2025年02月05日

映画「ベルサイユのばら」を見てきた

KYG03_20250201_075434983先日、リメイクされた「ベルサイユのばら」を見に行ってきました大阪で行われた「ベルサイユのばら展」で劇場版の制作発表を聞いて以来約2年、ようやく日の目を見ることとなりました。
映画館には、オスカル(右)とマリー・アントワネット(左)の並ぶ等身大パネルが置かれていました。



KYG03_20250203_195014848こちらは、パンフレット。久しぶりにパンフレット買ったなぁ・・・。



KYG03_20250203_195032649こちらは、来場特典でもらった複製原稿
池田理代子さんから渡されたような感じになり、なかなか凝っているなぁ。



KYG03_20250203_195247037中身は、まさかのドレス姿のオスカルの描かれたワンシーンの複製原稿だった。個人的にはレアなものだと思っています。



で、見た感想ですけど、大阪のベルばら展で思っていた2時間でまとめられるかという不安に関しては、よくまとめたなぁ・・・と思いました。そして、かなりミュージカルチックな映画に仕上がっているなぁとも。宝塚の芝居を意識した作りになっているとも言えるくらいに、途中途中に挿入歌を挟む作風になっていました。
よくまとめたとはいえ、やはりカットされた部分が気になった。作品の核になるはずの「首飾り事件」がカットされてしまったようになっており、ロザリーが取って付けたような登場の仕方になってしまって、もったいないなぁと思っていました。それでも、先程も言ったように、よくまとめられているし、新キャスト陣の迫真の演技は目を見張るものがありました。何より豪勢なベルサイユ宮殿と貧窮にあえぐパリ市内のコントラストが、最新の映像ときれいなビジュアルで再現されたことにスタッフの気合いの入り方が感じられました


端的に原作の内容を知りたい人には、この作品はオススメしたいですし、フランス革命が何だったのかを知るという意味でも悪くない題材でしょう。ただ、ミュージカルチックなシーンが頻繁に入るため、その手の作風が苦手な人には勧めにくいですね。
そして、原作に思い入れのある人は、出来る限り原作かテレビアニメを見て頂いた方が、精神的に安らぐのではないのかなと(ニヤニヤ)。よくできているんだけど、気になる人は気になる、ファンであればあるほどに・・・という作品でした。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2022年12月18日

大阪のベルばら展を見に行ってきた

SOG03_140258先週、大阪の阪急百貨店うめだ本店で開催されていた「ベルサイユのばら展 ベルばらよ永遠に」を見に行ってきました
ホントは、開店と同時に入って、ゆっくり見てからの・・・と思っていたのですが、思いっきり寝坊しまして(泣)。9時くらいに家を出て、お昼前に大阪に着きました。しかも新快速に乗って来たのに、前を走る貨物列車の遅れで、5分ほど遅れるというオマケ付(大泣)。


最初は、コミックスの振り返りのようなコーナーなんですけど、写真は一切NG。それでもオスカルの生涯一度しか着なかったドレスのきらびやかさにめまいがしそうになりました(笑)。そのきらびやかさとは真逆の人生、男のように生きながらも、女の幸せについて悩み、求め、翻弄される姿を振り返る中で見て、壮絶だなと改めて思いましたね。

ちなみに、私はアニメを2回見ていますが、コミックスとは少々設定やプロセスが違うのだそうな。それでもオスカルのたどった道(一生)が、いかに苦難でいかに激しいものだったのは変わらないと思っております。



SOG03_135016で、写真が撮れるようになったのは、宝塚のあたりから。


実際の舞台で使われた衣装で、アンドレ(左)とオスカル(右)のものです。



SOG03_135040こちらは、オスカルの近衛兵時代の衣装(左)とマリー・アントワネットのドレス(右)



SOG03_135815こちらは、懸賞幕ですね。2017年の大相撲初場所で掲げられたもので、最新刊の刊行の宣伝を兼ねたものでした。



SOG03_140115何より一番驚いたのが、劇場版アニメの製作が決定したということ。作者の池田理代子さんも結構いい歳ですし、過去のキャストを揃えるのは、もう不可能ですからね。この展示会を行う少し前に、3月にアンドレ役を演じていた志垣太郎さんが亡くなっていたことが明らかになりましたし・・・。
そうなると、全くの新しいキャストで挑むことになるでしょうけど、それより何よりあの作品を2時間なり2時間半なりにどうやってまとめるのかが不安で仕方ないです(汗)。
その劇場版の背景設定画。人物画もありましたけど、基本的には過去のアニメの時とほぼ変わらないのかなと。もう少し現代風になるのかなとか思っていましたから、これは意外でした。



SOG03_140124劇場版のイメージイラストと言っていいもの。もう半世紀になるのよね・・・。



SOG03_140146出る前にあった池田さん直筆のイラスト画。いいお歳なのに、線に迷いが全く無い。



SOG03_140340こちらが、以前紹介した「マリー・アントワネットのティアラ」
いやはや、うっとりするくらいきれいだわ。



SOG03_081056最後は、土産代わりに買ってきた商品の紹介。


最初は「ベルサイユのばらカレー」のビーフカレー版。こちらはベル食品の製造になります。販売はジュエリーカミネになっていました。王妃様のお気に入り・・・って、当時カレーなんてあったのか(苦笑)?



