今日、100回記念の天皇杯の準々決勝が行われました。そのうちNHK-BS1では、J3で優勝を決めたブラウブリッツ秋田と広島県社会人リーグ1部から出場している広島県代表の福山シティFCとの一戦が放送されていました。
今年は100回記念大会ながらも、新型コロナウイルスの影響で特殊な運営になっていました。
各都道府県代表の選び方は、これまで通りトーナメント、そしてアマチュアシードが選出されるところまでは同じだったものの、いつもなら無条件で登場しているJ1・J2のチームが、今回はJ1は1位と2位、J2は優勝チームのみになりました。一方で、各都道府県代表として出場していたJ3のチームは、優勝したチームだけですが、準々決勝から出場できるようになりました。
さて秋田×福山の試合、残雪が残っていたユアテックスタジアム仙台で開催されました。雪かきした跡が生々しかった。
試合は前半から動いており、秋田が先制を果たしたものの、いい動きをし始めていた福山が相手の隙を突いて同点にします。さぁ面白くなってきた・・・と思ったら、前半アディショナルタイムで秋田が突き放し、後半に入ってさらにダメ押し点を入れて、秋田が快勝。同点に追い付かれてギアを入れてきた秋田ですけど、次はJ1王者の川崎フロンターレということを考えると、早いうちにギアを入れないと・・・。
そしてもう1試合、激戦のJ2を制した徳島ヴォルティスとアマチュアシードで上がってきたHonda FCとの一戦がノエビアスタジアム神戸で行われ、終始リードしてた徳島が、Honda FCをひねり倒してしまいました。ハイライトでしか見てないけど、ほぼ圧倒ですね。こちらは、J1で2位だったガンバ大阪との一戦になります。J1昇格を決めた徳島は、胸を借りるつもりで挑めば、番狂わせもあるかもしれません。
この結果、アマチュアチームが全て姿を消し、Jリーグ勢のみになりました。やっぱりJチームは強いんだね。
準決勝は、中3日挟んだ12/27に開催されます。どちらの試合もシード側のホーム(川崎×秋田なら等々力陸上競技場、ガンバ大阪×徳島ならパナソニックスタジアム吹田)になるので、勝ち上がってきた秋田や徳島にはやりにくいでしょうね・・・。