この高解像化技術は、「conditioning network」(調整ネットワーク)と「prior network」(事前ネットワーク)の2つを駆使するもので、まず「conditioning network」により任意の高解像度映像から低解像度の映像が何を写っているのかを判断し、そこに「prior network」が細部を埋め込みます。その結果、元々何が映っているかわからない低解像な映像でも、ある程度推測の段階ながらも、高解像になった映像が完成するのだそうで。恐らく、何回も繰り返して作り上げられたものなのでしょうけど、元の画像と比べても、あまり遜色のない正確性をサンプル画像で見るかぎりでは持っていると思われます。
これで防犯カメラに映った画像の解析度を上げて、犯人特定に一役買いそうではありますが、まだまだ正確性に欠ける部分もあるそうなので、今後は推測技術の向上に掛かってくるのでしょう。
まぁそんなことより、世の男子諸君は、『モザイクの取れる夢の機械完成』が実現するかもしれないということで心躍らせているんでしょうな。もう世の中にはネットを使えば無修(以下自主規制(笑))。

