2013年12月04日

レコゲー2013 12月 携帯ゲーム機編

レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。
据え置き機編でも触れましたが、既にモンハン・ポケモンの最新作が出ているので、年末商戦はあまりパッとしていません。しかしながら、普段誕生日以外ではなかなか買ってもらえない子供達にとって、クリスマスを控えるこの時期は既に発売している作品でもかなり売れる可能性が出てきて、その際、モンハン・ポケモンといった人気作品は大きな原動力になるわけです。


その既存の力に頼りがちなニンテンドー3DSの最後の一矢が、ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」(★)
1991年にスーパーファミコンで発売された前作の続編にあたる作品。シリーズとしては初の続編になります。
今作ではハイラルとロウラルという2つの世界を往来するというふうになっています。また3D表現(立体視)を生かした謎解きやリンク自身が絵のようになって壁を移動するといったトリッキーな動きもできるようになっています。
なお、ある程度進むとダンジョンは自由に攻略できるようになるので、様々なルートで遊ぶことができるようになります
今作は本体同梱版も発売されます。金色でトライフォースの付いたカッコいいものになっているので、ファンの方は是非に。

もう一つは、パズドラZ」(★)
スマートフォンアプリ「パズル&ドラゴンズ」の事実上の移植版とも言える作品(3DSに合わせて一から製作しているため)で、低年齢向けのパズドラとも言えるものになっています。一時の過剰なブームは無くなりましたが、今でも根強い人気を誇っている作品です。
ストーリーモードが強化されているのが最大の特徴で、3DSのメインターゲットである小学生向けの作品になっています。
基本的な流れはスマートフォンなどで展開されているものと同じ。なので、既に遊んでいる人なら遊びやすいのですが、今回はスマホで基本的に遊ぶことの少ない小学生がターゲットになっているので、どこまでウケるのかがポイントになってくるでしょう。


続いてPS Vita。


ここでの注目作は、劇場版 魔法少女まどか☆マギカ The Battle Pentagram
現在絶賛公開中かつ記録更新中の劇場版をベースにしたオリジナルストーリーで、ジャンルはアドベンチャーモードの付いた3Dアクションゲームになっています。
中身としては、魔法少女達の出会いを描くプロローグルートとまどかの願いを叶えるためにほむらが時間を巻き戻しながら展開される本編ルートからなっていますバトルモードはHP/MPという基本的なものになっていますが、ソウルジェムという魔法少女達の魂の入った入れ物からHPないしはMPにパサーすることが可能になってます(ただし使用量が限られている)。
キャラものにしては結構本格的な作品になっているので、アクション作品として楽しみたい人、物語を追いかけたい人にも楽しめる設計になっていますね。

続いては、ファイナルファンタジーⅩ HDリマスター」(★)・「ファイナルファンタジーⅩ-2 HDリマスター」(★)
据え置き機編で紹介したものがPS Vitaでは単品でそれぞれ発売されます。まず遊んでみたいと思ったらⅩの購入をオススメします。

PS Vita最後は、クドわふたー Converted Edition
今年4月にPSPで発売された同作品のPS Vita版です。
新要素としては、高画質な映像とタッチスクリーンで操作可能になっている点、また先日発売したPS Vita TVにも対応しています。
HDスクリーンで遊べるだけでなく、テレビ上でも高精細な映像で楽しめるようになっているので、既に持っている人にも楽しめるのではないのでしょうか。


最後はPSP。


その作品は、俺の彼女のウラオモテ ~Pure Sweet Heart~」(★)
2011年にPCで発売された同作品の移植版。PSP版への移植に際し、新ヒロインの追加・シナリオの大幅加筆・グラフィックの追加・新規オープニング曲およびムービーの追加がなされています。
原作も高評価されていたので、ギャルゲー好きにオススメです。


携帯ゲーム機編 結論
3DSは最後にダメ押しを用意して来れただけまだマシな状況。それと既存作で食い繋ぐというふうになっている。
対してPS系ハードは移植作中心で固定ファンを固める戦略に出ているといったふう。唯一オリジナルの「劇場版 まどか☆マギカ」がどう出るか注目といったところか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)TrackBack(0)

