2020年03月29日

アージュ、コミケ中止でおかしくなった?

先日、コミックマーケット98が新型コロナウイルスの影響で中止となりました。代替開催(オリンピック延期で空いた夏)も行う予定は無いとのこと。ただ、書籍版のカタログは諸事情で作ってしまったそうなので、販売されるとのことです。支援目的とコレクターズアイテム、そしてプレミアムが付く可能性もあるので買うという人が増えるかもしれませんね。


ところで、そのコミケ中止で煽りを受けたのは、運営や個人サークルだけではありません企業ブースを出す関係者も影響を受けています。その中の一つ、アージュはコミケ中止である企画を打ち出しました
コミケエイドと銘打ったその企画、ネット上で行うオンラインイベントとして開催されます。
内容は今後発表予定なのですが、それでもある内容は公表されました。それは、アージュや今回メインで出展する予定だった「マブラヴ」にゆかりのあるサークルおよび関連作品などの同人誌を出しているサークルの支援です。例えば、今回のコミケで同人誌などを頒布する予定だったサークルの宣伝や通信販売の代行などです。
しかし、本当に驚くのはこれから。実は、『アージュや今回メインで出展する予定だった「マブラヴ」にゆかりのあるサークルおよび関連作品』というのの懐がかなり広い、いわばガバガバなのです(苦笑)。
例えば、「マブラヴ」にゆかりのある「進撃の巨人」(作者が「マブラヴ オルタネイティヴ」の影響を受けたことを認めている)の同人誌アージュがパロディした作品(「聖闘士星矢」や「頭文字(イニシャル)D」など)もさることながら、名前が似ているからOKという理由で通ったりするというガバ・・・もとい、こじつけ万歳の支援もあるのだとか(ニヤニヤ)。
同人活動も現状大変な人がいることでしょう。その点でも支援できる懐の深さもさることながら、企業として大変な中で支援する姿勢を見せたアージュには、本当に頑張ってほしいです。PCゲーム業界は厳しいそうですからね・・・。アージュは色々手掛けているとはいえ。


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Posted by alexey_calvanov at 22:40Comments(0)

2016年01月04日

レコゲー2016 1月 携帯ゲーム機編

レコゲー、ここからは携帯ゲーム機編です。
携帯ゲーム機も据え置き機と同様に1月の半ばまで新作の発売がない状況。ゆえにこちらも年末商戦までに出ている作品と中古の動向がカギになってきます。
そのため、注目作も少なめ。まずは3DSから。


3DSでは唯一ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ」(★)のみの紹介になります。
2014年にWii Uで発売した「ゼルダ無双」のアレンジ版とはなっているものの、作品内容としてはWii U版の後日談となっています。
「ゼルダの伝説 風のタクト」が新ステージの舞台になった他、新キャラの追加や新要素・新システムの追加が施され、Wii U版との連動も行えるようになりました。
TEAM NINJAが今作も関わっているので、一騎当千のアクションにスタイリッシュさも加わった、携帯ゲーム機では贅沢に感じられる作品になることでしょう。


続いては、PS Vitaの注目作紹介。


最初は、マブラヴ」と「マブラヴ オルタネイティヴ」(共に★)
大元は「マブラヴ」は2003年に発売、「オルタネイティヴ」は2006年に発売されたPC版。コンシューマーへの移植は共に2011年のXBOX360が最初で、翌年PS3で発売されました。
今作では、PS Vitaの画面上のタッチやスワイプでメッセージの表示速度やゲーム設定を変更できるので、より直感的な操作で変更可能です。
シリーズ初の携帯ゲーム機化。PSPにも移植されなかったので、待望としていた人も多かったことでしょう。またダブルパックも発売予定なので、今までプレイした人だけでなく、これから初めてプレイする人にも遊びやすくなっています。

