2022年09月20日

プロサッカー隆盛の地にプロ野球が来るって?

静岡県というとサッカー隆盛の地。俗にサッカー王国とも言われていますね。でも、Jリーグのチームは静岡県内には4つしかないのです。じゃあ、一番多いところは・・・となると神奈川県で、6チームもあるのですよ。


閑話休題。
そんなサッカー王国静岡県に、プロ野球球団ができるのではないかという話が出てきました。
・・・そんな話何度もあったよなという人は鋭い過去にはプロ野球チームが移転するんじゃないかとか、球団再編の際には静岡・新潟・愛媛などプロ野球空白地域に球団を作ろうという機運が高まったことがあります。
そんな浮かんでは消えていく話が、また起こったわけで。今回は金融事業や企業支援を手がける都内の会社がオーナーになって創設するとのことらしい。

しかし、今回大きく違うのは、1軍を持たず2軍だけで運営していく点。何で2軍だけなんだとか思ったのですけれども、現在2軍はイースタンリーグとウェスタンリーグがあり、セリーグ・パリーグと違い、東西制度を採っているのです。
チーム分けは、北海道日本ハムファイターズ・東北楽天ゴールデンイーグルス・埼玉西武ライオンズ・千葉ロッテマリーンズ・読売ジャイアンツ・東京ヤクルトスワローズ・横浜DeNAベイスターズがイースタンリーグで、中日ドラゴンズ・オリックスバファローズ・阪神タイガース・広島東洋カープ・福岡ソフトバンクホークスがウェスタンリーグになります。そう、6:6ではなく7:5になっているんですね。

今回新たに創設されるであろう静岡の新球団はイースタンリーグとウェスタンリーグの穴埋め的存在で活躍するのではないかと思われます。でも、イースタンリーグが144試合、ウェスタンリーグが90試合もあるので、かなりハードな運営になるのではないかと思うのですが・・・。<年間234試合なんて尋常じゃないぞ。
そもそも論で、2軍だけでやっていけるのかという不安もあります。運営面でもそうですが、選手のモチベーションをどう維持するのかも気になります。ただ、ここで成功すれば、他の1軍を持つ球団からお声が掛かりやすくなるという道筋作りにはなるだろうとも思っています。いわゆる育成球団という側面を生かせれば・・・という面ですね。


この球団構想を支持しそうなのは、独立リーグからプロ選手になろうと思っている人とプロ野球好きの静岡県民でしょう。ただ、個人的には上手くいかないのではと思うので、持つなら1軍併設球団だと。仮にできた場合、どんな運営をするのか注目したいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:07Comments(0)

2021年03月18日

2021年のプロ野球は延長なしの方向で

新型コロナウイルスの影響を一番モロに受けたスポーツは、野球だと個人的には思っています。サッカーも影響は受けたものの、選手交代枠の増加・飲水タイムの年中導入・感染者発生時の対応(代替試合が組めなかった時は、Jリーグの場合、原則0-3の敗戦扱い)といった細やかな部分が多く、ドラスティックに変わるというふうではないように感じています。
対して、野球は大きく変わっています。例えば甲子園では延長タイブレーク制が、新型コロナウイルスの影響で本格導入される事態になったし、プロ野球では延長12回で打ち切りに切り替わりました。その延長12回打ち切りでもかなり踏み込んでいる中、さらに踏み込むことになったのです。


今年のプロ野球は、延長戦そのものを無くすことになったのです。また一部の試合では、既に決まっている試合開始時刻を繰り上げることも検討されています。現状は緊急事態宣言が解除された状態で開幕を迎えるものの、独自の制限などで飲食店は21時閉店になっている地域が多い状況です。また平均試合時間がセリーグで3時間13分、パリーグで3時間18分となっていることも鑑みて、試合時間の繰り上げを行うのではないのでしょうか。万一緊急事態宣言が再発令されたら、拘束時間の長いプロ野球は外出自粛時間に掛かってしまいかねないですからね・・・。
試合時間の繰り上げは、恐らくナイターメインになりそうで、18時(ZOZOマリンスタジアムの場合は18時15分)を1時間ずらして、薄暮ナイター化するのではないかと思われます。状況によっては平日でもデーゲーム開催を行う機会が増える可能性もあります。


今回の決定で、引き分けが増える・投手陣のやりくりが変わるなどドラスティックな変更部分が出てくるのではないのでしょうか。引き分けの数によって泣き笑いが起こるんじゃないかと思うと、ちょっとやるせない部分はありますが、このルールの下でいかに上手く戦っていくかだと思いますわ。もしかすると、戦力を十分に持たないチームでも勝ち抜けるチャンスが生まれたとも言えるし。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2020年05月12日

Xデーの決まった代償?

遂にプロ野球の開幕が決まりそうです。


現在開幕に向けて動こうとしているプロ野球は、Jリーグと共に協議会を開き、開幕を模索していました。
その中で、政府の緊急事態宣言が一部地域で解除される見込みが出てきたことから、具体的な開幕の日程までは決まらなかったものの、6月後半を目指していくことで、セリーグ・パリーグ(以下セ・パ)12球団が合意しました。具体的な日程は決まっていないとは言っていますけど、実は交流戦が終わってセ・パのリーグ戦が再開される6/19で調整しいているという案もあります。
しかし、全体練習の再開が緊急事態宣言の全国的な解除(5/31予定)前になること、基本的に都道府県をまたぐ移動になること、新幹線・飛行機といった三蜜環境になりやすい移動も伴うこと、セントラル開催の場合は球団間の不公平が起こりかねない(恐らく関東・関西の野球場に集中するため)、そして無観客試合で開始ということなどが懸念され、様々な問題を解決するとなると、やはり6月下旬ないしは7月初旬の開始が妥当なのかなと思います。