2011年07月04日

レコゲー2011 7月 携帯ゲーム機編 前編

レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。
PSPとDS・3DSの比率、今月のラインナップから見るとPSPが圧倒的になっています。ただ据え置き機同様少々ベスト版が増えてきたのかなと思います(特にPSP)
圧倒的なラインナップゆえか、PSPがいい作品を揃えていると改めて思います。そんなPSP・DS・3DSの作品を見ていきましょう。


PSPはパワプロ最新作である2011が圧倒的で、あとは小粒という感じ。それでも手堅いシリーズとして成長しているのが「太鼓の達人」シリーズ。その最新作が今回出ます。それが太鼓の達人ぽ~たぶるDX」(★)
シリーズ10周年記念作品として登場します。
ストーリーモードは、「全国おみこしバトル」として展開され、全国の道場主とバトルしていくというものになっています。
バトル内容は、演奏が上手にできればゲージがたまり、満タンになるとバトル開始相手のみこしに体当たりし、陣地の大きく取った方が勝ちになります。ボス戦もあり、ジャマをするなか確実にバチを振るうことで戦っていきます。もちろん、助っ人を出して戦いを有利に進めていくことも可能です。
これ以外にも、通常モード以外にメドレーモードや通信対戦も収録通信対戦はスコア数による対戦の他に、正確に叩いたことで発生するコンボ数でも対戦することができます。
また和田どん・かつがコスプレをしたり、ナムコ作品の「アイドルマスター」以外にもカプコンの「モンスターハンター」、セガの「龍が如く OF THE END」・「初音ミク」などがゲスト出演します。
収録曲は70曲。これ以外にもダウンロードで増やすことが可能になっています。
久しぶりの登場ということで、長い間遊べるような仕組みになっています。


それ以外は全てギャルゲー。


①「クイーンズゲイト スパイラルカオス
同じ体裁を持った「クイーンズブレイド」の流れをくむゲームブックが原作で、様々な作品のヒロインが会社間を越えて登場するという入れの作品(簡単に言うとスパロボ風)になっています。
2009年発売された「クイーンズブレイド スパイラルカオス」の実質的な続編ということもあって、基本的なシステムはほぼ同じ。
新システムとしては、腕の中の小瓶が不思議な運命を導き出すディスティニーパニッシュシステム、「ダメージを多く受けるとしゃがんじゃう」ことで自身や相手の状態がわかるDOSシステム、「好きなあの娘を選択して育てちゃ(お)う」ことで、お気に入りのキャラを育てていけるSSSシステム、「サモンナイトシリーズ」でおなじみの夜会話が楽しめるEGKシステム、「二人で一緒に頑張ろう」ということで、隣接することで高い破壊力・敵の攻撃を受け付けないといった協力攻撃・協力防御ができるFIGシステムがあります。
前作が(アニメ放送後だったのにもかかわらず)あれだけ売れているので、今作も各キャラの相乗効果で売れていくのではないかと思います。

②「さかあがりハリケーン Portable
2008年に戯画より発売されたPC作品の移植版。問題児で通称「台風」と呼ばれた主人公が新しい学園へ転入した際、生徒会長に就任。場違いだと思ったものの、持ち前の破天荒さと行動力でそつなくこなし、退屈な学園生活が徐々に変化していくというもの。
PSP版では新キャラが登場し、その新キャラがオープニング・エンディングも担当するという大抜擢ぶり。シナリオも原作の修正版からさらに修正され、ヒロインの一部も大幅に修正されます。もちろんCGの追加ばかりでなく、原作版の主題歌も収録されます。
大幅な修正が加えられているので、既にプレイした人にも十分楽しめるのではないのでしょうか?

③「世界でいちばんNG(だめ)な恋 ふるはうす
2007年にHERMITから発売されたPC作品の移植版。年の差カップルとの恋を描いた作品で、「めぞん一刻」に似たシナリオではないかという指摘もあったということ。
PSPへの移植ということで、各ヒロインへの新規イベントの追加、一部ヒロインのエピローグの追加、ムービーの一新、一部キャストの交代が行われています。


次回はDS・3DS作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)