁ・・・。