ドラゴンクエストの1~3、通称ロトシリーズのリメイクがまた行われるとのことだそうです。
今年で25周年を迎えるドラクエシリーズ、それを記念してロトシリーズの1~3がWiiに移植されます。タイトルは「ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ・Ⅲ」。今年の9月発売予定です(価格未定)。
ロトシリーズとは、勇者ロトの子孫である主人公が竜王を討伐する「ドラゴンクエストⅠ」。Ⅰから200年後の世界を舞台に、Ⅰの子孫達が大神官ハーゴンを討伐する「ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々」。そして、勇者ロトの秘密が明らかになる「ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・」の3本を指し、日本のRPGの基礎を作ったばかりでなく、それまで複雑な作品を作るのには適さないとされたファミコンに一大変化を与え、発展の大きな起爆剤になったと言われています。今日の日本人のRPG好きは、この作品から来ていると言っても過言ではありません(もちろん、それ以前から「ザナドゥ」や「ハイドライド」、海外作品なら「ウルティマ」や「ウィザードリィ」といったのもありますが、どちらかというとマニア向け作品と見られていて、ファミコンユーザーには受け入れられないものとされていた)。
今回収録されるロトシリーズは、1993年にスーパーファミコンで発売された「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」、1996年にスーパーファミコンで発売された「スーパーファミコン ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・」とオリジナルになるファミコン版のドラクエ3部作の計5本になります。しかも、当時の仕様に合わせて移植されるというのだから泣かせます(泣)。
辛辣なユーザーからは、「そのまま移植じゃん」・「エミュレーターを使わないとやっていけなくなったかスクエニ」・「ファミコンの仕様そのままなら、復活の呪文(パスワードコンティニュー)なんだろうな」・「そんなのバーチャルコンソールでやれ」・「これで2500円以上ならボリすぎ」など言われましたが、私個人としては、段々ファミコンやスーパーファミコンの作品が遊び辛くなっていく中、そのままの作品が遊べるのは結構なことだと思います。特にⅡの難易度は今でも語り草になっていますが、本当にそれだけ難しかったのかを体現させるのは至難の業でした(リメイク版は修正されているので、かなり楽になっている)。今時の子供達があのⅡを根を上げずにクリアできるものかしら(ニヤニヤ)。
なお、特典も用意されているということなので、どういうものになるのかが気掛かりです。
ファミコン音源のサントラとかもいいけど、今や絶版になった「ドラゴンクエスト モンスター物語」とかの本を豆本サイズでもいいから復刻してほしいなぁ・・・。
ドラゴンクエスト モンスター物語