先日、リメイクされた「ベルサイユのばら」を見に行ってきました。大阪で行われた「ベルサイユのばら展」で劇場版の制作発表を聞いて以来約2年、ようやく日の目を見ることとなりました。映画館には、オスカル(右)とマリー・アントワネット(左)の並ぶ等身大パネルが置かれていました。
こちらは、パンフレット。久しぶりにパンフレット買ったなぁ・・・。
こちらは、来場特典でもらった複製原稿。池田理代子さんから渡されたような感じになり、なかなか凝っているなぁ。
中身は、まさかのドレス姿のオスカルの描かれたワンシーンの複製原稿だった。個人的にはレアなものだと思っています。で、見た感想ですけど、大阪のベルばら展で思っていた2時間でまとめられるかという不安に関しては、よくまとめたなぁ・・・と思いました。そして、かなりミュージカルチックな映画に仕上がっているなぁとも。宝塚の芝居を意識した作りになっているとも言えるくらいに、途中途中に挿入歌を挟む作風になっていました。
よくまとめたとはいえ、やはりカットされた部分が気になった。作品の核になるはずの「首飾り事件」がカットされてしまったようになっており、ロザリーが取って付けたような登場の仕方になってしまって、もったいないなぁと思っていました。それでも、先程も言ったように、よくまとめられているし、新キャスト陣の迫真の演技は目を見張るものがありました。何より豪勢なベルサイユ宮殿と貧窮にあえぐパリ市内のコントラストが、最新の映像ときれいなビジュアルで再現されたことにスタッフの気合いの入り方が感じられました。
端的に原作の内容を知りたい人には、この作品はオススメしたいですし、フランス革命が何だったのかを知るという意味でも悪くない題材でしょう。ただ、ミュージカルチックなシーンが頻繁に入るため、その手の作風が苦手な人には勧めにくいですね。
そして、原作に思い入れのある人は、出来る限り原作かテレビアニメを見て頂いた方が、精神的に安らぐのではないのかなと(ニヤニヤ)。よくできているんだけど、気になる人は気になる、ファンであればあるほどに・・・という作品でした。
先週、大阪の阪急百貨店うめだ本店で開催されていた「ベルサイユのばら展 ベルばらよ永遠に」を見に行ってきました。
で、写真が撮れるようになったのは、宝塚のあたりから。
こちらは、オスカルの近衛兵時代の衣装(左)とマリー・アントワネットのドレス(右)。
こちらは、懸賞幕ですね。2017年の大相撲初場所で掲げられたもので、最新刊の刊行の宣伝を兼ねたものでした。
何より一番驚いたのが、劇場版アニメの製作が決定したということ。作者の池田理代子さんも結構いい歳ですし、過去のキャストを揃えるのは、もう不可能ですからね。この展示会を行う少し前に、3月にアンドレ役を演じていた志垣太郎さんが亡くなっていたことが明らかになりましたし・・・。
劇場版のイメージイラストと言っていいもの。もう半世紀になるのよね・・・。
出る前にあった池田さん直筆のイラスト画。いいお歳なのに、線に迷いが全く無い。
こちらが、
最後は、土産代わりに買ってきた商品の紹介。
もう一方の「ベルサイユのばらカレー」は、フレンチビスク風のシーフードカレーで、キャニオンスパイス製造・ジュエリーカミネ販売となっていました。
なお、カレーを3個買ったら、専用の紙袋を頂けました。これは使えない(爆)。