2022年01月10日

冬の新アニメ2022 その7 その着せ替え人形は恋をする

冬の新アニメ2022、7回目はスクウェア・エニックスから刊行されている各週刊誌のヤングガンガンで連載中の「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」です。
かなり変わったタイトルだなというのが第一印象。着せ替え人形といえば、リカちゃん人形のような女性向けの物を思い浮かべますけど、今作は主人公がひな人形を作る職人なのよね。それだけでも意外なんですけど、その職人が・・・というふうになるそうなので、そのあたりがどう出るかいなぁ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は祖父の影響で、ひな人形の顔を作る頭(かしら)師を目指す高校生。しかしながら、彼は祖父には認められていたものの、未だ着付けの部分しか上手くいかないことに悩み、ひな人形作りに情熱を注ぎ過ぎたことと幼少期の出来事のためか、ひな人形にしか心を開けず、高校に行ってもクラスメイトとの話題に付いて行けない日々を過ごしていた


ある日、家のミシンが壊れたため、被服実習室にあるミシンを使ってひな人形の着物作りをしているところをクラスメイトの女子に見られてしまうサバサバとした別世界の人間という印象しかない彼女のイメージを持っていた主人公は、彼女がミシンを使える主人公に対し目を輝かせ、コスプレ衣装を作ってくれとまで懇願され・・・。


というふう。


初回は、主人公の変わった部分を前半で語り尽くし(苦笑)、後半は主人公とヒロインとのボーイズミーツガールな展開(前半で会ってはいたけど、気にしない(ニヤニヤ))を上手く描いていましたね。そしてミシンの扱える主人公を見たヒロインの積極的なこと文字通り一肌脱いでおりました(ニヤニヤ)。<意味が違う。


この出会いにより、コスプレイヤーと衣装制作者の凸凹コンビが生まれたんですけど、これがどう恋愛関係に発展するのか、ちょっと楽しみではありますね。掴みに関してはOKだと思います。あとは、主人公とヒロイン以外でどう盛り上げていくかが課題でしょう。今回は実質2人の関係性だけがクローズアップされただけですし・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2018年07月20日

夏の新アニメ2018 その15 ハイスコアガール

夏の新アニメ2018、15回目はスクウェア・エニックスの月刊マンガ雑誌「月刊ヤングガンガン」で連載されているマンガが原作の「ハイスコアガール」です。
この作品、2013年に発表され、恐らく数年以内に放送予定だったのではないかと思います。なぜそれができなくなったのかというと、許諾関係の問題をクリアせず連載を行っていたことが発覚したからですね。
その一件で、最終的には和解できたものの、数年間連載を止めざるを得ない状況になりました。連載再開から数年して、やっとアニメ化が動き出して、今に至るわけです。
まぁ、著作権の問題はきちんとクリアしないといかんわねと思います。ましてやスクウェア・エニックスという会社が、そんなことを知らないわけがないと思っていたのに、この体たらく作者の脇も甘いですが、編集者も売れればいいではなく、きちんとやるべきだと思いますね。同じことをまたやったら、今度は連載を潰されかねないのですから。

さて、いよいよ始まったということで、期待していた人も多いんじゃないかなと思います。かくいう私もその一人。原作のどの部分までやるかわかりませんが、原作は佳境に入っているとのことなので、最後まで2期とかになってもいいので、突っ走ってほしいねぇ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は何にも取り柄の無い小学生。ただ一つ、取り柄があるといえば、ゲームだけ。しかし、当時のゲーム、いわゆるゲームセンター(以下ゲーセン)はガラの悪い人達が詰め寄る危険な盛り場の印象が強かった。

そんなゲーセンでは、格闘ゲーム「ストリートファイターⅡ」が大ブーム主人公はガイル使いとして名を馳せていた。ところが、そのゲーセンの雰囲気に似つかわない女子がいた。そこでザンギエフを操っていた女子は、何と同じ小学校にやって来たクラスメイトだったのだ。
とてつもなく強い彼女にコテンパンにやられた主人公は己のプライドを捨て、ハメ技など人として低俗な行動をしてまで彼女に勝ったのだが、その代償は大きく、筐体を蹴った際の煽りを受けただけでなく、彼女から激しいビンタを食らうことになったのだった・・・。



