こちら、日清食品の「味仙本店監修 汁なし台湾ラーメン」です。日清食品のロゴは付いているものの、日清食品の公式サイトには掲載されていません。というのも、この商品は、ファミリーマートのPB商品になるファミマルの一つ。つまりは、ファミリーマートの商品なのです。
そして、もう一つの側面が、味仙本店とのコラボ商品。味仙は兄弟がのれん分けしているので、この味仙本店は、今池と名駅のうまいもん通りにある店を指します。つまり、有名な矢場町の味仙は、別の人が運営しているんですね。ただ、看板商品の「台湾ラーメン」や「青菜炒め」などは、ほぼ同じ味になっているのが特徴です。
さて、「汁なし台湾ラーメン」と書いてあるということは、「台湾まぜそば」とは違うんだなと思いながら頂くと、まず思っていた以上に挽き肉の旨味が甘みとなって来る。しかし、そこは「台湾ラーメン」。にんにくの味わいと共に唐辛子の辛味がガツンとやって来ます。具に関しては、先述の挽き肉とにらのみで、そんなに入っているわけではないけど、挽き肉の旨味が十分感じられる点を考えると、思っている以上に存在感はあるのではないかと。
さらにモチモチの麺が、辛味のおかげでこれまた存在感を示しています。汁なしなのに「台湾ラーメン」と同じ感覚で食べられたのは、このモチモチ麺が縮れているからではないかと。
全てにおいて、「台湾ラーメン」のような感覚で食べられる品でした。「台湾ラーメン」とは違うものと言えば違うものなんでしょうけど、「台湾まぜそば」とも違う代物でしたね。もっとも、「台湾まぜそば」が登録商標にされていて使えないから、「汁なし台湾ラーメン」と名乗ったんじゃないかと思っていたけど(ニヤニヤ)。