もう一つは、「ダライアスバースト クロニクルセイバーズ」(★)。
2010年にタイトーで稼働していた同作品の移植版。既にタイトーがコンシューマーゲーム事業をスクウェア・エニックスに譲渡していた関係で、KADOKAWAのグループ企業からの開発(キャラアニ)・発売(角川ゲームス)になります。
新要素としてはオリジナルモードの設置・新ミッションの追加が施され、このうちオリジナルモードになるCSモードには新敵やZUNTATA制作の新曲も収録されます。
なお、PS4・Windowsでも発売されますが、ダウンロード展開のみになるので注意。


携帯ゲーム機編 結論
据え置き機と比べてもさらに状況は厳しい模様。全体的に(一部を除いて)小粒になっているので、据え置き機以上に年末商戦の商品と中古頼りになってしまう感が見受けられます。


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2012年10月02日

レコゲー2012 10月 据え置き機編②

レコゲー、今回は各ハードの注目作の紹介です。今回はPS3から。


まずPS3最大の注目作でもある時と永遠~トキトワ~
ゲームとしては初となる手描きのハイデフアニメーションで全編届けられる3DRPGになっています。
開発はイメージエポック、イラスト(キャラクター原案)はVOFAN、アニメーション制作はサテライト、サウンドは古代祐三さん、そして主題歌はMay J.が担当しているとても豪華なものになっています。
二重人格を持つ主人公が、結婚式に襲撃した人物の正体を暴くため、自身が持つ時間跳躍能力を利用して過去の世界に飛び立つというもの。
バトルモードは非常にシンプル。二重人格を利用して長銃使いのトキと接近戦を得意とするトワを上手く使い分けていくことで難局を乗り越えていきます。トキはタイミングバトルでもあるので、難しい操作が苦手な人でも大丈夫な設定になっています。
昨今、日本の作品に元気がないと言われている中、久しぶりの期待作据え置き機の今後を占う上で重要になってくるのではないかと思います。

もう一つは、マブラヴマブラヴ オルタネイティヴ
どちらもPCからの移植(「マブラヴ」は2003年、「マブラヴ オルタネイティヴ」は2006年)になり、2011年にX様に移植された経緯があります。
基本的にはX様版のものと同じものになっていますが、「マブラヴ オルタネイティヴ」のみ新要素が加わっており、ゲームプレイ中に開放されるPREMIUMの中に、イベントグラフィックが観賞できるALBUMが追加されています
まだ遊んでいない人には、今冬「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」が発売予定なので、その作品を遊ぶための予習という意味での購入もいいのかもしれません。


次回はX様の作品紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 22:24Comments(0)TrackBack(0)

2012年07月07日

夏の新アニメ2012 その4 トータル・イクリプス

夏の新アニメ、4回目はPCゲーム「マブラヴ」・「マブラヴ オルタネイティブ トータル・イクリプス」からのスピンオフ作品である「トータル・イクリプス」です。
このスピンオフ、元々は雑誌のコーナー(小説)から展開されたものですが、マンガやラジオ放送(文化放送で放送されている「ラジオ トータル・イクリプス」(現在は「Super a-hour」の一つ))でも展開され、マルチに広がっています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


1958年火星で発見された地球外生命体BETA(Beings of the Extra Terrestrial origin which is Adversary of human race、つまり「人類に敵対的な地球外起源生命」)は、1967年に月で初接触して以来、人類との戦争が継続的に行われており、人類は防戦一方かつ多大な犠牲者が出ていた
BETAの侵攻は止まらず、1973年には地球降下を許してしまう。1998年には日本に侵攻、2001年にはユーラシア大陸のほぼすべてを掌握されるに至った。

京都の衛士(戦術機のパイロット)養成学校生だった篁(たかむら)唯衣は、帝国斯衛軍の一員としてアラスカの基地に新計画の遂行責任者として派遣されることになった。



というふう。


今回は篁の衛士養成学校生時代の話。世界の情勢を語りながらの進行だったため、それほど大きなヤマはない。でも、この後の凄惨な場面が流れる(恐らく次回になると思われ)前の嵐の前の静けさかと思えば、ヤマのない展開は造作もないのかもしれない。

