2019年04月30日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その4 最悪の事態は免れたか

FC岐阜、4/28に栃木県グリーンスタジアムにて栃木SCの試合が行われました。
4月いまだ勝ち無しの岐阜、ケガ人が相次いでいるのも相まって、この暗いトンネルをいつ抜け出せるのかわからないまま、4月最後の試合を迎えてしまいました
相手の栃木も調子が悪い。しかし、1分3敗と1つの引き分けを持っているだけマシな状況。ただ、栃木はいまだホームで勝ちが無い状況平成最後のホームゲームということもあって、勝つという思いはひとしおでしょう。
なお、岐阜の順位は21位、栃木の順位は20位『裏天王山』と言われても差し支えない戦いでもありました(最下位は鹿児島ユナイテッドFC)


SHV39_4807栃木県グリーンスタジアムの最寄り駅は宇都宮駅なのは相変わらず。東口に向かう途中には、歓迎のプリントが貼ってありました。



SHV39_4808・・・なんだこんだけかと思った方、残念でした。
東口の端には、大型ビジョンがあり、その下にも歓迎のお言葉が。その隣には、栃木SCとB1リーグの栃木ブレックスの大型ボードがありました。



SHV39_4813現在の宇都宮市のトピックと言えば、LRT(ライトレールトランジット、つまり路面電車)の開業
1990年代から模索され、根強い反対運動も起こったものの、最終的には第三セクターでの運行が決定2022年の運行開始に向けて、調査と工事が行われています。



SHV39_4814先程の写真とこの写真は、開業するLRTの車両。黄色をメインにした色合いになっており、コンパクトな列車になっております。ちょっと近未来的かな?



SHV39_4809先程の宇都宮駅東口にも、このようなPRプリントが貼られておりました。



SHV39_48102022年に開業するLRTの全長は14.6kmで、宇都宮駅から隣町になる芳賀(はが)郡芳賀町にある本田技研の工場まで敷設されます。将来的には、宇都宮駅の西口から先の延伸計画もあるとのこと。

このLRTが開業すると、清原工業団地北駅(停留所)が栃木県グリーンスタジアムの最寄り駅(停留所)になるため、非常に便利になると同時に、バスに頼らざるを得なかった人達の足も格段に変わるでしょう。実際、宇都宮駅東口には企業バスという従業員専用の路線バスがあり、最寄りに家があっても乗っていけないという不便な状況があるものと思われます。
いいよねぇ、夢があって。でも、ワイらはその時この車両に乗ってスタジアムに行けるんかねぇ(ニヤニヤ)。<そこ、どっちがJ3に行ってるか想像しない!
・・・いや、だって、栃木は将来宇都宮競馬場跡地にできる陸スタに移行予定があるとかないとか。



SHV39_4811まだ少し時間があったので、東口の駅前イベント広場を散策。
宇都宮餃子の有名店の一つ、宇都宮餃子館のマスコット、スタミナ健太の石像が。



SHV39_4812カラーでお見せできないのが残念(笑)だったので、カラーの健太も併せてご紹介。



SHV39_4816さぁやって来た栃木県グリーンスタジアム。芝の状態が不安だったので、トイレに行きがてら見に行った。
・・・よかった、きれいな豆苗が植えられておりますわ(ギャハ)。<豆苗やめい!
では、去年の芝と比較して御覧下さい。



SHV39_4817こちらにも歓迎プリントが。
・・・勝ち点くーださい(ニヤニヤ)!



SHV39_4815さて、お腹が空いているので、ビストロトッキーになだれ込む(苦笑)。
最初は、スポーツカフェ92から「メガトッキーミートソースパスタ」。5食しかなかった限定品。通常サイズの2倍あるにもかかわらず、価格は1,000円と600円の通常サイズより200円割安になっております。



ミートソースの濃い味とトマトソースの酸味の一体感が素晴らしい一品。細麺なので、少し絡みにくいかなと思ったけど、美味いことには変わりない。去年果たせなかったことを、メガサイズで果たすとは(汗)。しかし「一枚岩チキン」は食えず・・・。