そして、開幕が先延ばしになったことで代償も出てきました
既に交流戦が中止になったことは決まっていましたけれども、ファン投票や推薦で決まるオールスターゲーム・フレッシュオールスターゲームが中止となりました。今年は、オールスターゲームが名古屋で開催になっていただけに残念でなりません(オールスターゲームは、福岡と名古屋で開催。フレッシュオールスターゲームは松山で開催)。ただ、開幕直後にオールスターなんて無理ですから、仕方ないです。ファン投票や推薦の目安も立たないですから。


ただ、これらを中止しても、残った125試合が消化できるかも怪しいとのこと。ダブルヘッダーで消化する案も出ており、選手会側も合意していますが、全ては緊急事態宣言解除の時期で決まること全国で、少なくとも12球団の本拠地で解除されないと、進めたくともできないでしょう。


なお、サッカーのJ1・J2の再開およびJ3開幕は、いまだ未定。この『足並みの乱れ』が様々なところに影響を与えなければいいのですが・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2019年12月18日

2020年のプロ野球は、かなり異例な展開に

先日、Jリーグの日程が発表されましたけれども、昨日はプロ野球のセリーグも全日程を発表しました。なお、パリーグと交流戦は7月に発表しています(ただし、詳細な日程は後日発表)。

注目は、プロ野球もオリンピックの影響で、開幕が3/20(金)と早めの開催になり、721(火)~8/13(木)が休みになるという点。実は、1964年にオリンピックが開催された時は10/10だったので、セリーグが3/14、パリーグが3/20に開幕9月中にペナントレースを終えて、10/10のオリンピック開催に間に合うように日本シリーズが組まれていた(しかし、雨天順延が1試合あったため、最終戦開催日が東京オリンピック開会式と同日になった)ことがありました。この時もかなりキツキツな日程になっていたようで、春の段階でダブルヘッダーが組まれるというふうだったようですし、セリーグは9月いっぱいまでやった翌日に日本シリーズという今では考えられない日程になっていたようです。ただ、オリンピック休みというふうではなく、オリンピックがあるので早く終わらせるというふうだったんですね。
ゆえに、オリンピックで休みというのはオリンピックで野球が種目になっている時以来なのかな。そのために、2011年以来のデーゲームでの開幕(読売ジャイアンツ×横浜DeNAベイスターズの試合以外。パリーグの試合日程は不明)となっています。そういえば、3/20は祝日か(苦笑)。ちなみに、祝日が前倒しになっている影響で、デーゲームが組みやすいのだと。
パリーグは、まだ詳細な日程は公表されていませんけど、東北楽天ゴールデンイーグルスが3・4月でホームゲームになっている時や北海道日本ハムファイターズの地方開催(旭川スタルヒン球場と東京ドームを除く)は平日でもデーゲームになるんでしょうね。


サッカーもかなり変則的でしたけど、プロ野球も変則的。やはりオリンピックで1ヶ月近く休みになるのは、野球好きにもサッカー好きにもキツいんだろうなぁ・・・。私はオリンピックはガッツリ見る人なので、苦にならないんですけどね(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)

2014年08月24日

キューバ選手は急場しのぎ?

今シーズンから、プロ野球にキューバ選手が本格的に解禁されました。
過去にもキューバ選手がやって来ることはありましたけれども、過去の中日に在籍していたリナレスのように、ピークを過ぎた時期での来日だったり、キューバ政府の厳しい統制のために、亡命して大リーグなどを経由して入団するというケースが多かったです。


その解禁された今シーズンは巨人・DeNA・ロッテで4選手が入団しています。しかし、この選手が同じ球団にいられるのかどうかは、今シーズン終了後に掛かっているようなのです。
実は、契約権限は選手個人にあるのではなく、キューバ政府(スポーツ庁)にあるようで、契約を更新する時も政府の意向によって行われる入札制なのだそうで(新規獲得時も似たような感じになるらしい)。というのも、キューバ選手は国家公務員という扱いになっているからだそうです。
新規入団時には、球団が欲しいポジションや選手のタイプを要望として伝え、政府が出したリストから選ぶかキューバ国内で行われるトライアウトを経て選手を獲得するのだそうな。
で、契約更新時には、球団の意向よりも契約金を1円でも高く出した球団に派遣するというふうになるそうです。まるでキューバ政府が派遣会社の長みたいなふうですな。

ここまでカネにうるさい体勢なのはただ一つ。キューバ政府にカネが無いからです。
ご存知の通り、キューバはアメリカの経済制裁下に置かれています。旧ソ連が崩壊した後は厳しい経済状況の下に置かれていました。首都のハバナのワンシーンでクラシックカーが走る姿を見た人も多いのではないのでしょうか。よくも悪くも非常に貧しい状況なのです。今は開放政策で何とか持ちこたえているふうですね。
その開放政策の一環でプロ野球への派遣を行っているのです。プロ契約時には国庫に20%納めるという事情ゆえに、カネには結構シビアなわけですね。


果たして、来年は今年入団した選手が同じユニフォームで登場するのか、まだ来年の話をするのは早いのですが、そう思ってしまいましたよ。


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2014年08月11日

誰のための交流戦なんだろう

プロ野球の交流戦が、来シーズンから18試合に削減されることとなりました。このため、来シーズンの試合数は今までより1試合減った143試合で行われることとなりました。
この問題は、セリーグ側が日程の消化を理由に18試合を、パリーグ側が営業的な理由で現状の24試合を求めていたことから端を発しています。どちらも平行線をたどっていた中、来シーズンの日程も考慮しないといけないといけなくなり、それを決める日も迫っていたので、パリーグ側が折れることになったようです。

