2024年02月14日

ブラタモリからプロジェクトXへ

NHK総合テレビで毎週土曜19時半に放送している「ブラタモリ」。タモリさんが司会を務め、その土地にまつわる歴史・人の暮らし・地理などを深く掘り下げていく番組なのですが、その進行は実に緩く進められている、肩ひじ張らなくて見られる番組にもなっています。
番組そのものは、2008年のパイロット版、2009年10月~2010年3月の第1シリーズ、2010年10月~2011年3月の第2シリーズ、2011年11月~2012年4月の第3シリーズおよび2015年のパイロット版と続いていますけれども、番組が公式に1回目としているのは、2015年4月から始まっている第4シリーズからになります。その頃というのは、タモリさんの看板番組の一つだった「森田一義アワー 笑っていいとも!」(以下「笑っていいとも!」)が2013年に終了し、3年間休止していたこの番組を復活させてほしいという声が大きくなり始めた頃でもありました。
これまでのシリーズ(2008年のパイロット版を含む)では、「笑っていいとも!」が平日生放送で行われていた関係上、関東圏でしかロケができませんでした(この特殊な事情は、同じく看板番組だった「タモリ倶楽部」でも同じだった)。しかしながら、第4シリーズ以降(正確には2015年のパイロット版から)は、関東圏以外の地域のロケも行われ、2019年には徳島へのロケで全国進出を達成しています。また海外のロケも幾度か行われました

そんな「ブラタモリ」、2024年の3月でレギュラー放送を終了することが発表されました。今日行われた定例会見で明らかになったもので、それによれば、「視聴者の皆さんにもっと楽しんでいただけるような番組を目指していく」と述べています。このことから、レギュラー番組では終了するものの、特番などの形で不定期開催という流れになるのでしょうね。

まぁ、わからなくもないです。タモリさん自身が今年で79歳になりますから、表に見せないだけで、年齢による衰えというのも全く無いわけではないでしょう。地方に行くロケも段々苛酷になってくると思います。特に「ブラタモリ」の場合は、街中だけでなく郊外の山地の方に向かうこともありますから、大変だと思いますよ。「笑っていいとも!」や「タモリ倶楽部」の時と同様、身体が元気なうちに身を引くというスタイルで終わらせようという意味合いなのだと思います。寂しいですけど、英断です。
今後行われるであろう特番を楽しみに待とうと思います。それまではレギュラー放送を十分に楽しみたいと思います。


そして、「ブラタモリ」の放送していた枠は、「プロジェクトX」が復活することになったそうです。
タイトルは、「新 プロジェクトX 挑戦者たち」(以下「新 プロジェクトX」)となり、有馬嘉男さんと森花子アナウンサーの司会で進められるとのことです。
有馬さんは現在ヨーロッパ総局の副総局長でパリに滞在しているので、この番組をきっかけに日本に帰国するのだと思います。鋭い洞察力と物怖じしない方ですが、時にひょうきんな一面を見せることもある人間味あふれる方でもあります。「国際報道」・「ニュースチェック11」・「ニュースウォッチ9」と見てきた方でもあるのですけど、司会進行能力も高い方です。

番組そのものは2000年~2005年まで放送され、昭和(主に高度経済成長期)の様々なプロジェクトを掘り下げるドキュメンタリー番組の側面を見せていました。今回の「新 プロジェクトX」も平成(主にバブル崩壊後)の様々なプロジェクトをドキュメンタリータッチで描いていくものになっていく予定です。


「新 プロジェクトX」も「ブラタモリ」とは方向性は違うものの、楽しみな番組になりそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:00Comments(0)

2021年09月25日

淡路島でブラタモリとな

今日の「ブラタモリ」は淡路島でした。
淡路島は日本の歴史の中で重要な島のようで、古事記の中でも始まりの島として登場しているとのこと。かつ防衛面でも重要だったそうな。大和朝廷の時代から幕末に至るまで西の守りの拠点になっていたのですな。

そして淡路島といえば、野島断層阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)の震源地として知られています。それに関する資料館もあり、前々から行ってみたい場所でもありましたけど、今日の放送を見て、ますますその思いを募らせましたわ。生で断層の跡(というのかそのもの)を見られるのは、本当に貴重です。


