2011年10月05日

レコゲー2011 10月 携帯ゲーム機編①

レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。
携帯ゲーム機はPSP優勢ながら、徐々にPS Vitaへ禅譲していこうという戦略でしょう。その陰で3DSとDSがくすぶっているというふうでしょうか。残り火がほとんどないのにもかかわらず、まだ大きく炎上しない3DSというふうですね。年末で大きく燃え上がるかがポイントになってきます。そのためのラインナップは・・・やはり乏しい(苦笑)。


というわけで、PSPから見ていきましょう。


今回は何といってもファイナルファンタジー零式」(★)
当初は「ファイナルファンタジーXIII」の作品群の一つ「ファイナルファンタジー アギトXIII」として発表され、またケータイアプリでの展開を予定していた作品。後の発表でシリーズ内の作品としては外され、ケータイアプリからPSPへ開発媒体を移して展開されるようになりました。
シリーズ初のアクションRPGマルチプレイが可能になっています。
ベースはクエストをこなしていくものではあるものの、通信機能を使えば、他のプレイヤーの戦闘に乱入することも可能になっています。
FFXIIIの戦闘をよりスタイリッシュにさせたものという雰囲気ですね。キャスト陣も結構豪華なので、ファンにも十分訴求できるでしょう。

続いては、戦律のストラタス」(★)
実態の持たない生命体に侵攻され、人類が滅亡せんとする中、彼らに侵食された者達が集う部隊が彼らのせん滅のため半ば絶望的な戦いを挑むというもの。
アニメーションパートとアクションパートを融合させたものになっていますが、基本的な進行はテレビアニメ的なものになっています。
まるで連続アニメを見ているような展開にプレイヤーのテンションも上がっていくものと思われ。

3本目はラグナロク~光と闇の皇女~
元々は韓国のマンガから派生したもので、オンラインゲームである「ラグナロクオンライン」が有名です。後にアニメーションやDS版の「ラグナロクオンライン」が発売しています。
今作は「ラグナロク」の名を冠していながらも、「ラグナロクオンライン」とは違う完全新作として登場します(ただし要素は「ラグナロクオンライン」から発展させたもの)
3つの勢力から描かれた異なった視点から物語を進められるシナリオでマルチエンディングになっており、一度クリアすると再び物語の最初に戻って、別の視点から物語を見つめられるザッピング的な要素もあります。
それ以外にも14種類の職業と転職要素、重厚なシナリオの中にある多彩なサブシナリオ、すれちがい通信など長い間遊べる仕様になっています。


ここから先はPC作品・アニメ作品の移植ないしはゲーム化作品の紹介。

①「白銀のカルと蒼空の女王
2010年に発売された同作品の移植。開発は工画堂スタジオのくまさんちーむ。「蒼い海のトリスティア」に代表されるDeep-Blueシリーズの第4弾になります。
PSPへの移植に際し、新規イベントCGや新スクリーンショット、新曲が収録されています。

②「ロウきゅーぶ!」(★)
今年の夏に放送されたアニメのゲーム化。
今作はオリジナルストーリーになっていて、市内で行われるスポーツ大会に参加することになった女子バスケットボール部をまとめる昴の手腕が問われるアドベンチャーゲームになっています。
アニメは(別の方向で)盛り上がりましたが、今作はいかに?

③「R-15 ぽーたぶる」
こちらも今年の夏に放送されたアニメのゲーム化。
まっさらな原稿を1週間以内に仕上げるために奮闘するアドベンチャーゲームになっています。
ストーリーとキャラとのコミュニケーションを楽しむ「学園生活パート」からヒロイン達との妄想にふける「イチャイチャイベント」へ、そして「原稿執筆パート」の3種類からなっています。
ちなみに、R-15なのに(CEROの認定が)R-17な(D:17歳以上対象)のはこれいかに(苦笑)。


次回は残りのPSP作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)TrackBack(0)

2011年01月18日

FFシリーズの新作が発表。XIV延期のその場しのぎか、はたまた・・・

今日矢継ぎ早に、FFXIIIの続編にあたる「ファイナルファンタジーXIII-2」が、これまで「FINAL FANTASY Agito XIII」とされていたタイトルが、「FINAL FANTASY 零式」と改題し、それぞれ2011年内(FF零式の方は2011年夏)に発売すると発表されました。

FFXIII-2は、FFXIIIの続編(後日談)にあたる作品。こういう体型で発売されたのは、2001年に発売されたFFX(FFX-2の発売は2003年。2と付かなければ、1991年に発売したFFⅣの外伝作品「ファイナルファンタジーⅣ ジ・アフター -月の帰還-」(2008年))以来になります。
FF Agito XIIIがFF零式にタイトルを変えたのは、この作品がFFXIIIの派生作品ではなく、あくまでオリジナル作品でマルチプレイを前提にしたものだからという想いを強くしたいためだそうです。ちなみに、ハードはPSP。恐らくアドホック対戦やオンラインでの対戦が可能になっているのではないかと思います。


実は、先程括弧書きで触れた「ファイナルファンタジーⅣ ジ・アフター -月の帰還-」も、2011年にPSPで発売される「ファイナルファンタジーⅣ コンプリートコレクション」として収録し発売され、「ディシディア ファイナルファンタジー」の続編になる「ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー」が同じ時期に発売されるため、今年FFシリーズが4作出ることが決まったことになります。

・・・え、まだ1つあるだろうって(苦笑)?
・・・そうですね、FFXIVがありましたね。本来春予定で。
でも、PC版のあまりにお粗末なデキで、先行で買ったユーザーから非難轟々。遂に開発者が白旗を立てて、もう1回作り直すかのように作るとまで言い出して無期限延期にしてしまったほどに。


そう考えると、これらの作品で利ざやを稼いでおかないと、ただでさえ膨らんでる赤字が・・・ということになりかねないので、この時期に矢継ぎ早に出してきたのではないかとうがった見方もできるわけでです。まぁ、これらの作品でコケてますます目も当てられないほどに(以下略)

そういうわけで、もしかしたら本来出す予定もなかっただろうX様でもFFXIII-2が出るんだってよ、おまいら(笑)。
えーと、何本売れたんでしたっけ?日本で海外ならウッハウハかもしれないけど、日本でも売れないと赤字が(以下自主規制)。
以上の経緯を踏まえると、今年はスクエニにとって試練の年になりそうです。FF作品がコケにコケると、FFXIVのコンシューマー発売はおろか、ドラクエの最新作の発売に下手したら黄色信号が灯るかもしれませんよ。
ドラクエまで飛び火されたら困ったもんだ。すぎやま御大の(以下激しく自主規制(爆))。  
Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(2)TrackBack(0)