来シーズンは、6カード3回戦ずつの計18試合となり、変則的(隔年制)ホーム&ビジターになりますこのホームになる・ならないは、恐らくその年の交流戦の優勝チームというふうになるでしょう(今年の場合はソフトバンクなので、来年はパリーグがホームサイドになると思われ)。試合期間は3週間ほどで、予備日は4~5日設けるとのことだそうです。

この日程にすることで、日本シリーズと併せて10月まででシーズンを終われるとし、11月以降は侍ジャパンの強化試合に充てられると見ています。ちなみに、この組み方で、アメリカ・韓国・台湾のシーズンとほぼ同時期に終われるとのことだそうです。


恐れていたことが起こりました。全くファンの身に立っていない改悪ですね。
なぜ交流戦を減らさなければならないのか。私個人の意見ではありますが、交流戦を始めたことで、プロ野球の新しい形ができたと思うし、これをきっかけにセリーグとパリーグのカラーの違いもよくわかった(わかってもらえた)と思います。通常のリーグ戦とはまた違う面白さがあったのに、それを無くそうとするのはいかがなものかと。
それを行うのなら、オールスターを1試合にしてもいいと思うんです。アメリカの大リーグのように公開練習とホームランダービーを1試合(1日)設けて、その次の日をオールスターに、その2日間前後1日を休みにすれば、交流戦の3試合分はひねり出せるのではないのでしょうか。
また、9月や10月の終盤に土日ダブルヘッダーをやってもいいと思うんですね。選手達は大変でしょうけど、シーズンの動向が決まる時期にダブルヘッダーを組めば、緊迫感が出て試合も引き締まると思いますし、タイトル争いも過熱するのではないかと思います。


儲からないからやめましょうとか、自分のところのチームが勝てないからやめましょうとか、今回の騒動はセリーグの球団のある種わがままから来ているという報道もあります。侍ジャパンの育成も大事ですけれども、一握りの選手だけが出場するために、プロ野球全体を犠牲にするのは、長い目で見れば大きな収入ダウンに繋がるのではないのでしょうか。
まずは日程の根本的な見直しも含め、上手く回せる方法を考えるべきでしょうね。とにかく、せっかく根付いた、リーグの要にもなっている交流戦を一方的な都合で減らすのは断固反対です。


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2014年06月25日

細々と野球はやっております

サッカーワールドカップの陰に隠れながら、プロ野球の交流戦は行われています。なお、現在行われている交流戦は、先日雨天中止になった試合の振り替えで行われているものになります。
しかしながら、関東圏は不安定な天候になっており、連日のごとく日中に豪雨が降るというふう。これに伴って昨日は予備日で充てられた試合も中止になるという異例の事態になりました。今日はもしかすると雨の中の試合になったんじゃないかと思ったのですが、これいかに。


そんな今日の試合は、横浜スタジアムの横浜×日本ハムと神宮球場のヤクルト×ロッテの2試合


横浜×日本ハムは大谷選手が先発出場し、7回を2失点で切り抜け7勝目を挙げるというふうになりました。既に大谷選手は昨シーズンの倍の成績を挙げ、160km/hの速球を立て続けに投げていることから、6月の月間MVPを得られるんじゃないかと言われていただけに、今日の勝利と今日も160km/hの球を記録したことはそれを後押しするんじゃないかと思っておりますけれども、そう上手くいかないのがプロ野球なんですよねぇ(ニヤニヤ)。

ヤクルト×ロッテはヤクルトのワンサイドゲーム。3回から7回まで毎回得点を挙げ、一気に勝負を決めました。逆にロッテは打線が沈黙し投手陣が投壊という先日の中日戦のような試合になっていました。何だろう、前の日に大勝と次の日ボロ負けするんだよねぇ・・・。


明日で交流戦はラストゲーム。横浜スタジアムの横浜×日本ハムのみになります。
横浜の先発は阪神からFA移籍して活躍中の久保選手、対して日本ハムはうわさの男上沢(うわさわ)選手どちらも前回登板ではぼちぼちな内容だっただけに、明日の試合は決めてもらいたいものですね。


ちなみにリーグ勝利数は、セリーグ69勝に対しパリーグ71勝(6引き分け)。今日の試合でパリーグは勝ち越しを決めて、交流戦優勝との両栄冠を奪われるという事態は何とか避けられました。


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2013年06月12日

ファン「ほれみろ、やっぱりそうだったじゃないか」

今日の試合を見ている人は、どう思って見ているのでしょうか。


プロ野球で使用されているボールは統一球というものなのですが、そのボールが今シーズンから飛ぶボールにすり替えられていた事実が明らかになりました。
『すり替えられた』と書いたのは、統一球が導入された2011年シーズンは2010年シーズンよりホームラン数が半分くらいになっているのですけど、2012年シーズンはその減った2011年シーズンよりもさらに減っているのです。実は、減少した原因はボールの芯の部分の反発係数が関わっているのですけど、その反発係数が基準値より大きく落ちていたのです。それが顕著に出たのが2012年シーズンだったわけです。
そのため、NPB(日本野球機構)は反発係数を上げるように調整を願い出た・・・というところまではよかったんですけど、それを秘密裏に行い、メーカーにも「これまでと同じものと言え」と強要し、ましてや在庫処分と称して紅白戦やオープン戦でじゃんじゃん使って浪費させたというのですから、そこまでやるのかと。そこまで隠ぺいに隠ぺいを重ねてしれっと変えてしまってるのは何でなんだろうと。
そのしれっと変えた、つまりはすり替えたことは全く公表されなかったため、開幕戦以降の公式戦でホームランや長打がバカスカ出てきてしまったというふうで。