SHV39_4820仕方がないので、真岡市にあるブラジル料理の店であるダ ネイデの「シュラスコ」をば。この日は、ビストロトッキー肉祭だったからね。



肉のジューシーさが味わえる、普通に美味しい一品でした。肉が手軽に頂けるのがいいね。


SHV39_4821そして、先程のスポーツカフェ92で、レッドアイを一杯。ゴールデンウィークだからねぇ・・・とはいうものの、酒を飲む勇気が無く、ノンアルですけど(ニヤニヤ)。
言い方が悪かったのか、ノンアルだけ注いでよこしやがった(爆)。



SHV39_4822そのノンアルのレッドアイ片手に去年の「カブトスマイルフォト」を眺める
去年は5/3の京都サンガF.C.戦で行われていたんだって。



SHV39_4823・・・と、その中に、なぜかいたのがガクモン
何でオマエここにおんねん!思わず飲んでたレッドアイ噴いたじゃねーか!飲んでたレッドアイ返せ(ギャハ)!



SHV39_4826試合前、珍しく大木武監督が1人出てきて、手持ち無沙汰なのかボールをいじっていたのが印象的だった。リフティングやってたわ。
連敗中でどうしよう状況だったからなのか、はたまた策を練っているからなのか。その思いは監督しかわからない。



SHV39_4830負ければ全敗と後の無い中で行われた試合。
選手達は奮闘していました。前節ではあまり見られなかった振り抜く勇気を見せていたものの、それが枠に決まらない。あと少しなんだよなぁ・・・。あとは、シュートの精度かつ相手を脅かす勢いのあるシュートであってほしいねぇ・・・。正直に正面へとりあえず放ってみましたは、もう辞めた方がいいね。

岐阜がまごついているうちに、相手が追い付くというこれまでのパターンは、残念ながら今回も踏襲されてしまいました。後半11(56)分、相手のクロスを大黒将志選手にきれいに合わせられ、痛い先制点を取られてしまいます。
普通なら、ズルズルと行きかねない状況。ところが、相手もチーム状況が悪い最中失点しても挽回できると思いながらプレーしている部分も垣間見えました。
そして、苦しい中で迎えた後半40(85)分失点した直後に投入された山岸祐也選手がやっと決めてくれました。今シーズンアウェイ初ゴールは、ゴールが決められずもどかしい思いをしていた彼が決めてくれたのです。
リプレイを見て思ったのは、シュートが地を這わず立体的に放たれている点。この立体的にフィールドを使うというのが、今後の課題になるのではないかと思っています。
結局その後はこう着状態になり、1-1の引き分けに。

岐阜は勝つことができなかった。しかし、4月全敗という最悪の状況を脱し、半歩でも前進したという点では、とても大きな勝ち点1になりました。
一方で栃木は平成31年未勝利で終わることになった、かつ勝てる試合を捨ててしまったからなのか、試合終了直後、主にゴール裏からブーイングが・・・。何だ何だと思ったんだけど、その事実を知り、なるほどと思いましたわ。

ちなみに、この試合は元岐阜の選手が躍動ヘニキ選手と田代雅也選手がスタメンで、菅和範選手が控えに入っておりました



とりあえず、暗いトンネルから少しだけ出た状況の岐阜。だからといって順位はまだ変わっていないし、降格圏にいる事態も変わっていません。少しでも早く上の順位にたどり着くためにも、気の抜けない戦いは続きます。
そんな中で、また守備陣にケガ人が・・・。長倉颯選手に加え、攻守のキーマンだった宮本航汰選手もケガで離脱となりました。宮本選手は全治3ヶ月とやや重症。夏の終わりに出られるかどうかというふうになってしまいました。しばらくは中島賢生・永島悠史両選手がメインになると思うのですが、宮本選手と比べるとまだまだなところも。
・・・ここまで苦しむのは、何か呪われているんじゃないかと思うほど。残存戦力を結集して戦わないといけないのに、まだ出てこれない選手がいる。監督、とりあえずベンチ入りでもいいから入れてみなよと思わずにはいられない。


次の試合は、ホームでFC琉球戦。風間兄弟の対決という側面だけでなく、いかに勝つための試合をやるのかも注目したいところです。相手は台風の目のチーム。一筋縄ではいかんぞえ。


大木監督の目標である勝ち点70まであと61。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)