というふう。


この作品は、アニメでありながらトゥーンレンダリングという過去ゲームでも使われた技術で描かれているため、さながらノベルゲームを見ているかのような錯覚に陥りましたね。もちろん作品の展開も悪くなく、特に当時のゲーム事情を知っている人はもちろん、ゲームを知らない人でも解説等で深く知ることができて面白かったのではないかなと思っております。
主人公が結構卑屈でとても共感できない人物ではあるものの、人間的にわからんでもない部分も。ヒロインになるであろうクラスメイトは大金持ちの娘で、拘束時間も多いのに、あれだけのゲームの上手さを見せるわけですから、天性のものがあるんでしょうね。両極だけど、根っこは一緒なのかもね。同じゲーム好きとして。
実際のゲームも見られ、かつそれを取り巻く人間模様もよくできている。だからこそあの問題でつくづく損をしてるんだなと。本編は、今後の2人の関係も気になるところです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2015年07月06日

夏の新アニメ2015 その5 WORKING!!!

夏の新アニメ2015、4回目はスクウェア・エニックスの月刊誌ヤングガンガンで連載されていた「WORKING!!」の第3期「WORKING!!!」です。
連載に関しては昨年終了し、現在はWebで連載されているとのこと。そのため、今期で最後(完結)になるのではないかと思います。
しかし、放送体制が少しだけ変わり、関東圏とBSの放送は少し深い時間に変更され、関西圏の放送も若干の変更を伴っています。そして一番変わったのは東海3県での放送これまでは中京テレビでの放送だったのですが、編成上の都合で中京テレビでは行われず、代わりにテレビ愛知での放送に切り替わりました。これにより、関東圏やBSのような時間帯ではないものの、同日放送になりましたが、代わりに岐阜や三重で視聴していた人は、BSでの視聴を強いられることになりました


あらすじは続きモノなのでなし。相変わらずワグナリアでは変わり者達が店を切り盛りしております(笑)。


さて、第3期にもなってきているので、新規視聴者への配慮という面でおざなりになりがちではありますが、とりあえず第1話を見た感じでは、初見の人にもほぼわからないというふうにならずに進行できたのではないかと思います。ただ一部、小鳥遊(たかなし)宗太の特徴である小さいもの好きを紹介するために、過去の出来事を絡めた話になってしまったのは残念なところ(初見の人には、障子が一体何者なのかを掴みにくかったと思われ)ではありましたが、原作準拠ということを考えれば仕方ないのかなと思います。まぁ、冒頭の数分で、ぽぷら視点で各キャラの端的な紹介ができていたし、本編でも各キャラの性格がしっかり反映されていたのではないかと。
そして、相変わらず面白いですね。各キャラの個性が立っているのと、特に何回も見ている人なら「絶対アイツは何かしでかすに違いない」というのを予測できるので、ますますニヤニヤできるんですね。できることなら、何回も見てその味わい深さを楽しんでもらいたいなと。


この作品、毎度見ても面白いし、よくできていますこれで終わりになるのはもったいないくらいですわ。初見の人は、できることなら第1期・第2期の観賞を推奨します。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:57Comments(0)TrackBack(0)

2014年04月19日

春の新アニメ2014 その17 マンガ家さんとアシスタントさんと

春の新アニメ2014、17回目はスクウェア・エニックスのガンガンシリーズで連載されていた「マンガ家さんとアシスタントさんと」です。
現在は連載を終了したものの、2013年から新シリーズ(続編)で連載中とのこと。非常に珍しい既に原作終了した作品からの作品展開になります。
ただ、この人の作品、過去に「ドージンワーク」という作品がアニメ化されたものの、放送時間はかなりド深夜(特に名古屋では伝説にもなっている早朝とも言える放送だった)だったんですねぇ。そして、今回の放送も東京以外はBS・CS・ネット放送のいずれかでしか見られないといういわくつき作品になってしまいました。はたして、この作品大丈夫なのか(汗)?