この事実、コミッショナーでさえ、「昨日知った」とホントかウソか全くわからないコメントを出してます。じゃあ、アンタの署名入りボールの存在価値は何なんだと。


で、試合中なのに記者会見。全くわけがわからない。全ての試合が終わった後とかもうちょっと配慮すればいいんじゃないかとも。選手をバカにしているというより加盟球団だけでなくファンも小バカにしているとも。


その記者会見では、「隠ぺいする事実はなかった。新旧のボールが混在することで混乱を招くことを避けたかった。(公表が遅れたのは)内部の意思疎通が取れていなかった」とコミッショナーは語っています。またコミッショナー本人は、先述の通り昨日知ったということを打ち明けたうえで、「事実を知っていたなら、即公表をさせた」とまで言ってる。でも「不祥事とは思っていない(裏を返せば、この件で辞任はしない)」とのことらしい。
確かに、加藤コミッショナー一人を人柱にして辞めさせようとは思わない。彼も被害者なのかもしれない。しかし、この事実を知らないからでは・・・と思うわけで。一番いいのは幹部を含めて総辞職、血の入れ替えで責任を取るしかないのではないかと。


で、何でこの時期なんだと。これが一番解せない。たぶんどこかの週刊誌がリークしちゃったもんだから先手を打って・・・というのが一番考えられそうなんですね。まさかとは思うけど、交流戦潰しに使うなんてことはないですよね、加藤コミッショナー。


この一件では選手達からも「やっぱり」という声以外にも、「選手会への話し合いもなく寂しい」(楽天の嶋選手)、「日本がボールで論議をしていることが、すごく恥ずかしいこと」(巨人の阿部選手)、「説明責任を果たしてほしい」(阪神の新井貴浩選手)という声が上がっていますファンの中からも好意的な意見もある一方でおかしいという声ももちろん上がっています。


確かにホームランは野球の華なので、増えて悪いことはないです。しかし、これで飯を食っている選手にとっては死活問題でもあるし、これで査定が下がったということになったり、選手の不調・引退・解雇のきっかけになってしまっているのであれば、死活問題では済まされない大きな問題になってしまいます。
何より全く知らされない中で進められたことは、球団・監督やコーチ陣・選手・ファンの全てに不信感を与えてしまったとしか思えません。先程も書きましたが、幹部の総辞職を行い、NPBと選手会代表・OB代表・球団代表・審判代表・一般の方々からなる有識者会議を行って、透明性と改革を行うべき時だと思います。


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2013年05月13日

2013年交流戦の展望

いよいよ明日(5/14)から交流戦が始まります。
初戦のカードは、巨人×ロッテ・ヤクルト×西武・DeNA×楽天・中日×日本ハム・阪神×オリックス・広島×ソフトバンクとなっています。
この約1ヶ月間は、セリーグないしはパリーグ同士の対戦がないため、直接差を詰めることはできないものの、じわじわ差を縮めることができるので、心理的圧迫は抜群にあります(笑)。


で、セリーグおよびパリーグの展望はというと・・・。

まずセリーグ。
今年は巨人の独走・・・と言いたいところですが、1強5弱ではあるものの、巨人に関しては開幕の時のような無双的な強さは無く、徐々に阪神に詰め寄られている感じですね。で、この時期には『定位置』ならぬ『低位置』にいるはずのDeNAは意外なことに(爆)、3位と大健闘。状況によっては阪神の尻尾を掴める可能性もあるだけに、今後の試合は重要になってきます。
あとは下位争いをしている広島と中日がどこまでパリーグとの試合に耐えられるか(要は負け越さないでいけるか)だと思います。投手が揃っているとされる中日が交流戦の日程を上手く使えば、エース級ばかりぶつけて勝ち越せる可能性もありますけれど、絶対的エースの吉見選手がいない今、どこまでやれるか・・・。
上位の球団は打線がいいんですね。巨人はロペス選手、阪神はマートン・荒井貴浩選手、DeNAはブランコ・多村・中村選手が好調を支える軸になっていますね。特にDeNAの打線は巨人よりも怖い時があり、一度繋がると手が付けられなくなります。注目しましょう。

パリーグはというと、今年も戦国状態・・・まぁ若干差が開きつつありますけれども、セリーグのような大きな差があるというふうではなく上位と下位の差は数ゲームとなっている状態です。
今年台風の目になりそうなのが、現在首位を走るロッテ。実は大きな戦力アップはほとんど行っていないと言ってもいいでしょう。若手の底上げだけで首位にまで上がってきました。丁度、中日の元監督である落合さんが行った「10%の底上げ」を地でいくような展開というとわかりやすいでしょう。
西武や楽天は総合力で勝ってはいるものの、若干不安定。これはロッテにも言えます。
そして上がりきれないソフトバンク・オリックス・日本ハム。特に日本ハムの不振は極めて酷く、糸井・田中賢介両選手が抜けた穴は大きいというのは、散々ここでも書いてますけど、ここまで響くか。そして連動するように投手陣にも飛び火。顔ぶれは変わってないんですけどねぇ・・・。打撃は好調(特にホームランはよく出ている)なのに、ここ一番で打てないのは重症ですよ。もう大谷選手の活躍を見られればいいや(ギャハ)。


さて、今年の交流戦、優勝するのはどこの球団でしょうか。不調の球団は調子を取り戻せるのか、校長の球団は調子を崩してしまわないか・・・色々見どころのある1ヶ月がまもなく始まります。
私は、明日・明後日の中日×日本ハム戦を見に行って来ますよ。


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2012年11月20日

そうか、あいつら新人王の資格があったんだ(笑)

プロ野球の新人王は、基本的にドラフト入団後1年目の選手が対象(1年目の選手以外の場合、入団から5年以内でかつ打者なら60打席、投手なら30イニング以内の海外リーグに在籍経験のない選手が対象)になります。
その新人王は、セリーグは広島の野村選手、パリーグはロッテの益田選手が選ばれました。今年入団じゃないと、特に野村選手なんかは思ってたんですが、新人選手だったんだね(汗)。


