2021年04月08日

ナンチャンやんけ!

先日(4/7)行われたヴィッセル神戸×大分トリニータとの試合。前半11分にFC岐阜に所属していた古橋亨梧選手が決めたシュートが決勝点となり、そのまま逃げ切った試合になりました。
その時のシュートがこちら。





山口蛍選手が打ち上げたクロスを古橋選手がバックヘッドで合わせてシュートを放つという芸術的なものになりました。見ていてすごく美しい。


・・・そういえば、こんなシュートを見たことあったなぁと。そう、アレだ。あのシュートだ。
岐阜の難波宏明アンバサダーが現役時代に放ったバックヘッドのシュート。2017年9月16日のレノファ山口とのアウェイだった一戦。台風が来るんじゃないかと怯えながら開催を待っていた、あの日の試合。最終盤で決まった以外は決勝点だったのも共通なんだよね・・・。





この時は、小野悠斗選手が挙げたクロスをナンチャンがバックヘッドで流し込んだもので、あの時も書いたと思いますけど、一瞬時が止まったかのような瞬間を感じ取った、これまた泥臭いながらも芸術的なシュート。今でも好きなシュートの一つですし、岐阜時代で見て来たナンチャンのシュートシーンの中で一番好きなものでもあります。

実は、この日のスタメンに古橋選手も出ていたのです。もちろん最終盤のあのシーンも見ているはずで、もしかしたらあの日のシーンを思いながら打ったのではないかと思ってしまうくらい・・・ああ、ワイは病気ですな(ニヤニヤ)。
古橋選手が活躍する姿を見て、うれしく思いながらも少し寂しいと思ってしまうのよね・・・(泣)。


なお、岐阜は4/15まで活動休止となりました。4/11のアスルクラロ沼津戦も中止になりました。そんな中で輝く元岐阜の戦士達は、活動できないチームの中で暗闇に輝く希望の星々のように感じます。中でも古橋選手は一番星のように輝いていますわ。でも、どんな星でもいい、皆頑張ってくれよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2011年10月31日

ギネスを申請しなかった、その意外な理由

昨日のJ2、横浜FC×岡山の試合。カズこと三浦知良(かずよし)選手が所属している以外は、正直それほどぱっとしないこの試合は、思わぬ事態で大きく取り上げられることになりました。

こう着状態で進んでいた試合は、69分(後半24分)、岡山のDF(ディフェンダー)植田龍仁朗選手が、横浜FCのGK(ゴールキーパー)の関憲太郎選手がゴールキックしたボールをヘディングで返すと、思った以上に跳ねてしまい、目測を誤ったキーパーの頭を飛び越え、何とか追いついた時にはボールは既にゴールの中へ・・・。何と、センターラインを越えて放たれた超ロングヘディングシュートとなってしまったのでした。
そして面白いことに、この点が決勝点となって岡山が勝利するというふうにもなりました下位同士の試合なので、上位には大きな影響を与えませんが、思わぬ形で勝利を拾った岡山にとっては大きな1勝になったことでしょう。

このゴールがどのくらいの距離だったのかを測定したところ、何と57.8m。実は、この時ノルウェーで行われたサッカーの試合で57.3mの超ロングシュートが決まっており、こちらはギネス申請で動いたいたからです。


普通なら、よっしゃここでギネス申請・・・といきたかったところ。しかしながら、岡山はギネスを申請するのを辞めたのだそうです。

意地の悪い私は、サッカークラブ(特にJ2やJFL)が抱えているカネの問題だとばかり思っていました。これも意外かもしれませんが、ギネスに載せるのにもカネがかかります。確かギネスを審査する手数料だったかと思ったのですが、とにかく結構お金がかかるという話は聞いていました。その法外な値段を聞いて、申請者がギネスに申請するのを辞めたというくらいですから。
ちなみに、いくらなのかというと、日本語での申請の場合は1000イギリス・ポンド(約125,110円。1イギリスポンド=125.11円で計算(2011円10月31日現在))英語での申請はタダなのだそうだが、全て英語で書かないといけないのと、申請してから2ヶ月ほど待たされてしまうそうな。

閑話休題。
じゃあ、何で申請しなかったのか?その答えは意外なもの。
岡山広報や松田選手いわく、「相手のキーパーのこともあるんで」。
そう、相手の横浜FCの関選手のことを慮って申請は行わないのだそうです
・・・もったいない気もしますし、スポーツマンシップに則ったとも言えますが、日本人らしい理由だなと思いました。相手のことを立て、かつ慮って辞める。これは実に素晴らしいことだと思います。
・・・カネだカネだと思ってた私はてっきり汚れているなぁ(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(0)TrackBack(0)