ソニーチェック、それはソニーインタラクティブエンタテインメントが設けている独自の審査制度のようなもの。かなり厳しいことで知られ、一時は牛の肛門でも審査に引っ掛かるという話まであったらしい(汗)。もちろん、任天堂も任天チェックと言われる厳しいチェックがあることで知られていたものの、実は今回の件と絡んでいるのですけど、ソニーチェックよりも緩やかだったりする(苦笑)。その厳しいソニーチェックの話を思い出させる話が出てきたので、今回話していこうかと。それが、7月に発売予定の「プリンセスメーカー2 リジェネレーション」。
PC98で発売された「プリンセスメーカー2」のリメイク作品として発売される今作で、仕様変更が施される部分が出てきたのです。しかもそれが施されるのは、PS5・PS4とソニー機種のみだったのです。
その具体的な内容は、『作中で登場する娘のバストサイズを大きくする薬の削除』と『「父との結婚」と「執事との結婚」のエンディングの削除』の2つ。あーなるほどねーとなるのか、そこまで厳しいのかと思うのか、そのあたりは人によって感覚が違うでしょうね。
こうなった理由は、倫理基準適応のためとのことですが、実はNintendo Switch・Steam(PC)でも発売が決まっているんですよ。なのに、この2機種はそのままで、ソニーハードの2機種だけが削除の憂き目に遭ったんです。そう、明らかにソニーチェックが働いたんですよ。
今まで、Nintendo Switchとの発売になっても、ソニーハードだけ大きく変えないといけない事象は出ていなかっただけに、久しぶりに厳しい基準が発動したなと思っています。それだけ古いゲームの移植は慎重にならざるを得ないのかなとも。しかし、娼婦関係になるエンドはOKなんだ(苦笑)。
ちなみに、この件でPS5・PS4での発売は8月に遅れることになりました。ソニーチェック許すまじ(ギャハ)。