野村選手は明治大学からドラフト1位で入団。新人選手ながら広島の先発ローテーションの一角として活躍。9勝11敗と惜しくも2ケタ勝利を達成できなかったものの、元巨人の堀内さん以来となる防御率1点台(1.98)という記録を叩き出したのが決め手となり選ばれました。

益田選手は関西国際大学からドラフト4位で入団。ロッテの中継ぎとして大車輪の活躍(72試合出場)をし、2勝2敗1セーブ41ホールド(ホールドポイントは43)という好成績を上げました。ちなみに、全試合の半分を投げたのに防御率が1点台(1.67)だったことが決め手になったのではないかと思います。


どちらもすごいよね。激戦となった新人王レースの中から抜け出したのですから。特にロッテの場合、新人3人(藤岡・中後・益田)がとてもよかったからなおのことです。
広島の野村選手も1年間立派にローテを守ったなと思いますし、中日の田島選手と比較され続けてたでしょうから。田島選手も中継ぎでフル回転してたんですが、シーズン途中での一時離脱が大きなマイナスポイントになったんでしょうね。


ただ、1年目だけで終わる選手にはなってほしくないです2年目のジンクスを乗り越え、3年目4年目・・・と着実に活躍してこそ、本当の評価になり、プロ野球選手として大きくなっていくのではないかなと思ってます。来年はさらなる飛躍を目指してほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)

2012年06月09日

神宮でヘッスラ、ハマスタで乱闘

きょうのプロ野球交流戦、関東圏の3試合は今日入った梅雨入りの影響で、東京ドームで行われた巨人×西武以外は、雨でノーゲームか雨天中止になりました。
その雨でノーゲームになったDeNA×日本ハム(横浜スタジアム)、同じく試合開始できるかどうか待って結局中止になったヤクルト×ロッテ(神宮球場)で試合に来たファンのために色々とやってくれました。


神宮球場のヤクルト×ロッテでは、雨天中止が決まると、ロッテの清田選手がなぜか登場。すると、いきなり雨天の最中、ベースランニングを開始、ダイヤモンドを一周して、2塁と本塁ではヘッドスライディングというファンサービスを行いました。

まぁ、ロッテの雨天時に行うベースランニングは、ある種『伝統』ですわな(苦笑)。特に今はフロント入りしている諸積さんが有名で、コーチ時代でも雨天時にコールがかかったら登場したそうで(爆)。それゆえに、西村監督も笑って送り出してたんじゃなかろうかと。
これから、清田選手が『伝統』を引き継ぐのか。胸熱(笑)。


そして、1回表だけやってノーゲームになったDeNA×日本ハム
この試合の模様は、TDNこと多田野選手が先発するとのことなので、niconico(旧称:ニコニコ動画)で見ていたんですけど、初回から大雨降る中、2点を取って幸先いいのに・・・と思っている中の中断これでノーゲームになるんだったら端から試合をやるなよ・・・と思っていたその最中に起こりました。

中断中からおかしな動きを見せていたのが、元日本ハム在籍だったDeNAの森本選手。何やら日本ハムベンチに『信号』を送り続けていました。
その『信号』を察知したのが、小谷野選手竹刀を持って登場した森本選手に対して、パイプ椅子を持参し、これに応戦してしまいました(笑)。ええ、乱闘ですよ、乱闘(爆)。ただし、決まりで出なきゃいけないはずなのに、誰も出て来ないサシの勝負に(ギャハ)。
さながらプロレスの場外乱闘っぽくなったこの『乱闘』、結局頭部近くを『殴打』された森本選手が小谷野選手引っ張る担架に運ばれて行き、その後身体中にサポーターをぐるぐる巻きにした森本選手が登場『今季絶望』かと思われる惨劇になりましたとさ(ニヤニヤ)。
これを見た双方のベンチが大爆笑。中畑監督だけでなく、栗山監督でさえも大笑いしておりました。

これは、双方物わかりのいい監督でよかったわ。特に中畑監督は、選手時代に雨天ヘッドスライディングしようかと言って、同じく監督だった王さんに止められた(半ば怒られたに近いらしい)そうですから、こういうことを率先して認可してそうだよなぁ。

なお、この動画が上がっていたので紹介。最後の方はないけど、これは面白いわ、何度見ても。



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2012年01月15日

今シーズンは出戻り組が多いなぁ

フリーエージェントやトレードがそれなりに固まってきた中、今シーズンの特徴に挙げられるのが、いわゆる『出戻り組』の多さでしょう。ざっと調べた中でも7人もいるのです(外国人選手含む)。


注目されるのは日本ハムとDeNA。特に日本ハムは主力とも言えたスレッジ選手が復帰したからです。

スレッジ選手は日本ハムでも2年(2008年~2009年)主軸を務め、リーグ優勝や日本一に貢献してきました。中でも日本シリーズ進出を賭けた2009年のクライマックスシリーズ第2ステージ1戦目の逆転満塁サヨナラホームランは今でも語り草になっているほどです。
しかし、契約交渉でもつれ自由契約になったため、興味を示していた横浜(現DeNA)が獲得2010年~2011年の2シーズン、日本ハム時代と同様主軸を任されたものの、活躍はそれなり。横浜の成績に比例するかのように、話題にも上らなくなり、2011年シーズンの終盤には足のけがで戦線離脱。後に復帰したものの、再発したため、結局は戦力外になりました
そこで待ってましたとばかりに、日本ハムが再契約に至ったわけで、日本ハムは『安い買い物』で買い直したとも言えるわけです。