さて、何で記事にするまで書いているんだと思った方、わかるね(ニヤニヤ)。
実は、この日の放送では、淡路島内にあるニジゲンノモリが出てきて、その中にある「ドラゴンクエスト アイランド 大魔王とはじまりの島」のアトラクションがちらっと映ってたんですわ。ええ、スライムに群がる群衆のワンシーンが(ニヤニヤ)。一緒に同じニジゲンノモリで行われている「ゴジラS.P<シンギュラポイント>」の中に出てくるゴジラが口をあんぐりしているシーンも出てきましたけど(ギャハ)。「ドラゴンクエスト」に関しては、アトラクションのチラ見せだけでなく、移動のシーンで流れたBGMが、「ドラゴンクエストⅠ」の♪広野を行くのアレンジ版だったんですね。いやはや、わかってらっしゃる(笑)。というか、ハウフルス関わってるだろ(ギャハ)?

なお、これまた知っている人なら知っている話ですけど、淡路島は「ドラゴンクエスト」の製作者の一人、堀井雄二さんの出身地(洲本市出身)なんですよね。それゆえにドラクエ色がにじみ出ていたと。来週も淡路島でブラタモリだそうなので、またドラクエ色がにじみ出てくるのかいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年03月05日

徳島戦での小ネタ集2019

SHV39_4479ここからは、徳島ヴォルティス戦の前後を小ネタ集的に紹介


最初は、徳島駅から。
実は、3/9と3/16は「ブラタモリ」で徳島県が特集されるそうな。やっと来ると宣伝しているあたり、待ちに待っていたんでしょうねぇ。
なお、3/9は阿波踊り、3/16は鳴門が紹介されるそうです。鳴門は渦潮なのかなぁ。



SHV39_4477そして、今年も行って来ましたよ、弁天山に。
日本の自然の山では一番低い山頂は、こんなふう。うん、木々が生い茂り過ぎて下の市場がまるで見えない(爆)。



SHV39_4478この山頂には、神社があります。
その昔、このあたりは遠浅の海だったのですが、時代の流れで陸地になり、小島だった弁天山は小高い山として残ったのです。そのため山頂の神社は、元々海の安全を祈願するものだったのです。
もちろん、今年もお参りしてきました。去年1円で済ませてしまったので、今年はきちんとおさい銭を用意。しかも去年払えなかった分も一緒に払ったにもかかわらず、KONOZAMAだったんだよ(大泣)!



SHV39_4485そんなKONOZMAだった徳島戦で出たスタグルの紹介です。


最初は、THE NARUTO BASEの「苦渋の決断丼」徳島の岩尾憲選手プロデュース商品で、いろいろ紹介された料理の中から散々迷った末に、これにしたという意味で、苦渋なのだそうな。少し横線ノイズが入っているのは申し訳ない。まさかまさかね・・・。
こちら、和田島のしらすをたっぷりと使い、ねぎをふんだんに掛けたものです。



塩気の利いたしらすが温かいご飯に合うんだよね。醤油とかも掛かっているんだろうけど、無くても十分に美味いと思うよ。文句ないです。美味いです。だからホントは勝ち点1でも欲しかった(泣)。


SHV39_4489もう一つ、小腹が空いたのでハーフタイム中に買ったのが、必勝うどんの「超激辛カレーうどん」
現在世界3位の辛さを持つとされるフードジョロキアという赤唐辛子を使用しています。
見た感じはそうそう辛そうには見えないんだけどねぇ・・・。



でも、これがホントに辛かったのどが焼けるような辛さと言うとわかるのかねぇ・・・。2/3ほど残っていたお茶があっという間に無くなり、辛いからとサービスでもらったあめを舐めてもなかなか収まらない。あまつさえ、あめを舐め続けて先端が鋭くなり、誤って唇を切ってしまう始末。散々やなぁ、おい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2017年11月18日

ブラタモリ、名古屋に再び

今日放送された「ブラタモリ」は、名古屋第2弾となりました(放送回数としては3回目)
以前は名古屋の地形をメインとしていたのですが、今回は名古屋のものづくりをメインにした構成でした。


正直、今回出てきたことは、最後の東山動植物園の辺りが東海地方の陶磁器のルーツだった以外は、名古屋の小学校の社会科の授業で習うことなんですね。
白鳥公園の辺りは、かつて大きな貯木場なのもよく知ってます。名古屋デザイン博の開催に合わせて、あの辺りが埋め立てられて、白鳥会場になったんですよ。そして閉幕後は公園として再整備されたという流れ。
瀬戸電こと名鉄瀬戸線の堀の中を通る話は、私が産まれる前に廃止にはなったものの、結構有名で、道路になっているあの鉄道跡は、実は昔住んでいた近所なのよね。当時あの辺りに住んでいた人が残した動画も残っているので、見ると結構ノスタルジックに浸れます。
中川運河と中川閘門も、小学校の社会科で習うかな。中川閘門は名古屋市の文化財になっていたはず。当時の旺盛を知る貴重なものです。ただ、名古屋市民は何でも無いもののような扱いをしてしまっているのは否めない。だって当たり前のようにあるからねぇ・・・。

