2021年08月01日

土壇場からの金メダル

先程行われた東京オリンピックの男子100m決勝、イタリアからの新星ラモント・マルチェル・ジェイコブス(ヤコブス)選手が9秒80のヨーロッパ記録で優勝しました。その前の準決勝では9秒84という、これまたヨーロッパ記録を叩き出したものの、中国の蘇炳添(そ・へいてん)選手の走りが素晴らし過ぎて3位になってしまい、タイムで拾われた形での決勝進出だったのです。
その蘇炳添選手、準決勝のタイムは9秒83というアジア記録でトップ通過したものの、そこで力を使い過ぎて、決勝は9秒98で6位に終わっています決勝まで2時間しかないのに、そこで全力を使い切るのはリスキー過ぎるよねぇ・・・。ただ、そこまでしないと残れないと判断しての結果なのでしょうから、責めるのも酷だわね。

この男子100mはジャマイカのウサイン・ボルトさんがいない中での、ポストボルトは誰かを占うものとなったのですけど、彼のいないジャマイカ勢は準決勝で姿を全て消してしまい、実力者も力を発揮できないまま終わりました。対して、新しい力が伸びてきていることもわかった大会にもなり、アフリカ勢が徐々に台頭してきている感があります。


さて、その他行われた陸上競技では、女子三段跳びで世界記録が出ました
ベネズエラのユリマル・ロハス選手が、15m67の世界新記録で金メダルを獲得しました。6回飛んだ中で、2回世界記録かと思われる跳躍を見せたのですけど、踏み切り板を踏み越してしまい、ファウル(失敗)扱いになってしまったんですよ。そんなやきもきした中で見せた最後の跳躍が、三度目の正直になったと思うと、陸上競技は面白い


日本選手の活躍とはならなかった陸上競技ですが、全体を通して見てても面白いと思わせる種目は多々あると思うので、外国人ばかりと思わずに見てもらいたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:33Comments(0)