・・・何とも威勢のいいキャッチフレーズだなぁ。
と思わせたのは、エヌ・シー・ジャパンの発表会で打ち上げたキャンペーン。何と4種類のオンラインゲームが基本プレイ料金無料(既に無料で楽しめる作品も含む)で楽しめるだけでなく、コンテンツを充実させるとのこと。
対象作品は、「リネージュ」・「リネージュⅡ」・「タワーオブアイアン」・「ブレイドアンドソウル」。見てわかると思いますが、オンライン作品として有名かつエヌ・シー・ジャパンの看板作品でもありますね。
しかも先程書いたように、基本プレイ料金が無料になるだけではないとのこと。
既に無料化が果たされている「リネージュ」は、主要狩場のリニューアルやドラゴンレイドでの難易度調整・サービス面での強化・新職業「戦士」の投入などが今後のアップデートで対応となります。
「リネージュⅡ」では、過去実装されたサーバークラシックサーバーとして復活。それに加え、レベル制限も撤廃されるとのこと。
「タワーオブアイアン」では、エピソード1.5までの部分をマスターサービスとして無料プレイが可能に。これに伴い、対人戦や大規模戦争が手軽に楽しめるように特化したサービスも開始されるとのこと。もちろん現行プレイヤーはそのままの能力を引き継ぎできるように配慮されています。
さらに、これまであった3つの大陸に代わって新大陸が登場します。また課金になりますが、特典付のサービスも受けられるようになるとのこと。
「ブレイドアンドソウル」はもうすぐ1周年ということもあり、新舞台の設置だけでなく、新職業(邪術師)の追加、冒険を進めやすくなるプレミアムサービス(課金制)の追加、現行プレイヤーに配慮した5大特典付補償(ゲーム内通貨での還元など)が行われます。
これだけ充実させるのは、「徹底的なキャラクターの育成」・「結束力の固いコミュニティの形成」・「オンラインでの冒険や大戦の共感」という理念を一人でも多くのプレイヤーに体感させるため(確かに実現・体感できるまでには時間がかかる)なんでしょうけど、逆を言えば、そこまでしないと現状MMORPG・MORPGをはじめとするオンラインゲームはプレイヤーの争奪戦になっていると思いますね。
わかるだけでも「ドラクエⅩ」・「FFXI」・「FFXIV」・「ファンタシースターオンライン2」・「モンスターハンター」などコンシューマー発のオンラインも充実しているわけですし、「ディアブロ」・「ウルティマオンライン」など老舗海外のオンラインゲームも現役で稼働しています。最近では通常のゲームにもオンラインモードを投入しているだけあって、争奪戦に拍車がかかってます。正直遊ばせる部分(基本プレイ)で赤字になっても、もっと遊ばせたい部分(プレミアムサービスに入ることでプレイを充実できるようにする)や広告収入・タイアップで得られる収入で稼ぐというふうになるでしょう。
この展開が吉と出るか凶と出るかは、1年後のサービス展開で明らかになるかもしれません。