もう一人日本ハムへの復帰組になる紺田選手は、足の速い選手として名を馳せました。その後2011年に巨人に移籍したものの、レギュラー陣の層の厚さと打力の乏しさで1軍にはほとんど出られず、その年のシーズン終了後に戦力外日本ハムにはトライアウトをきっかけに拾われるというふうになりました。

共に戦力として数えられる人なので、なぜ出したのかが不思議に思えるくらいでしたから、今回の復帰はうれしい限りです。ただ、スレッジ選手の場合は指名打者で出られるかどうかが難しいところ外野手でのスタメンの場合は、中田・陽両選手との争いになるのは必至で、仮に1塁や指名打者としても、稲葉・ホフパワー両選手との争いは避けられなくなります。恐らく確実性が問われるシーズンになるでしょう。


DeNAに関しては、中日でそれなりの活躍をした小池選手と正捕手返り咲きを狙う鶴岡選手の2人。共に4年ぶりの復帰になります。
小池選手に関しては、中日時代に外野・1塁・3塁と様々なポジションをこなせる選手だったものの、外野に関してはし烈な争いにくぐり抜けられず、打撃に関しても長打力が行かせない状況が続いていました。
DeNAでも外野はし烈ですが、3塁を守っていた村田選手が巨人に行ったため、状況によっては3塁でのスタメンもあるわけです。彼にとっては最も正念場のシーズンになるのかもしれません。

鶴岡選手に関しては、横浜時代には相川選手(現ヤクルト)、巨人時代には阿部選手とのし烈な争いをくぐり抜け、横浜時代の一時期(試合数は少ないものの)正捕手としてシーズンを務めたものの、2番手とされることが多かったわけです。捕手陣の崩壊が投手陣の崩壊に直結していたとされるDeNAにとって、修羅場をくぐり抜けてきた選手の復帰はありがたい限りでしょう。彼にとっても正念場のシーズンになると思います。


正念場といえば、ベテラン組になる中日に復帰した山崎選手とサブロー(大村)選手も挙げられるでしょう
楽天時代には主軸を任せられたとはいえ、年齢による衰えとセリーグへの復帰になるために指名打者が使えないことが多いことから、ブランコ選手と争うことになる1塁でのスタメンは正直微妙になるのではないかと思います。かといって、代打の切り札になるほど腐るわけにもいかないと思っているのは本人もわかっているはず。
同じようにサブロー選手も『不可解なトレード』ともいえるトレードで巨人に行ったものの、思った活躍はできなかったのは周知の事実。恐らくロッテでは外野手での復帰になると思いますが、若手がスタメンに食い込んだ中、存在感をあピールできるのかが課題です。


そして異例なのが外国人選手の復帰組今シーズンでは楽天に復帰したフェルナンデス選手が挙げられます。
ロッテ・西武・楽天の3球団を渡り歩いてきた(西武もかつて所属していたため、昨年まで在籍していた西武でも復帰組だった)中で、波はあるものの、非常にスペックの高い成績を残していることから、決定力不足で悩んでいた楽天にとっては貴重な戦力になるのだろうと思います。ただ、星野監督の好みの選手なのかが気になるところ(苦笑)。


気になるプロ野球、今年は3/30にセパ同時開幕の予定。彼らが活躍できるのかは、2月に始まるキャンプ、それ以前の自主トレいかんだと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:28Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月11日

勝つべき人が勝って、2011年のクライマックスシリーズ進出を決めた

今日の日本ハム×西武、8連戦のヤマ場となっているこの試合エースのダルビッシュ選手が投げ切ってハーラーダービートップタイの18勝を上げただけでなく、クライマックスシリーズに2年ぶりに進出する権利を頂きました
・・・何でまだ進出決定に2の状態だったのに進出する権利を得られたのかよくわかっていませんが(苦笑)、恐らく試合のないオリックスとのゲーム差が0.5に広がったのと、西武との直接対決に勝ったからと思われ(汗)。


このところ、なかなか勝てない試合が続き、昨日でも0-12と完全なワンサイドゲームでボロ負けという末恐ろしい展開を見せており、あの時の強さはどこへ・・・というふうな雰囲気だったんですが、今日はダルビッシュ選手がピシャリと抑え、中田・稲葉両選手、つまりは打つべき人達が打ってくれたので、言うことはないかと思います。

ただ、まだ順位が確定していない
今日(10/11)現在2位にいる状況で、3位のオリックスとは4.5ゲーム差、4位の西武とは6ゲーム(3位のオリックスとは1.5ゲーム)差
残り試合は日本ハムが6、オリックス・西武共に5という状況。日本ハムが2位通過できそうな位置には若干あるものの、まだ直接対決をオリックス3・西武1残しているので、気が抜けません(特に西武とは台風で流れた西武ドームでの試合。無類のプレッシャーがかかることは間違いない)
あとは、オリックスと西武双方が直接対決を戦い終えているので、下位にあたる楽天・ロッテの試合、オリックスに関しては直接対決が3つ残っている日本ハムの試合を取りこぼさずにいけるかで大きく変わってきます。今のところ、クライマックスシリーズ進出権利を持っているオリックスの方が有利ですけど、西武の粘り次第では、大きくもつれる可能性もあります。もしかすると10.19以来の大熱戦が見られる可能性もあります。


とにかく、日本ハムは早く2位を決めてくれ。そうなると、ダルビッシュ選手以外の選手の奮起をさらに求めたいところ。中継ぎ・抑えは相当疲弊しているはず。先発が7回くらいまで作ってあげて、打線がきちんと点を取れれば、絶対に勝てると信じています。

オリックス・西武は、先述の通り、下位の取りこぼしが命取り。
さらに同じくオリックスは日本ハムとの直接対決が3試合も残っているので、それさえも取りこぼせないギリギリの戦いになっています。