メインストリームになるアラスカでの話はこれから先になりそうなので、今この段階での判断は難しいものの、今のところは平穏で平坦な感じですね。


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月03日

レコゲー2011 10月 据え置き機編③

レコゲー、3回目はX様とWiiの作品紹介です。
X様で出す単独作の場合は、どちらかというとコア向けの作品になっているなと思います。対してWiiで出す単独作の場合は、万人向けの作品になっているかと思えてなりません。


そのコア向けのX様で最有力なのは、マブラヴマブラヴ オルタネイティブ
「マブラヴ」は2003年、「マブラヴ オルタネイティブ」は2006年にPCで発売された18禁作品で、後に全年齢版が2006年に発売されています今回の作品は、どちらも全年齢版をベースにしたものになっています。
同じ会社から発売されている「君が望む永遠」の間接的な続編(舞台設定と登場人物は同じなだけという意味)で、当初は「マブラヴ」と「マブラヴ オルタネイティブ」は一本の作品として発売される予定だったものの、度重なる発売延期と膨大な内容によってやむなく分割せざるを得なくなったという経緯があります。
作品としては、「マブラヴ」が学園モノのコメディ作品なのに対し、「マブラヴ オルタネイティブ」はシリアス展開なハードコアな作風になっています。
X様移植にあたり、画像のハイデフ化とBGMのリチューン、そして栗林みな実さん(「マブラヴ」)・JAM Project(「マブラヴ オルタネイティブ」)の新主題歌が収録されています。
圧倒的なシナリオのクオリティの高さでユーザーから最高傑作と絶賛された作品でもありますが、修整パッチ配布後や全年齢版では緩和されているとはいえ、ショッキングでグロテスクなシーンがあるのもまた事実。人を選ぶ作品でもありますが、一風変わったっギャルゲーを楽しみたい人や熱血ゲームをやってみたいと思う方にはオススメです。
なお、「マブラヴ」→「マブラヴ オルタネイティブ」の順でプレイすることが公式に推奨されています。また一気に楽しみたいなら、マブラヴ ツインパックの購入をオススメします。

続いては、黄金夢想曲X
元々は同人作品として2010年の冬コミで発売されたものの移植で、「うみねこのなく頃に」のキャラが『推理バトル』と称する対戦格闘を演じるものになっています。
システムとしては、共通した体力を持ったタッグバトル制になっており、入れ替わりながら戦うというふうになっています。入れ替わって休んでいる相手はSPゲージという必殺技が繰り出せるゲージをためることができます。
言葉攻め的な感じであった「うみねこ」のバトルを格闘に昇華したのはある意味斬新ではあります。移植に伴い、譲治(じょーじ)・楼座(ろーざ)・朱志香(じぇしか)の3人が追加されているので、狂気の沙汰度合いが更に増します(笑)。


対してWiiはお子様も安心な作品ばかりで一安心(苦笑)。中でもライトからコアまで遊べる作品は任天堂の真骨頂ですね。

その一つが、星のカービィ Wii
カービィシリーズとしては記念すべき20本目の作品。不時着した船をパーツを集め、船を直すのが目的になっています。
今作では久しぶりに敵であるデデデ大王やその配下であるワドルディが、そしてシリーズを通じて初めてになるカービィのライバルであるメタナイトも仲間に加わってくれます。そのためか、彼らをプレイヤーにして4人同時プレイが楽しめる作品にもなっています(従来通り色違いカービィでのプレイも可能)
基本はオーソドックスなコピー機能で難関を切り抜けるというもの。仲間になる他の3人はそれぞれの武器(デデデ大王はハンマー、ワドルディはやり、メタナイトは剣)を使って進めていきます。

もう一つは、JUST DANCE Wii
お手本に合わせて振付けを行うダンスアクションゲームで、元々は欧米で販売されていたもの。その欧米ではシリーズ化されており、そのスピンオフ作品が「マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス」なわけです。
日本発売に際し、収録曲を大きく変え、洋楽よりもJ-POP・K-POPメインの楽曲リストになっています。
ダンス好きな人や、エクササイズをしたい人(エクササイズモードが収録されている)にもオススメです。


次回はPC作品の紹介。


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)TrackBack(0)