味に関しては、コク深いカレーでしたけど、中辛という割には辛さはほとんどないふうでしたね。キャラものの商品は、味はイマイチのことが多いんですけど、この商品に関しては、まぁまぁ美味いものになっていました。


SOG03_081107もう一方の「ベルサイユのばらカレー」は、フレンチビスク風のシーフードカレーで、キャニオンスパイス製造・ジュエリーカミネ販売となっていました。
『一口食べるとそこはフランス』という文言と「バスティーユへ!」と叫ぶオスカルのりりしい姿が印象的なパッケージですね。
アサリ・エビをベースにし、白ワインで風味付けしたビスク風スープ・淡路島産の玉ねぎを使ってじっくりソテーしたもの・オリジナルブレンドのハーブとスパイスを入れ、トマトの酸味と生クリームでコク付けまで施された、結構贅沢なカレーだぞ、これ。さすが池田理代子監修(ニヤニヤ)。



こちらは、確かにコク深い。海産物の風味が極めて強いコクとなり、中辛とありながらも全く辛くなく、むしろトマトの酸味が生きたものになっていました。でも、これはカレーじゃないだろうとさえ思える味わいカレーの味ではあるんだけど、カレー風味のドロッとしたスープかと思えるほど。でも、ご飯にはちゃんと合うのだから不思議。さすが池田理代子監修(ギャハ)。


SOG03_185835なお、カレーを3個買ったら、専用の紙袋を頂けました。これは使えない(爆)。



大阪は、この展示会以外にも少し回ってきました。それ以外にも行きたい場所がありましたけど、時間が全く足りなくなってしまったので、今回は大阪だけになってしまいましたとさ。後日、展示会以外の場所は、どこに行ったのかを紹介しようと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2022年12月01日

これは新たな首飾り事件が起こりかねない!

値段が値段だもの!<語り詐欺のネタになるわけないでしょ、縁起でもない!


さて、11/30から、大阪の阪急百貨店の阪急うめだ本店にて、「ベルサイユのばら展」が開催されています。12/12まで行われているのですけど、その中で「マリー・アントワネットのティアラ」が販売されることとなりました。そのお値段が、税別で1億円だそうな(汗)。税込なら1億1000万になるんだって。
ダイヤといった宝石やパールが方々に散りばめられたものになっておりますが、一番目立つのは、中央にあるガーネットコイツだけで83.12カラットもあるのだそうな。そして、ダイヤは合計10.21カラット、パールは全部で17個使われており、最大で12.3mmあるのだそうな。

・・・だいたいだな、我々は明日のパンさえ買えないというのに、なぜ王妃はこんな贅沢をするのだ!<パンが無ければ、お菓子を食べればいいじゃない。
・・・あ、王妃のセリフじゃないですよ。『ある女王』のセリフですから、ソイツは(ニヤニヤ)。そもそも、今回のティアラは王妃がお買い上げしたんじゃないんだ(ギャハ)。
しかし、これだけきらびやかだと、デュ・バリー夫人の首飾り事件よろしく、バラバラにされて売られて、ロンドンに高飛びされないかねぇ(ニヤニヤ)?
・・・さすがにそんなことは無いと思いますので、いい人に買われることを心から願いましょう


この「マリー・アントワネットのティアラ」も「ベルサイユのばら展」で展示されているとのこと(展示終了後に購入者には渡されるとのこと)。その他、主人公のオスカルがたった一度だけ女性として舞踏会に参上した際に着たドレスを再現(作成)した他、貴重なマンガの原画・宝塚歌劇での「ベルサイユのばら」やテレビアニメでの「ベルサイユのばら」の作品紹介も行っております。元宝塚歌劇団の方のトークショウも行われるんだって。


・・・12/12までなら、12月の第2週の週末(12/10・12/11)は、「青春18きっぷ」が使えるから、行ってみようかしら?

なお、「ベルサイユのばら展」は来年の4/18から高知県立文学館でも開催予定になっております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)