西武はソフトバンク・日本ハムに負けても下位には負けるなというのが合言葉になるんじゃないかと。ただ相手の自滅待ちとなるので、こちらも胃の痛い戦いになるんじゃなかろうかと。

まぁ、万全の体制で挑んでいるソフトバンクも、1位になったところで、本当に短期接戦は未知数勢いを残すためにも、全試合勝ち進む気持ちで進めいていくのではないのでしょうか。


セリーグも明日には中日にマジックが付くという事態になり、いよいよプロ野球もクライマックスシリーズに向けて盛り上がって参りました。ホントこの時期が一番面白い(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)

2011年09月30日

ズブズブ同士のズブズブな試合

今日から日本ハムはロッテとの3連戦。この3連戦は1位のソフトバンクがリーグ優勝を決める上での重要な試合になってきます(もちろん、ソフトバンクがそのまま勝ち進めば、この3連戦は無意味なものになるのだが・・・)。
なお、この3連戦がビジターでの最終戦の予定でしたが、先日襲来した台風15号のため、10/18に西武との一戦がビジター最終戦になりました。


閑話休題。


今日の試合は9連敗から立ち直った日本ハムと11連敗から立ち直ったロッテが直接対決するという、ある意味ズブズブと泥沼にハマった者同士の試合となったわけです。ここで勝ったチームが、その呪縛から早く逃れられるのではないかと思うのと同時に、一気に勢いが付くようになる可能性も秘めているかと。

そんな試合は日本ハム:斎藤佑樹選手、ロッテ:唐川選手の投げ合い明日のチームを背負う若手の先発の投げ合いとなりました。
が、試合展開も彼らのピッチングもチーム状況を反映したかのようにズブズブ(苦笑)。
斎藤選手のピッチングはしっかりしっくりこないもので、簡単に2アウトを取ったかと思ったら、ストライクが入らずに四球(フォアボール)を出したり、連打で点を取られたりと、「これはひどい」を地でいくようなふうになっていました(汗)。
対して唐川選手は初回に3点取られたものの、2回以降は立ち直った・・・とか思ったら、大野選手に頭(丁度耳のあたり)に死球(デッドボール)を出して危険球退場。後続もかわしきれずに失点をもらってしまい、見た目では日本ハムが勝っているものの、チームの勢いはロッテがじわじわと泥沼を這い出していた・・・というふうだったでしょうか。

そのじわじわ具合はラッキー7で結実。カスティーヨ選手の2塁打をきっかけに、角中選手の犠牲フライで同点に追いついてしまったのです。ここのところ日本ハムにも追いついたロッテにも目立つようになっていた「打線と投手陣のちぐはぐさで追いつかれちゃった」展開です。

こうなってしまったら、今期特別ルールの「3時間半経過で次回イニング更新なし」で『逃げ切る』(これでも負けに等しい引き分けですが、背に腹は代えられません)体制を採りたかったのですが、抑えの武田久選手に襲いかかって来たのは、何とかして泥沼から抜け出そうと必死だったロッテ打線でした。
まーたカスティーヨ選手と角中選手にやられたよ。
9回裏、このイニングを逃げ切れば引き分けになるはずだったのが、カスティーヨ選手を四球・井口選手を敬遠し後の打者で抑え込もうとしたのが裏目に出て、塀内選手のライト前ヒットを打たれ、さらに当たっていた角中選手にサヨナラヒットを打たれて万事休す日本ハムは一気に奈落へ、そしてズブズブ状態に逆戻りへとなったのです。
何度も言うようですが、カスティーヨと角中の両選手にやられた
特にカスティーヨ選手は自分も1塁ゴロを自らゴロゴロ転がって獲ってアウトにするとか半ば珍プレーとも言えるプレーしているのにやりやがった(笑)。ちっとも当たってないやないかいとか言いたくなった時に確変するからなぁ・・・。


ともあれ、ロッテはこれで勢いが付いたでしょうね。一時期のお通夜とも言いたくなるような状況から一気に抜け出せそうです。対して日本ハムはまだズブズブ状態。このままでいくと2位の地位はおろか、猛追しているオリックスと西武にかわされ、一気に4位にまで引きずり込まれるんじゃないかと心配でなりません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)TrackBack(0)

2011年06月15日

今年の交流戦もパリーグが制覇

いよいよ今年の交流戦も大詰めを迎え、雨天中止などの事態がなければ、6/19で交流戦は終了し、6/24より再びセ・パリーグ同士の3連戦に戻ります。

そんな中、今日行われた中日×ソフトバンク戦でソフトバンクが勝ち、残り3試合を残してソフトバンクの交流戦優勝が決まりました


この交流戦、毎年パリーグの強さが際立つリーグ戦ということで知られるようになったのではないかと思います。優勝チームは毎年パリーグ(2005・2006年はロッテ、2007年は日本ハム、2008・2009年はソフトバンク、2010年はオリックス)、勝利数は2009年を除いて全てパリーグが制覇しています。

パリーグの野球というのはダイナミックというのか、勇猛果敢で積極的という言葉が当てはまるでしょうか。
もちろんバントを仕掛けてち密な攻めを行う球団もなくはないですが、それでも積極的に足を絡めたりして貪欲に塁を獲っていきます。あとは繋ぐ意識が多く、個々の力を束ねて戦うことが多いと思います。そのため、ここ数年の上位チームはこの繋ぐ意識のあるチームと個々の力を束ねるチームがパリーグでは上位に上ってきます(ロッテ・日本ハムはその代表例)
投手でも、大黒柱が圧倒的・・・ではなく、きちんとした分業が成り立っているかで上位進出が違ってきます
もちろん、絶対的エースが多いからパリーグは強いという見方もありますが、しっかりした中継ぎ陣と抑えがいて、それが充実しているところは強いです(日本ハム・ソフトバンクはその代表例)

