2022年07月03日

これは天国のノムさんも驚愕&ニッコリ

東京ヤクルトスワローズが昨日の横浜DeNAベイスターズ戦を2-1のサヨナラ勝ちをしたため、DeNAの自力優勝が消滅。これに伴い、ヤクルトにリーグ優勝へのマジックナンバー53が点灯しました。

今年のヤクルトは去年以上に強く、連敗をほとんどしていません。加えて、敗戦に追い込まれた・・・と思ったら、中終盤で驚異の粘りを見せ、逆転勝ちになるケースも多く見られます交流戦も優勝したため、無類の強さとも言えるでしょう。
ひとえにヤクルトの村上宗隆選手さまさまでしょう。今年は大当たりになっており、既にホームラン29本と一昨年(20020年)の成績を越え、このままいけば昨年の成績(ホームラン39本)を軽く超えて50本以上も射程圏内に入るでしょう。また打点王もほぼ確実、打率も3割を維持できれば、打率王も狙えるところに収まるかもしれません(現状は5位)


さて、昨日点灯した優勝マジック。実はセリーグの最速記録だけでなく、プロ野球全体で見ても最速の点灯記録になったのです。
これまでのセリーグの優勝マジック点灯の最速記録は2003年の阪神タイガースで、7/8に記録したマジック48でした。星野仙一元監督が指揮した時で、ぶっちぎりの優勝を果たしたものの、福岡ダイエーホークス(後の福岡ソフトバンクホークス)に3勝4敗と惜敗し、シーズン終了後に星野元監督が勇退を発表しています。
そしてプロ野球最速記録だったのが、1965年の南海ホークス(後の福岡ソフトバンクホークス)この当時は1シーズン制で行われ、7/6に優勝マジック62が点灯しました。戦後の南海を支えた鶴岡一人元監督の指揮の下、前半は超特急で駆け抜けたものの、マジック点灯後に失速何とか優勝はしたものの、後にV9を達成することになる読売ジャイアンツの黄金期を演出する事態になってしまいました。このことがきっかけになったのか、鶴岡元監督は勇退することになったものの、後任監督になった蔭山和夫元ヘッドコーチが急逝したため、鶴岡さんが監督業に復帰することになります。
この年大活躍したのが野村克也さんで、三冠王に輝きました。ある意味、自身の活躍によって最速でマジックを点灯させたを自負していたでしょうから、今回のマジック点灯劇を見たら、驚きながらも『教え子』である高津臣吾監督にニッコリしながら賛辞を贈っていたのではないかと思います。つくづく亡くなってしまったのが惜しいと思う事態です。


このまま走り抜けるのか、途中失速するのか、クライマックスシリーズで何かが起こるのか。クライマックスシリーズの優勝が決まるまで、目は離せないと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 09:19Comments(0)

2016年09月26日

日本ハム、遂にマジック1に

月曜日なのに、パリーグは試合が行われておりました。東北楽天ゴールデンイーグルスと埼玉西武ライオンズは試合が無かったものの、かつてのマンデーパリーグを思わせますね。
しかも今日行われた試合が、オリックス・バファローズ×北海道日本ハムファイターズと千葉ロッテマリーンズ×福岡ソフトバンクホークス優勝に向けて死力を尽くしている2球団の絡んだ試合だったのです。


先に試合が終わったのはオリックス×日本ハム。日本ハムは6回までに4点を稼ぎ、オリックスの投手陣が崩れたこともあり、楽勝ムードが流れていたものの、オリックスは徐々に追い上げ、一時は1点差になるかと思われました
しかし、6回裏の1点差になるかと思われたオリックスの1点は、ビデオ判定によりアウトとなり、再び2点差になりました。
このビデオ判定になったプレイは、鍵谷陽平選手が西野真弘選手の投ゴロをファンブルし、何とか捕手の大野奨太選手に投げたものの、少し送球がそれる事態に。それを大野選手が何とか抑えて、走者の吉田正尚選手をブロック→タッチ・・・という流れ。この時のタッチがホームインよりも遅かったのではないかということで、主審は得点にしたのでしょう。しかし、ビデオ判定で見たら、明らかに大野選手のブロックが早いしきちんと防いでいますコリジョン(衝突)ルールでもアウトになっていたでしょう。

