今月は、マルチ展開にもありましたが、ギャルゲー系の作品が目立ちます。
最初は、「ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-」。
ライトノベルが原作でアニメ化もされた「ソードアート・オンライン」のゲーム化で、今回が2作目になります。
内容的には前作をベースにした内容プラス新シナリオで構成されています。また、今作がPS Vitaになったことでグラフィック面と視覚的効果がアップし、よりアニメの展開に近い演出がなされています。
また最大4人でのマルチ編成が可能(オンラインも含む)で、NPCを含めれば8人までパーティを組むことができます。そしてスキル割り振りボタンも4つにまで増え、画面タッチで対応できます。
この作品は正確にはギャルゲーではないのですが、ヒロインの数と展開が、見方によってはギャルゲーに見えなくもない(笑)。
続いては、「いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!」。
2012年にPCで発売された同作品の移植。この作品は、2010年にPC、2012年にPSPでそれぞれ発売された「恋と選挙とチョコレート」の2年前の話になります。
ベースはPC版と変わらないのですが、高精細なグラフィックでかつ手軽に楽しめるのは大きなポイントになるでしょう。また「恋と選挙とチョコレート」のキャラも登場するので、同作品が好きな人にもオススメです。
PS Vita最後は、「ブレイブルー クロノファンタズマ」。
2013年にPS3で発売された格闘ゲームシリーズ。2013年にアニメ化もされています。
今回の移植版は、PS Vitaオリジナルのシナリオなどオリジナルコンテンツが多数用意されています。
そして、今回もPSPで注目作が登場しています。その作品は「Rewrite」。
2011年にPCで発売した同名作品の移植。田中ロミオさんや竜騎士07さんらがシナリオ制作に関わったことで有名になりました。PS Vitaでも移植予定があるのですが、まずはPSPでの発売が先行します。
携帯ゲーム機への移植というふうなので、PC版よりも快適な操作が可能になっており、既に選んだことのある選択肢のジャンプ機能・ロード地点からの巻き戻しなども可能になっています。またフルボイス化・一部サブキャラのCG追加・メモリーディスクへのフルインストール対応・スクリーンショット機能なども搭載されています。
携帯ゲーム機編 結論
3DSは人気作品の続編とオリジナルシナリオ作品と手堅いところを抑えているなと感じさせる展開。
PS Vita・PSPはギャルゲー系作品のオンパレード。そうでないのはごく一部。いい意味でも悪い意味でもそこに頼らないといけないのが現状なんだと痛感。

