2015年12月25日

退化してるのに

任天堂は、2016年2月27日に「ニンテンドー2DS」を販売することを発表しました。
「ニンテンドー2DS」は、既に発売している「ニンテンドー3DS」の劣化版とも言えるバージョンで、2013年より欧米で販売していたものを日本へ逆輸入する形になりました。
特徴として、3D機能を廃している点とストレートタイプになっている点で、2D機能でありながら両画面になっています。さしずめ折り畳みのできないDS(ただし性能としてはDS以上)と思えばいいのかもしれません。音声はモノラル(イヤホン接続時はステレオ)、無線LAN機能やカメラ(前面と背面)も搭載しております。なお、スリープモードにしたい場合は、本体にあるスリープボタンを押せば対応可能とのこと。

今回販売される本体はスケルトン仕様の赤・緑・黄色・青の4種類で、同色の「ポケットモンスター」(GB版初代。黄色は「ピカチュウ」バージョン)がセットで付いてきます
販売店舗はポケモンセンター・ポケモンストア(通販サイトのAmazon.co.jp含む)・イオン・トイザらス・TSUTAYA限定となっております(ただし青のみポケモンセンターとポケモンセンター・ポケモンストア(通販サイトのAmazon.co.jp除く)で販売)になっております。


これねぇ、正直日本で売れるかと思っていたんですね。実際のところ任天堂も懐疑的だったらしく、当初は日本での販売は未定という扱いでした。ただ、今回値段が1万円以下になっているので、子供向けには最適だと思います。しかも初代とはいえポケモンが付いてくる当時の子供達は初代ポケモンを3DSになった状態でしか知らないと思うので、当時の作品を知るいい機会になるでしょうし、当時子供だった大人達への訴求もバッチリだと思います。


ただ、以前同じような形で売ったGBAの簡易型本体「ゲームボーイミクロ」はコア層に売れた以外はさっぱりだった経緯もあるので、今後そうならない対策を打てるのかがポイントになるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)