では、早速見ていきましょう。今回も最初は、マルチ展開の作品の紹介です。
最初は、「風雨来記5」(PS5・PS4・Nintendo Switch)(★)。
シリーズ5作目で、元々開発していた会社が解散し、日本一ソフトウェアの下で再出発することになってから最初の作品になります。前作から数えると、実に4年ぶりなんですね。
今作は三重県が舞台になっており、三重県主催のメディア対抗記事コンペに参加するルポライターの主人公が、三重県の名所などをバイクで回るというものになっています。なお、今作は「船舶モード」が搭載され、三重県の離島(イルカ島など)にも向かうことができます。またカーブを曲がる際のリアリティが増している点やグルメ描写の強化が図られています。
2番目は、「Castlevania Advance Collection」(Nintendo Switch・PS4)。
2021年にダウンロード版で販売された同作品のパッケージ販売。
2001年にゲームボーイアドバンスで発売された「悪魔城ドラキュラ サークル オブ ザ ムーン」、2002年にゲームボーイアドバンスで発売された「悪魔城ドラキュラ 白夜の協奏曲」、2003年にゲームボーイアドバンスで発売された「悪魔城ドラキュラ 〜暁月の円舞曲〜」、1995年にスーパーファミコンで発売された「悪魔城ドラキュラXX」の4本が収録されています。なお、日本版だけでなく、北米版と欧州版も収録されているとのこと。また、「セーブ&ロード」・「巻き戻し機能」・「リプレイモード」・「図鑑モード」が搭載されます。
最後は、「コットンリブート ハイテンション!」(PS5・Nintendo Switch)(★)。
1993年にX68000で発売したバージョンのアレンジになった2021年に発売された「コットン リブート!」の続編にあたるものになります。
今作では、新キャラの登場、パワーを集めて発動する協力技「ウィローフィーバー」とそれを行っている間に一定量のウィローを取ると敵・味方関係なくパワーアップする「オーバーテンション」、そして妖精達が敵を使役する「敵キャプチャー」が追加されます。もちろん、グラフィックの解像度が向上し、ゲームシステムも簡略化されています。
次回は、各ハードの注目作の紹介です。

