日本ハムで昨年活躍し、本塁打王まで獲得したミチェル・アブレイユ選手が同球団から契約解除されたことを明らかにしました。
元々、キューバ出身だったアブレイユ選手はコスタリカに亡命後、AA(ダブルエー、ツーエー)やAAA(トリプルエー、スリーエー)・メキシカンリーグで活躍し、2013年に日本ハムの入団テストを受けて合格しました。
入団当初はネタ選手なんて揶揄する人もいましたが、どっこい日本の野球に順応し、遂にはクリーンナップの一角を担うところにまで成長し、その年は31本でパリーグ本塁打王(1年目の外国人選手の本塁打王獲得は史上3人目)となりました。
今シーズンも彼の仲介で入団したフアン・ミランダ選手と共に活躍するだろう・・・と思っていたら、腰の部分が痛いということで登録抹消。結局は腰椎ヘルニアと腰痛の悪化で、7月に復帰したもののすぐに再抹消となり、回復の見込みが立たないことから、契約を解除することとなりました。恐らく双方が合意の上で解消となったのでしょう。
今後はウェーバー公示されてフリーエージェントとなり、自由に移籍ができるようになるとのことだそうです。
しかし、今シーズンはもっと活躍してくれるだろうと思っていたので、非常に残念です。もう1年とも思っていたのですが、思った以上に腰の状態は悪いってことなんでしょうね。アブレイユ選手のメッセージを見る限り、円満に解決したのだと思うと、よかったと思う反面、寂しいものがありますね。
ファンからも「アブちゃん」とか「アブさん」と呼ばれていた人気者だっただけに、本当に今後の活躍に期待したいものですし、今後の半生に幸あらんことを願います。
お疲れ様でした。そしてありがとうございました。また何らかの形で日本の野球に帰ってきて下さい。