このプレイが勝負の分かれ目になったのでしょう。その後のオリックスは1点を返すのがやっと。日本ハムの打線が復調し始めていたオリックスの投手陣に抑えられていたのにです。まさに、日本ハムは産みの苦しみを味わったかのように、3-4で何とか勝ちました


一方ロッテ×ソフトバンクはというと、松田宣浩選手のタイムリーで先制、本多雄一選手のホームランで追加点を挙げ、今シーズン調子の悪かった先発の攝津正選手が粘投を見せていたものの、3番手の岩嵜(いわさき)翔選手が捕まり、中村奨吾選手の2ランホームランで同点に追い付かれます
その後双方決め手に欠いたまま延長戦に突入。しかし10回裏に5番手のスアレス選手が乱調
岡田幸文選手がヒットで出ると、加藤翔平選手の送りバントを1塁の内川聖一選手が処理に手間取り、フォローしたスアレス選手も1塁に悪送球し、傷口をさらに広げます。角中勝也選手は敬遠、デスパイネ選手を遊ゴロに打ち取り、1アウト満塁になったところで、選手会長の鈴木大地選手がサヨナラヒットを放ち3-2今年のロッテの戦い方を象徴する劇的な逆転勝ちで、ソフトバンクの再逆転優勝への勢いを止めました。

これで日本ハムのマジックは1明日の西武プリンスドームで行われる埼玉西武ライオンズ戦で決められれば優勝。もしくは今日と同じカードになるロッテ×ソフトバンクでソフトバンクが負ければ、日本ハムが勝っても負けても優勝が決まります


苦しい試合は早く終わらせ、クライマックスシリーズに向けて調整を計りながらの試合をしたいものです。双方死力を尽くしての試合展開は、今後の選手の割り振りにも影響を与えることでしょう。できれば、明日決めてほしいものです。


頼む、吉川光夫選手、明日は先発で決めてくれ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)TrackBack(0)

2016年09月25日

もはや大谷さまさま

今日、北海道日本ハムファイターズは札幌ドームで東北楽天ゴールデンイーグルスと、福岡ソフトバンクホークスは西武プリンスドームで埼玉西武ライオンズと戦いました


ソフトバンクはバンデンハーク選手を立てて必勝態勢で挑んだものの、そのバンデンハーク選手が大誤算5回6失点と散々な結果に。その後ソフトバンク打線が追い上げたものの、万事休す7-5で惜敗となり、これで日本ハムのマジックは確実に1つ減ることとなりました。

一方日本ハムは先発の高梨裕稔選手が粘投するものの、7回表にルーキーの足立祐一選手にタイムリーを浴び先制されます。しかし、8回裏に大谷翔平選手が楽天のミコライオ選手からタイムリーを放って同点。延長戦に持ち込みました。
このまま引き分けになるかと思われた11回裏、楽天の福山裕稔選手の球が暴投となり日本ハムが拾い物のサヨナラ勝ち(2-1)に。奇しくも先制点を取ったルーキーの捕手の足立選手が捕れなかったことで招いたものでした。


これで、日本ハムは自力でもマジックを減らし、3に。早ければ、9/27に行われる西武戦(西武プリンスドーム)で決められるのですが、そこまで上手くはいかないでしょう。負けたとはいえ、ソフトバンクは脅威ですし。

そして、ここ数試合で感じたのは、大谷選手が打者で出てくれた時は勝てると感じることが多くなったこと。昨シーズンは打者としての大谷選手は、それほど良くなかったけれども、今シーズンは打者として救われる場面がいくつもありました投手としての大谷選手も、マメを潰すまでは大活躍だっただけに、二刀流が結果としていい方向に働いてくれた、そう思ってならないですね。


残り試合も少ないので、できるだけ早く日本ハムは優勝を決めたいです。その後のクライマックスシリーズのことを考えると、早い段階でソフトバンクの勢いを削いでおきたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)