でも、他の地域の人が今回の内容を見たら、へぇと思うのは間違いないと思うわ。それは自身をもって言えます。実際に私が他の地域の内容を見ていてそうなのですから。改めてタモリさん達に紹介されることで、すごいなと思いましたよ。実際また見てみたいと思うもの。


地域を知る、地域を再発見するという意味で、意義深い「ブラタモリ」。学校の教材にも使えるような番組なので、是非家族で一緒に見てほしい番組ですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:00Comments(0)

2015年01月07日

相変わらず、タモさんの目は輝きっぱなしだった

昨日(1/6)「ブラタモリ」の特別番組がNHKで放送されていました。今回は京都を舞台にしたもので、初の地方ロケになりました(理由は、昨年春から『勤務体制』ががらっと変わったため)。
今回は琵琶湖疏水にまつわるエピソード、新京極通りにまつわるエピソード、そして京都をぐるりと囲んでいた御土居という土塁にまつわる話。

特に個人的に気になったのは、琵琶湖疏水の途中にあるインクラインというところですね。
どうもそこだけは急勾配すぎて水が流せないので、レールを敷いてその上に船を乗せる台車を走らせた・・・というふうにしたのだそうで。余裕があったり急峻じゃければ閘門を作ってパナマ運河のようなふうにすることもできたんでしょうけど、あのあたりは一気に山になりますからねぇ。
で、そこに敷かれていたレールの枕木に打たれていた犬釘にタモリさんが食い付いた。どうやらイギリス式の犬釘は初見だったらしい。ちなみに、イギリス式の犬釘こそ、本来の犬釘なのだそうな。後に入って来て主流になるアメリカ式の犬釘は亀の甲羅に似た形のものなので、犬釘と言うのは不適切なのだとか。タモリさんは「亀釘」と称してましたが(笑)。さすがタモリさんの目の付け所が違うわい

この他にも、新京極通りの付近にある建物を突き抜けた鳥居は何回見ても迫力があるし、豊臣秀吉が作った御土居は、実は京都人のアイデンティティを築いたきっかけになったとか、なかなか好奇心をくすぐってくれますね。そんなに私は京都が好きなふうではないですけど、これを見ると何か行きたくなってしまうのだから不思議。


また再放送してくれないかしら。それかオンデマンドでも見ようかなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2014年11月20日

是非名古屋でもロケやって下さい!

3年ぶりの復活になるそうです。


NHKが手掛けるタモリさんの冠番組「ブラタモリ」。既に第3シーズンまで放送しているのですが、当時同じくレギュラーで放送していた「笑っていいとも!」の関係上、遠出のロケができず、全て東京とその近郊(横浜など)でしか行われませんでした
しかし、「笑っていいとも!」のレギュラー放送が終了し、かつ元々人気番組かつタモリさんの趣味全開の番組ということで、新シーズン放送を望む人達が多かったのも事実。皆が期待して待っていた中、今回の復活発表となりました。


放送開始は来年の4月。ただその前に、1/6(20:00~20:43)に初の地方ロケになる京都編が特別番組として放送。そのさらに前になる1/3(8:15~終了時間未定)には過去3シリーズの中から選りすぐりの4本を選んだ集中アンコール放送も行われます


いよいよ地方ロケ解禁ですか。歴史のある街は東京やその周辺以外にもいっぱいありますからねぇ。
例えば大阪もそうですし、タモリさんの故郷福岡も武家の街『福岡』と商人の街『博多』という二極都市というからできた面白い街ですからね。是非ともそのあたりの経緯をタモリさんに斬って頂きたいとも思ってます。
しかし、名古屋も面白い街。特に本丸や本丸御殿、そしてその城下町をクローズアップして頂ければ、いい観光客誘致の材料になると思うんですけどねぇ。
タモリさんはまだまだ老け込むような歳でもないと思うので、是非に全国の街を趣味を兼ねた仕事でじっくり回ってほしいなと思います。見てるとすごく生き生きしてるもんなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)TrackBack(0)