2023年11月06日

2つのマッサマン

現在、松屋とCoCo壱番屋で「マッサマンカレー」を展開しています。同じカレーを別々の店で展開するのは珍しいことです。一方はカレーを販売する牛めしの店で、もう一方はカレー専門店。どんなふうに味を示してくれるのか。楽しみではありました。


SOG03_135423まずは、松屋の「マッサマンカレー」日本に「マッサマンカレー」を広めたきっかけを作ったメニューですね。
実は、今回のカレーは3度目(だったはず)2度目の時に食べているので、詳細は割愛します。



ただ、言えるのは、ココナッツミルクによる甘めの味付けに、コク深い風味とじんわり来る少しの辛さが、後を引く味わいになっている。具も大きい。じゃがいもと鶏肉だけなのだけど、食べごたえは十分。やっぱり、松屋の「マッサマンカレー」は美味かった


SOG03_141940そして、CoCo壱番屋の「マッサマンスパイスカレー」スパイスカレーの一種として販売しており、10月以降売り切れ次第販売終了とのことなので、食べられるか心配でしたけど、何とかなった。
シナモンとクローブを中心としたスパイスに、じゃがいも・鶏肉・いんげんといった具材が入ってます



ただ、味は松屋のものとは真逆。
スパイスの部分が強調されているため、マッサマンカレーの特徴であるココナッツミルクの甘さが吹き飛んでしまっていて、ただ辛味のあるいつものカレーに近いものになってしまっている。頼めば出てくる甘口ソース(はちみつが主の甘口な味わいのソース)を入れないと、その味に近づけるかも怪しいほど。
具の大きさは、松屋と変わらないし、味もそんなに違いはない。大きく違うのは、スパイスが入っているのと、いんげんが具として入っているのと、付け合わせ(「大根と生姜のピクルス」)がある点くらい。だからこそなのか、松屋は現地に近い味を日本人向けにアレンジしたのかもしれないが、CoCo壱番屋は現地の味を自分達の店のアレンジにしてしまった感があると思いましたね。
正直、また食べたい味では無かったいつも出しているビーフカレーかポークカレーの味わいをベースにする限り、「マッサマンカレー」もいいふうになるとは思えないし、奇をてらってスパイスなんてアレンジもいらなかったんじゃないかなと。


ゆえに、圧倒的に松屋のものを支持したいCoCo壱番屋は普通のカレーなら美味いけど、今回のような普通のカレーをベースにし、アレンジして作るカレーはダメだわ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)

2021年10月01日

世界で一番美味しいカレーを食べてきた

SHV47_1593こちら、松屋で販売中の「マッサマンカレー」店舗前に立っているのぼりには「マッサマン」とデカデカと書かれていたので、びっくりした方も多いのでは。
マッサマンカレーとは、タイ南部で食べられているカレーで、タイカレーの一つでもあります。日本では、松屋の限定メニューで広まったとされ、今回の展開は再販という形になります。最初の時は食べてないんだよね。
なお、レトルトではヤマモリのタイカレーシリーズでラインナップしており、いつでも食べられるようになったのかなと。

特徴として、鶏肉とじゃがいもという組み合わせがあり、日本のカレーなのかなと思わせるところもありますが、ココナッツミルクを使っているので、ああタイカレーだという現実に引き戻されます(笑)。



昨今鶏肉が値上がりになっているというご時世なのに、大きな鶏肉がグリルされてゴロゴロ入っているのを見て、この値段(単品で610円、セットだと730円)で売られていることに脅威を感じました。もちろん食べ応えが悪いわけがなかろうに。そしてほぼ同じ大きさのじゃがいもも食べ応え満点。これだけで満足感が十分・・・と言いたいところですけど、それと反比例してしまったのか、店の人間のミスなのか、汁気が少し足りない(苦笑)。汁の部分もココナッツミルクが利いた甘めの味付けながらもスパイシーな部分もしっかり出ていたので、美味しいからこそもったいない。


やはり、ムーブメントを作り出した商品というのは伊達じゃなかった。是非とも頂いてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)

2014年12月04日

マッサン?

違いまんがな(ニヤニヤ)。
確かに今NHKで「連続テレビ小説 マッサン」がやってるからって、そういうシャレで出してるわけじゃないだろうに。


【ケース】【12個入】日清 カップヌードル マッサマンカレー ビッグ
というわけで、今回紹介するのは、日清食品から発売されている「カップヌードル マッサマンカレー ビッグです(クリックすると12個入りが購入できます)。
タイ南部のカレーであるマッサマン(正式にはゲーン・マッサマン。マッサマンカレーと称することも。ちなみに、ゲーン・マッサマンとはタイ語でムスリムの汁物の意味)をベースに作られたもの。このマッサマンというのは、世界で最も美味しいカレーなのだそうな。
タイ南部というと、タイ王国の中でもイスラムの影響が強い地域。それゆえに自治権を求めて内紛が起きていた時期もあったそうな。

見た感じは、日本のカレーに近い気がするんですけど、味はいかに。



その味は、タイカレー特有の香辛料の風味はあまりなく、かつ辛味もあまりないふう。それでいて甘味や旨味といったコク深い風味も味わえますね。すごくいいハーモニーを奏でていると思います。

しかし、カレーの色といい味わいといい、どうも日本のそれに近いんですよね。日本人の舌に合わせたとも言えるわけですが、残念ながら本場の味(レトルトなどで日本のメーカーも作っているそうな)を知らないので、何とも詳細な評価を下せないわけです。けれども、食べてみればわかる。これは日本のカレーに近いわ。
ただ、世界で一番美味しいというのは伊達ではないですね。一度食べてみてほしい一品です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)TrackBack(0)