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公愛徒勇気はマンガ家・・・ではあるが、一歩間違えればただの変態でしかない(笑)。そのアシスタントを務める足須沙穂都はそんな愛徒を手間の掛かる子供と思いながら手伝っていた。時にやって来る編集の音砂みはりに手を焼かれながらも、今日も緩やかな日常が過ぎていくのだった・・・。


というふう。


実質13分しかないショートアニメながらも複数話詰め込む形で進行しておりますが、テンポは非常によく、めまぐるしい展開ながらも作者の変質者っぷりと女性陣の半ば呆れているかのような見方はしっかりと伝わってきています
惜しむらくはこれを30分でしっかり見せてほしかったという部分ですけど、これは仕方ないのか・・・。あとは前述のとおり、地上波で放送しているのが東京くらいなところでしょうか。ホントに残念至極ですね。


放送局・放送時間の詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:55Comments(0)TrackBack(0)

2014年04月12日

春の新アニメ2014 その8 一週間フレンズ。

春の新アニメ2014、8回目はスクウェア・エニックスから刊行されている「月刊ガンガンJOKER」で連載されているマンガが原作の「一週間フレンズ。」です。
イメージイラストで見る限りでは、水彩画で描かれているような、素朴なイラストになっていますね。内容を知らないのであまり注目度は高くないですが、前評判はそれなりによかったような気がします。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公の長谷祐樹は数学が苦手な高校2年生。彼はクラスメイトでいつも一人でいる藤宮香織のことを気に掛けていて、ずっと友達になりたいと思っていた
友人のアドバイスもあり、意を決して彼女にアタックしたものの、最初はけんもほろろに断られてしまう。しかし、祐樹はそこであきらめず必死に彼女へのアプローチを掛け、徐々に距離を縮めていった

時に一緒に弁当を食べ合ったり、一緒に出かけたりする仲にまで発展したものの、金曜日に突然友人関係の解消を告げられてしまう。というのも、彼女の記憶は一週間経つと、家族との関係といった例外を除き、全てリセットされてしまうからだ。

そして、月曜日。そこにいた香織は、先週の彼女とは違っていた。また出会った時の彼女に戻っていたのだ。
彼女の言葉が事実であったことに驚愕すると同時に、うちひしがれる祐樹。何とかして彼女との距離をいつまでも縮めたままにできないものかと奮闘することになる。



というふう。


この作品は、想像以上に切ないですね。1話丸々使って彼女の症状を描いているのですけど、まるでつみき崩しでもやっているかのように全ての記憶が無くなっちゃうんですね。その時点で涙腺の弱い人はぶわーってなるんじゃないのでしょうか。下手なドラマより心揺さぶられますわ。
もうこのまま終わっていいんじゃないかとか思ってしまったのですけど、それじゃあ物語が進まないので、今後いかに主人公が彼女との間の友情を築いていくのかが気になるところですね。
もうホントに切ない。切なさ炸裂!<マテ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)TrackBack(0)

2011年10月07日

秋の新アニメ2011 その5 WORKING'!!

秋の新アニメ2011、5回目はヤングガンガンで連載中のマンガが原作の第2期になる「WORKING'!!」です。
第1期は昨年春に放送され、大好評を収めました。2011年になってからは、夏にBS・CSや一部地域で放送されるなど、第2期への希望が高まっていました。そこに来て第2期の放送。前評判は上々の中、どういうふうになったのでしょうか。

あらすじに関しては、前期の続きということになるので割愛。


一番気になったのは、前を見ていない人にもすんなり飲み込めるかという点でしたが、その点に関しては稀有に終わったようです
ハイテンションかつノリのいい、ボケとツッコミがいい具合に利いた展開は相変わらず冴えているなと。一応1回目でキャラの人となりはわかったのではないかと思います。このわかりやすさが続けば、一見さんお断りにならないんじゃないかと思われ(ただ、私自身は第1期も見ているかつマンガも全巻買いして読んでいる人間なので、逆によく知っているからこそそう感じられたのではないかと不安に思ってもいる)。
そして、原作の雰囲気もきちんと出せていたので、原作を読んでいる人間にも納得できるのではないかと。

あとはオープニングアニメも決まってましたねぇ今回はちょこっと的にしか出てなかった山田葵がそれなりに前に出てきているので、いい意味でアクセントが利いたものになってますね。

一部制作スタッフが変更されています(声の出演は変更なし)けれども、現在のところ、それが悪い部分となって出てきていないですね。ただ、イラストがベタ塗っぽくなってないかなと。うちのテレビのせいなのか(苦笑)?


放送局などの詳細は「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:43Comments(0)TrackBack(0)