ただ、今シーズンはリーグ戦もそうですが、ソフトバンクの投打の軸がしっかりしていて、リーグ戦でもなかなか勝てない打撃陣は破壊力抜群・投手陣は攝津選手が先発に回っても中継ぎ・抑えは充実していると、他の球団より群を抜いて強いんですよねぇ・・・。それゆえに、交流戦ではたった2敗しかしなかったと思うんですよ。
でも、ソフトバンクって短期決戦になぜか弱くて、今回もまたリーグ制覇してもコケそうな悪寒(ニヤニヤ)。


ところで、これだけまざまざとパリーグの強さを見せつけられて、まだセリーグはちまちましたというのか一発狙いの野球をやり続けるんでしょうかねぇ・・・。もっとドラスティックな野球をやってもいいですよ。パリーグのように積極的に塁を狙うとか、徹底した分業制を敷くとか、繋ぐ意識を持たせるとか・・・
あ、中日がよくやっていましたか、そうですか(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月16日

早すぎないか?

明日からプロ野球は交流戦が始まりまして、楽天はKスタ宮城で巨人と、ロッテはQVCフィールド(千葉マリン)で中日と、日本ハムは札幌ドームでヤクルトと、ソフトバンクはヤフードームで広島と、オリックスは京セラドームで阪神と、そして西武は大宮公園野球場で横浜とそれぞれ対戦します。


その横浜、現在就任している尾花監督の留任が早くも決まりました
・・・いくらなんでも早すぎだろうと思ったわけですが、過去にヤクルトの小川監督代行(当時)が監督に昇格したのも結構早かった気が(苦笑)。他にも色々あるだろうし。

で、横浜の成績は今日現在11勝17敗1引き分けで、堂々の最下位(笑)。しかしながら、粘り強い野球を見せて最下位なものの踏み止まっているというのが正直な感想でしょうか。阪神や巨人といった他のチームもふがいないので、あっという間にAクラス・・・なんてこともしばしばあります。

でも、去年は横浜から新潟に移転するんじゃないかとか、監督そのものの地位も危なかったんじゃなかったとか様々なことを言われていただけに、留任決定は安心できるでしょうね。
・・・まぁ、地位が安泰になって安心されて定位置のままだと、ファンは安心できないしょうね(苦笑)。あのチームならなりかねない。


とりあえず頑張ってくれ、そして早いこと融資してくれ


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)TrackBack(0)

2011年04月21日

勝利の女神が右往左往

今年のプロ野球、当初は横浜が類い稀なるスタートダッシュを決め、「今年は違うな」と思わせたのもつかの間、あっという間に4連敗・・・というふうになって、「いつもの横浜が帰ってきた(笑)」と安堵してたら、今度は広島が覚醒しだしましたよ(爆)。
横浜と入れ替わるかのように、目下6連勝中。とても開幕連敗したようなチームとは思えません

どっちのチームも一長一短が激し過ぎるんですけど(苦笑)、共通しているのは、乗せると怖い点
横浜にはムードメーカーの森本・渡辺の両選手が、広島には絶対的エースの前田健太選手がいるので、彼らを乗せると急に強くなりますよ


それに引き換え、いまだ勝利の女神がやって来ないのが中日
・・・チーム打率2割を切ったんだって。ざまぁ(ニヤニヤ)。
去年ホームばっかチートテックな勝ち方するでたわ。
・・・と、今のうちに言っておこう(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 19:07Comments(0)TrackBack(0)

2011年04月16日

どうした、横浜!?

今週の火曜日からプロ野球がセパ共に開催されました。
一時はセリーグが某球団の会長(の独善的行為)によって強硬開催されそうになりましたけど、新井選手会長(阪神)の活躍で同時開催にまでこぎつけた経緯も大きくクローズアップされました。


そして、野球ファンの皆が待っていたと思われる今シーズン、えらいことが起こってしまいました
あの横浜ベイスターズが開幕戦勝利・開幕シーズン勝ち越し・4/16現在3勝1敗1分でAクラスになっています(阪神が引き分けの場合、同率1位になる可能性がある)
・・・ホントどうした?一体何があった?

開幕シーズンは、地元の放送局がテレビ・ラジオ中継をやっていたので、仕事場でラジオ中継をこっそり(横浜惨敗をニヤニヤ妄想しながら)聞いていましたが、結果は言わずもがな。とんでもねぇ試合してやがる。
スポーツ速報で見る限り、村田選手が全力疾走してるわ、ナインの雰囲気が妙に明るいわ、(投手陣が一部しっくりこない代わりに)打線がバカスカ打つわでまるで人が変わったかのよう

特に移籍組が大活躍してる。
既にフリーエージェントで昨年移籍を決めていたスレッジ選手、今年フリーエージェントで移籍した森本選手は日本ハム組で、今年岩隈選手残留の煽りで涙の移籍会見を行った渡辺直人選手は楽天から、今年オリックスから移籍し開幕投手を務めた山本選手、今年西武から移籍した大沼選手・・・と投打の軸ないし要がいい具合に機能しています。

楽天の奮闘ぶりに隠れがちになっていますけど、野球ファンにとっては大きな話題で、一昔前の広島よろしく、『春の珍事』だ、昨年の売却騒動を思い出して『球団売却のための布石』など様々な言葉が飛び交っております
まぁ、今年は中日が弱いのはほぼ確定のようなので、それだけで私には胸熱ですが、何か(ニヤニヤ)。


某サイトの管理人も驚きを持って迎えておりますが、一体この歓喜はいつまで続くのかも今年の野球では注目すべき項目になるんだろうなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 21:47Comments(0)TrackBack(0)